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エールを届けるために。〜ダビド会立ち上げから寄せ書き企画に至るまで〜
こんにちは、karuです。
ついに!ついに優勝しましたね(泣)
小学生の頃から20年間応援してきたヴィッセル、夢が叶った瞬間に立ち会えて本当に幸せでした!
まだまだ余韻に浸ろうと思います!
さて、この度ご縁があって[ヴィッセル神戸アドベントカレンダー]に参加させて頂くことになりました。
ずっと温めていた内容がありまして…それは『ダビド会』についてです。
"たけのこ王子"こと菊池流帆選手を愛するサポーターのコミュニティを拡げるため、昨年生まれたダビド会。
立ち上げから寄せ書き企画まで、関わってくださった皆さまに感謝の気持ちをお伝えしたくこの記事を作りましたので、お時間があればご一読頂けますと幸いです。
(ところどころ私個人の心境も入っていますがご容赦ください)
余談ですが流帆選手のいぶき復帰日(10/4)に合わせて、アドベントカレンダーを4日に指定しました。
それではどうぞ。
※記事作成にあたり、事前にお名前掲載の許可を得ております。ご協力ありがとうございます。
立ち上げたきっかけ
遡ること2022年の7月、私は磐田にいました。
Xのアイコンにもしている流帆選手のゲーフラを携え、向かったのは豪雨のヤマハスタジアム。
当時は声出し出来ない状況でしたが、精一杯応援をし掴んだ勝ち点3。
もちろん、流帆選手もメンバー入りしていました。
試合後ゲーフラを掲げていると、1人のサポーターさんから声をかけられました。
その方も流帆選手を応援されている方で、雨の中色々な話をして意気投合しました。
その中で出てきたのがこんな話でした。
『流帆選手のファン同士で写真を撮ったり交流する場があるといいですね』
いいな…やってみたい。
これが立ち上げるきっかけになり、最終節で呼びかけることになりました。
(後にあったTHE VISSEL一日店長のイベントでも同じ話題が出て、それも後押しになりました)
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突然のリリース
23年シーズンが開幕して間もない頃、もう一度ダビド会をやろうと思っていた矢先の出来事でした。
DF菊池流帆選手(26)は、3月4日(土)にノエビアスタジアム神戸で行われた2023明治安田生命J1リーグ第3節のガンバ大阪戦で負傷し、神戸市内の病院にて検査を行った結果、左膝前十字靱帯損傷と診断されました。全治は約8ヵ月の見込みです。
ショックでした。言葉が出ませんでした。
けれど直ぐ動かなければと思いました。
リリースが出た直後、最初のダビド会に参加してくださったサポーター、ぽんさんからDMを受け取りました。
『流帆選手に私たちから何か出来ないか…』
2人で一緒に考えるうち、決心はどんどん固まっていきました。
ダビド会として出来ることは何か。
試合は翌日に迫ってる、今動かなくてどうするんだと。
こうして寄せ書き企画は急ピッチで進むことになりました。
活きた経験
試合が翌日に迫る中、大急ぎで寄せ書きの準備を始めました。
時間帯・場所・注意点・Twitter(X)での告知…
ここで活きたのは1回目のダビド会での経験でした。
当時集まった人数(約20名)から雰囲気が掴めていたのもあり、スムーズに検討出来ました。
そして物品の調達。
近所の百均でブルーシートと油性ペンを購入。
旦那も押入れからガムテープ等必要な物を引っ張り出してくれ、色々協力してもらいました。
正直な気持ち、当日まで不安でした。
人は来てくれるだろうか…
突然トラブルが起きたらどうするか…
この日の夜、中々眠れなかったのを覚えています。
予想以上の反響
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寄せ書き当日、
春先にしては暑かったですが試合前の2時間半はあっという間に過ぎました。
気付けば寄せ書きのフラッグはメッセージでビッシリ埋まっていました。
顔馴染みの方はもちろん、
ツイートを見て来てくださった方、
サポーター仲間から聞いて駆け付けてくださった方…約200名の方にお越し頂きました。
中にはスタグルやグッズの差し入れをしてくださった方もいらっしゃいました。
参加してくださった方から最も言われた言葉は、
『メッセージを伝えられて嬉しい』でした。
改めてやって良かったと思いました。
ここからはお話していなかった内容ですが、
ヴィッセルのスタッフさんから挨拶(幹部の方)、テレビ・ラジオの取材も受けました。
しかも皆さん、サポーターさんから聞いた情報やハッシュタグを見て駆け付けたと。
人や情報の繋がりの凄さを感じました。
エールをより良いものにする為に
寄せ書きが無事に終わり今度はどういった形で届けるか、ぽんさんと現地やDMで会議を重ねました。
これだけ多くのメッセージをしっかり届けたいと思い、考えたのは集合写真でした。
一つアイデアとして浮かんだのは文字パネル。
より良い形を追求すべく、何度も話し合いました。
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PCで文字を作り、段ボールで切り抜く。
持ちやすいように棒を付けるのは、ぽんさんの発案です。
撮る場所やどんな撮り方をするかなど…こうして色々と考える時間は本当に充実していました。
同時にサポーターの皆さんのメッセージをしっかり届けたい、
流帆選手に元気になってもらいたい、
流帆選手を通して生まれた繋がりや後押しする雰囲気をもっと出していきたいと、気持ちも強くなっていきました。
そして迎えた写真撮影…
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サポーターの皆さんで一致団結した素晴らしい写真が完成しました。
届いたエール
そして5/3、
ついにご本人からメッセージが届きました。
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感無量でした。
本当にこの企画をやって良かったと思いました。
『一つ一つ読ませていただきました』というメッセージに、ご本人のサポーター想いである一面を感じました。
後日10/5のいぶき公開練習でお礼を伝えに行ったところ、『こちらこそありがとうございます』とお返事を頂きました。
とても緊張しましたが、メッセージや撮影に参加して頂いた皆さまの想いは届いていると確信しました。
企画を通して…
この寄せ書き&写真撮影の企画を通して感じたこと。
それは
『サポーター1人1人の想いは選手に必ず届く』
ということです。
負傷という予想外の形で企画を立ち上げることになりましたが、
いつも試合を通してパワーを貰っているので、今度は私たちがエールを届ける番だと思い、ただ真っ直ぐな気持ちで企画を進めました。
そのエールがご本人に無事に届き、本当に良かったです。
今もこれからも流帆選手を、そしてヴィッセル神戸を応援し続けようと思います。
最後に企画に参加してくださった全てのサポーターさん、そして企画を一緒に立ち上げてくれたぽんさんに心から感謝しています。
来季の流帆選手の活躍に期待しながら、この記事を終えようと思います。
皆さま本当にありがとうございました。