見出し画像

結局、どのカメラを買ったらいいのか?(初心者の映画制作講座)

この記事は、「映画/動画が作れるようになるメールマガジン」の過去のものからピックアップしてご紹介しています。

「結局、どのカメラを買ったらいいのか?」

今回は、究極の質問に、ズバッと回答してみたいと思います。


カメラをどれを買うべきか、というのはなかなか根深い悩みでして、皆さんそれぞれ、お困りのようです。

僕のところにも、カメラについての多くの質問が来ます。
それらの質問は、だいたい次のものに集約されます。

  • とにかく自分の思う最高の映像を撮りたい

  • しかし金は無い

  • どれを買ったらいいのか分からない

・・・なかなか回答に窮します。


さて、ズバッと回答する前に、優等生的なアドバイスを書きましょうか。

  • カメラ信仰がすごいのは分かるが、カメラがすべてじゃない。

  • 機材で作品の面白さが変わるわけじゃない。

  • 機材もそれぞれ、一長一短がある。

  • メーカーそれぞれ、得意なシチュエーションがあったりする。

  • そもそも、映像はカメラだけで成り立つわけじゃない。

・・・とかうじゃうじゃ・・・。

質問される方は、こういうことを聞きたいのではないんですね。


さあて、そろそろズバッと答えましょう!

●まず、カメラにいくら出せるか、考えてください。
●その金額で買える、一番いいやつが、答えです。

以上!


間違っても、「最新」とか「流行」といった言葉の中に、あなたの求める答えはありません。

優れた作家なら、どんなカメラを使ってもいいものを撮ります。

腕のいい料理人なら、冷蔵庫の残り物でおいしいもの作っちゃいますよね。


「このカメラが欲しい!」という気持ちは、時代によって変化します。
欲しいカメラのタイプも変化します。
作りたい作品も変化します。

僕はこれまで、何台もカメラを変えてきました。
アナログからデジタルになり、ビデオカメラから一眼レフになり、アクションカメラを導入したり。

でもね、僕が作りたい作品に、そのことは何ら影響はありません。

僕のアドバイスに従ってカメラが準備できたら、あとはいっぱい撮影してみるのです。
作品を作ってみるのです。

あなたとそのカメラの組み合わせが、いい作品を生み出し始めるのです。


■iPhoneでビジネス動画を作る新刊です!

僕の30年近い映像制作経験と、20年の初心者指導経験がギュッと詰まってます。
2023年4月11日発売。
書店で見かけたらぜひ手に取ってみてください!!
Amazonでもぜひ!!

いいなと思ったら応援しよう!