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【蔚山編】海外経験皆無の神戸サポが1年で韓国に2回行って勝ち点3を取りに行った話

こんにちは、karuです。
今年も【ヴィッセル神戸アドベントカレンダー】に参加させて頂くことになりました。

最後に記事を書いたのは…ええ?!昨年のリーグ戦初優勝の後!?
1年以上経過していて、時の流れ(自分のサボり具合)に驚くばかりです。
何かのきっかけが無ければnoteって中々書けないので、この企画に感謝しています…ありがたや。


さて、今シーズンはヴィッセルの強さはもちろん、サポーターとしての経験値をグッと引き上げることが出来ました。

karuさん(実質)初めての海外へ。
(実質というのは、2〜3才の頃にハワイに行ったらしく、母代筆の署名でパスポートを取ったことがあるそうです。覚えてるわけない)

ご時世が明け、3度目のACLでようやく自由に遠征ができるようになりました。
近場の韓国には絶対…という目標を立て、しかも2回も行けたのは大きかったです。

蔚山(ウルサン)と浦項(ポハン)。
同じ釜山からの発着で似たような旅になることを予想していましたが、全然違いました。

今日明日で記事を蔚山編&浦項編に分け、
旅の方法やスタジアムの環境、そして実際行ってみてどうだったのかをご紹介できればと思います。
よろしくお願いいたします。


  • 心強い味方

実は元々蔚山に行く予定はありませんでした。

というのも、ある不安が頭をよぎりまして…
『初めての海外。高校時代赤点取ったことあるくらい英語が苦手(時効)なのに、女性1人で行って大丈夫なのか』と。

でもそんな不安を払拭してくれる心強い味方が登場しました。

それはツアーを催行してくださった
日本ツアーサービス(JTS)様です。

関空発着の飛行機・入出国に必要な書類・スタジアムまでの往復バス・宿泊(東横イン)・試合のチケット・朝食・観光案内…
遠征に必要なありとあらゆるものを全て手配してくださいました。

また、お金やコンセント事情・ホテルで有料になるもの(韓国だと歯ブラシやカミソリ)など、現地の情報も事細かにしおりに書いてくれています。

ツアーを利用したことでトラブルが無く、私だけでなく家族も安心して送り出してくれました。
本当に助かりました。


  • いざ韓国(釜山)へ

12月の浦項も同じ便です

10月23日(水)、当日現地入り。
私たちツアー組のほか個人の方も多く、機内はもはや神戸サポチャーター便でした。
(去年の新潟戦で乗ったピーチもこんな感じだった)

関空から蔚山までは約1時間半。
修学旅行で行った那覇より近いです。
こんな身近に海外って行けちゃうんだな…と少し驚きました。

座席の注意書きがハングルってだけでテンション上がった

まずは行きの飛行機で私と隣の座席になったツアー組の皆さんとご挨拶。
遠征歴を聞いてみると、

『19年のUSAツアーに行った』
『20年の最初のACL遠征(コロナ禍前)に行った』

どうやら私は猛者の集いに入ってしまったようです。
心強く素敵な皆さんと過ごす2日間の幕開けです。


帰りの写真ですが…こんな景色

着陸体制に入った時、景色が凄くて思わず口が開きました。
韓国に行ったことのある方なら分かると思いますが、数えきれないほどの高層マンションが立ち並ぶ光景。

『本当に海外来ちゃった…』とつぶやきました。

そして釜山に到着。

こういう案内看板一つ取っても全部ハングル。
何もかもハングル。
新鮮味がありました。

ここからバスでホテル→スタジアムへと向かうのですが、それまでに空港で腹ごしらえ。

プルコギバーガー
袋にはナゲットとポテトが入ってて、ここにチーズパウダーをin。シャカシャカして頂きます

日本でも有名な"ロッテリア"。
本場韓国で頂いてみました。
プルコギバーガー、ちょうど良いマイルドな辛さでサイダーとの相性抜群でした。

で、そのサイダーなのですが…

2〜3ヶ月分飲みました。
デカい。


  • ホテル経由してスタジアムへ

さてここからは試合モード。
ホテルは"東横イン蔚山三山洞(サムサンドン)"。
スタジアム近くのホテルで、空港からはおよそ1時間になります。

ホテル外観
部屋は実家のような安心感

一番良かったのは日本の規格にも対応するUSB端子の充電口が備え付けられていたことです(ベッドの横)
おかげで2日間変換プラグを使わずに済みました。

東横インという事もあり、日本のホテルと仕様はほぼ同じで不便に感じることはありませんでした。
ただシャンプー・リンスなどのボトル類が壁付けでちょっと出しにくかったので、自分の物を持って行っても良かったかな…と思いました。

2日間このバスを使いました。
内装に韓国らしさが出てます。
あと右側通行なので運転席は左ハンドルです

赤髪を結び、いざスタジアムへ。

遠征直前にスタジアムが変更になり、
今回は"蔚山総合運動場"(うちで言うところのユニバー)になりました。
本来の開催予定場所であった"蔚山文殊サッカー競技場"からは車で約15分。それほど遠くないのでスケジュールに影響が無くて安心しました。

紙チケも海外ACLの醍醐味。デザインが好きです。

バスの中でチケットが配布されたのですが、蔚山も浦項も全席指定でした。

スタジアム正面玄関。
ここから選手やスタッフが出入りします。

スタジアムに到着。
これも海外遠征の凄いところなのですが、至近距離でバス待ち出来ます。
蔚山の皆さんがうらやましい…。

後部窓にはヴィッセルの試合告知が!

