【Creative Review】データを活かした表現を考える〜高まるビュジュアライズへのニーズ
・Reference info
Google データスタジオ
https://developers.google.com/datastudio?hl=ja
今回は、” Google データスタジオ"についてご紹介します。
Google データスタジオは、Googleが提供する無料サービスの一つで、データを可視化(ビジュアライズ)し、作成したレポートをオンラインで他者と共有できるサービスです。元々はウェブサイトの解析ツール「アナリティクス」の付属サービスとして2015年から提供されているもので、俗にいう「BIツール」のクラウド版といったところです。詳しくは参考のURLをご参照の上、イメージを掴んで頂ければと思います。
Covid-19の環境下においても、様々なウェブメディアで、国別の感染情報等のデータがわかりやすくグラフ化、ビジュアライズされているものが増えてきました。一般の方でもこういった情報への触れ方が増えてくると、クライアントからウェブサイトでデータをビジュアライズしたいというニーズも増えると感じ、かるてぽすとでもこういったグラフ化ツールのリサーチを続けています。
Google データスタジオについては、無料で汎用性も高く(特定の有料BIツールを使うとその手法に縛られやすい)、非常に使い勝手が良さそうではあるのですが、やはり他のBIツールと同様、未だかゆいところに手が届かないところが多い印象です。
例えば、文章の長い日本語への対応、縦書き対応、レスポンシブへの対応(PC、タブレット、スマホなど端末に依存せず美しくレイアウトできるか)、などです。作り込めば、できるのかもしれませんが、それだとスクラッチから作っているのと変わりませんので、クライアントに低コストで提供できるものとはならず、あまり面白味がありません。
ただし、シンプルなデータを表示させること、またグーグルアナリティクスで取得した特定の情報をビジュアライズ化することには優れていると思われます。データスタジオを使えば、グラフなどの元になっているデータを入れ替えるだけでビジュアルが完成しますので、頻繁にアップデートのあるシンプルなデータを使って何かを啓発をしたいとき、ウェブサイトのデータを効果的にビジュアライズして営業に活かしたい時などには有効であるようには思います。
もしご興味のある方は、ぜひ参考URLをご覧ください。色々なアイデアが浮かぶかもしれません^ ^/