神戸サポが初めての神戸マラソンを走り切った話
"とにかく完走"を目指した神戸マラソン。
無事完走することが出来ました！
残念ながら旦那は途中で脚を痛め(今は大丈夫です)、20km台前半でリタイアしてしまいました。
何としても旦那の分まで走らなければ、その思いで脚を前に前に運びました。
42.195kmの長旅、間違いなく人生で一番大変でした。
旦那が離脱して1人になって以降、一気に不安が押し寄せ、どこで頑張るか(走るか)or歩くかの選択を迫られました。
脚がとにかく重く、どんなに走ってもkm看板が中々出てこない。
『何でこんな過酷なものに応募してしまったんだ…マラソン舐めてた…』と後悔の気持ちが何度も溢れました。
関門との戦いも相まって必死になっていた私、この時の記憶はかなり飛んでいます。
折り返しの復路はとにかく何も考えないようにしようと思いながら走りました。
そんな中励みになったのは沿道やボランティアさんの応援でした。
ヴィッセルコールしてくださった皆さん、沿道に駆け付けてくれたサポさん、本当に力になりました。ありがとうございました。
またスマスイ付近にいた母校の後輩(卒業生です！といったらとても喜んでくれました)、
私設エイドで食べ物やスプレーの差し入れをしてくださった皆さん(中でも30kmでのコーラが最高でした)、
人の温かさを感じ、何としてもゴールを目指すんだと決心しました。
そして噂に聞いてたバイパス〜神戸大橋。
辛かったです、本当に辛かったです。これ登れるのかと不安になりました。
ボランティアさんの声援をもらい、ただ脚を前に運ぶことだけを考えながら乗り越えました。途中ヴィッセルサポさんと出会い『頑張りましょう！』とお互い励まし合いました。
この山を乗り越え最後の42km看板が見えた瞬間、気付けば私は泣いていました。
そして旦那と再会した時、声をあげて号泣しました。(旦那もよく頑張った！)
グロス6:01:11
ネット5:49:48
この数字はこれから再びマラソンを走ることになっても一生忘れることのない数字です。
マラソンを走りたいと思ったきっかけは小学生の頃、父が別の大会でフルマラソンを完走したことと、毎年サンテレビで観るヴィッセルユニを着たランナーの皆さんの姿でした。
大変でしたが、大好きな地元神戸で42.195kmを走れて幸せでした。
今は何も考えられないくらい脚が痛いですが、頑張った勲章としてゆっくり治そうと思います。
次走るとすれば、今度こそ旦那と一緒にゴールしたい。
でも、また走るかはもう少し考えさせてください！
走った皆さんもボランティアさんも沿道の皆さんも本当に本当にお疲れ様でした。
また何かしら神戸マラソンで関われる日が来ることを願って…。
#神戸マラソン
#本番記録