結局、どのカメラを買ったらいいのか?(初心者の映画制作講座)
「結局、どのカメラを買ったらいいのか?」
今回は、究極の質問に、ズバッと回答してみたいと思います。
カメラをどれを買うべきか、というのはなかなか根深い悩みでして、皆さんそれぞれ、お困りのようです。
僕のところにも、カメラについての多くの質問が来ます。
それらの質問は、だいたい次のものに集約されます。
とにかく自分の思う最高の映像を撮りたい
しかし金は無い
どれを買ったらいいのか分からない
・・・なかなか回答に窮します。
さて、ズバッと回答する前に、優等生的なアドバイスを書きましょうか。
カメラ信仰がすごいのは分かるが、カメラがすべてじゃない。
機材で作品の面白さが変わるわけじゃない。
機材もそれぞれ、一長一短がある。
メーカーそれぞれ、得意なシチュエーションがあったりする。
そもそも、映像はカメラだけで成り立つわけじゃない。
・・・とかうじゃうじゃ・・・。
質問される方は、こういうことを聞きたいのではないんですね。
さあて、そろそろズバッと答えましょう!
●まず、カメラにいくら出せるか、考えてください。
●その金額で買える、一番いいやつが、答えです。
以上!
間違っても、「最新」とか「流行」といった言葉の中に、あなたの求める答えはありません。
優れた作家なら、どんなカメラを使ってもいいものを撮ります。
腕のいい料理人なら、冷蔵庫の残り物でおいしいもの作っちゃいますよね。
「このカメラが欲しい!」という気持ちは、時代によって変化します。
欲しいカメラのタイプも変化します。
作りたい作品も変化します。
僕はこれまで、何台もカメラを変えてきました。
アナログからデジタルになり、ビデオカメラから一眼レフになり、アクションカメラを導入したり。
でもね、僕が作りたい作品に、そのことは何ら影響はありません。
僕のアドバイスに従ってカメラが準備できたら、あとはいっぱい撮影してみるのです。
作品を作ってみるのです。
あなたとそのカメラの組み合わせが、いい作品を生み出し始めるのです。
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