母から教わったこと
思い返すと、母から教わったことってたくさんあるなと思います。
こういう時はこうするんだよとはっきり言われたことではなくても、近くで見ていて感じたことはそのまんま教えてもらったことに繋がっています。
大きなことではなくてほんと小さなこと。
例えば宅急便の人や誰かがうちに来て用事が終わってドアを閉める時は聞こえないようにしばらくしてから鍵を締める。
お料理を盛りつける時は7分目くらいにすると美味しそうに見える。
お味噌、お醤油、お林檎など「お」を付けるようにする。
こんなほんのちょっとしたことです。
母親と子供は特に結び付きが強く、影響を与えることも多いですよね。
私は下の娘が成人してすぐ家を出てしまったので、そういったことを教えられずにきてしまいました。
私が母から教わったことを娘に伝えることが出来ていないと思います。
今は離れて住んでいるので、会った時もなかなかこういう話にならないです。
だけどこういうことは他の人からは教わる機会ってないと思うので、気づいた時には伝えていきたい。最近そう思うようになりました。
母親の役割ですね。
上の息子とはとても仲良かったです。
大学生の時はよく一緒にカフェに行ったり買い物に行ったりしてました。
だけど夫婦の間の揉めごとや離婚のことで疎遠になり、今はもしかしたらもう一生会えないのではないかという関係になってしまいました。
私のせいで傷つけてしまいました。
私は息子のことを思い出さない日はないけれど、息子もたまには思い出してくれているのかな…と時々考えます。
母親は子供にとってそんな存在なんじゃないかなと勝手に思っています。
私には息子はいなかったと自分に言い聞かせていた時期もあったけれどやっぱり無理でした。
小さい時に怒ったり叱ったりしたことを今はすごく後悔してよく思い出します。
なぜか思い出すのは不思議と小さい時のことばかりで。
この先家庭を持ったり、子供が出来て父親になったり時間が経過して関係も変わってくれたら良いですが期待はしていないです。
一緒に生活を共にした中でのことを覚えていて時々思い出してくれたら嬉しいなと思います。
今週末は母の三回忌です。
お墓の前で色々報告してきたいと思います。
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