スタッフはたくさんいればいるほど助かる??
脚本ができ上がりました。
いろいろ紹介してもらって、役者も揃いました。
わあ、ついに映画が作れるぞ、とわくわくしてきます。
でも待てよ、と考えます。
スタッフがいないぞ、と。
そして声をかけます。
「映画作るんです。スタッフを探してます。やる気だけあれば経験問いません!」
世の中はうまくできていて、がんばっている人、動いている人には人が集まってきます。
「時間があったら手伝います!」
「行けたら行くよー」
「まったく知識ないけど、雑用でも何でも言ってね」
うれしいなあ。
みんな、ありがとう!!
スタッフが2〜3じゃ少ないなあ。もっともっと手伝ってほしい!
こうやって、10人くらいの“時間があったら”スタッフが集まります。
(撮影当日)
かけずり回り、バタバタし、電話をかけまくり、パニくっている監督の姿が見えます。
役者は撮影が始まるのを待っています。
スタッフは、監督の指示を待っています。
みーんな、監督の指示を待っているのです。
スタッフはたくさんいるのに!
でも彼らは動きません。
動けないんです。
何しろ、「時間があるから来てみた」のです。
「指示」を待っているんです。
こういったスタッフ候補はもちろん、とても大切にしないといけません。
ただ、せっかく来てくれたのにその存在を活かせないのは、事前に役割を決めたり組織作りをしていない監督の責任です。
スタッフ集めは、数ではありません。
知識や経験はあるに越したことはありませんが、それよりもどれだけまとまっているか、です。
撮影までに、自分たちで動ける組織を作らないといけません。
個人的な感覚で言うと、作品の規模にもよりますが、大勢のスタッフ組織よりも、少数精鋭の方がうまくまとまる気がします。
では、最低限のスタッフ構成とは?
自分の作品に最適な組織図とは?
いずれこのnoteでもお話ししていきます。
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