まず到着したのは蔚山の選手&スタッフ。
バスに描かれてるクラブマスコットの"ミタ"ちゃん(トラ)がめっちゃ可愛い!
あまりにも可愛いので帰国後調べてみたら、
Kリーグのマスコット総選挙(班長選挙)で1位を獲ったそうです。
長崎のヴィヴィくんのようなタイプかもしれません。強い。

デカミタちゃんがお出迎え
ヴィッセルの選手バス

現地には約300名の神戸サポーター。
精鋭です。熱量が違います。
この人数でいつものノエスタのゴール裏くらい声量出てました。


  • スタジアム&周辺の写真を色々と

ヴィッセル側入場口(ゲートは左にあります)
場外のテント売店。
キャプテンマークうちでも売って欲しい。
13000ウォン(約1300〜1400円)
ビジター側に歓迎の幕が。
現地の方もグッズ売店や手荷物検査(カバンの奥底まで見てくれる)、
とても丁寧&親切でした。
座席後ろは広々コンコース。
前の画像にある車椅子席からも移動がしやすい配慮がなされています。
お手洗いは電光掲示板下の柵の中です。
チケットには10列目と書いてましたが、実際は2列目でした(ビジターは全6列)。
一方蔚山側は2層構造です。土日はもっと来てると思います。
試合中控え選手のウォーミングアップもこの辺で。
推しが近くで見れて嬉しかったです。
ビジョンは新しい機種でしょうか。
画質がとても良かったです。

スタジアムの高さや見え方ですが、予想以上に良かったです。
陸トラを挟むけれど、さほど遠く感じない。
味スタ前列くらいの距離感でした。
程よく全景も見渡せます。

正直なところ、本拠地である文殊の方に行きたかったですが、ここに行けることも中々無いので貴重な経験になりました。
それと、スタジアム周辺では子どもたちがサッカーボールを蹴っていて(学校帰りかな?)、地域にサッカーが浸透している光景が見られました。

天候は晴れ。
夜は結構冷え込み、
トレーニングウェアの上からユニフォームを着ていました。日本よりは寒かった。
ただ12月の浦項を思えば全然暖かいです…

試合は2-0で勝利。
今季アウェイACL初勝利を掴めたのは大きかったです。

そして韓国に行って良かった最大の理由。

ウヨンに会えたこと。
優しい人柄で本当に大好きな選手です。
アジアのNo. 1を争う舞台で再会出来た奇跡。
現地でしか味わえないドラマがそこにありました。
ウヨンの活躍をこれからも願っています。

夜のデカミタちゃんは光ります。
可愛い。

試合が終わりバスに乗る前、蔚山の男性サポーターさんに声をかけられました。
日本語で『勝利おめでとうございます』と。
片手でハート半分を差し出してくださったので、私も手を合わせてハートを作らせて頂きました。
(🫶←こんな感じ)
優し過ぎる…!
寒い気候の中、心が温かくなりました…!

言葉の壁もある中、声をかけるって凄く勇気のいる行動だと思います。(しかも私赤髪なので)
試合が終わればノーサイド。
サッカーを愛する者同士、海を越えて繋がりを感じられました。
逆にカタコトの"カムサハムニダ"しか言えなかったので、もう少し韓国語勉強しようと思いました汗

夜は添乗員さん&何人かのサポーターさんとホテル近くで祝勝会。色んな話が聞けました。


  • 釜山観光へ

東横インのビュッフェ朝食。
ちょっと食べ過ぎた…

一晩寝て朝食を頂いた後、バスで釜山へ戻り観光へ。
3時間ほどあったのでロッテモールでお土産をたくさん買い、近くのカフェでゆっくりしてました。

ロッテモールめっちゃキレイでした。
お手洗いやパウダールームの設備も充実しています
ロッテモールの展望台から1
ロッテモールの展望台から2

ツアーを通して私と同じく女性1人でいらっしゃったサポさんと出会い、バス移動・試合・観光をご一緒させて頂きました。

私の妹がピアスを空け、お土産に新しいデザインのピアスを買いに行ったのですが、どれが似合うか一緒に考えてくださり決めることが出来ました。
また海外経験者で、普通のレジと別に免税用のカウンターがあるという事も教わり、しっかり安く買えました(私1人だと絶対知らなかった)。

優しい方で、本当に心強かったです!
ありがとうございました!

これだけ揃って20000ウォン後半。
  • 最後に
    初めての海外旅。
    行く前は不安もありましたが、
    この2日間、全力で楽しめたのはツアーに携わる方やご一緒した神戸サポさんのおかげです。
    この場を借りてお礼申し上げます。

    次は浦項の話。
    新婚旅行という名の戦いに行って来ましたので最後までお付き合い頂けると幸いです。

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