【Creative Review】デザインは組織の”スタイル”を示す〜WEBで魅せる3DCGのビジュアル表現〜
・Reference info
https://www.blender.org/
今回は、3DCGソフト「blender」をご紹介します。blender はオランダ生まれのオープンソース3DCGソフトウェアです。オープンソースなので、誰でも無料で使うことができる上、機能性も十分。アニメ『シン・エヴァンゲリオン劇場版』において、一部のCGがBlenderで制作されたのは有名な話です。
昨今の*メタバースのトレンドと相まって、映像制作界隈だけでなく、WEB業界全般でも注目を集めています。
*コンピュータの中に構築された3次元の仮想空間
Appleのホームページ等でもよくみられるように、最近ではホームページ上で物体(例:AppleであればiPhone等)を3DCGで360°ダイナミックに動かして表現することがWEBデザインのトレンドの一つとなっています。
文字や数字、グラフを動かすような簡単な動きであればコーディングで動かすことができますが、複雑なものはblenderのような3DCGソフトを使って作った映像ホームページに実装します。
面白いものは試してみたいので、かるてぽすとでも、WEB上で2Dはもちろん、3DCGで物体を動かして表現するご提案ができるよう、昨年末に社内体制を整えました。今年は自社のホームページのリニューアルも検討しており、そこで早速取り入れてみたいと考えています。
3DCGが苦手な方は「よくわからない、酔いそう!笑」となってしまうかもしれませんが、表面上のデザインは“第一印象”に大きく影響します。ですからクリエイティブにおいても、有効なトレンドは取り入れる、取り入れ続けることは、組織としてのあり方を目に見える形で表現する上で、大切なことだと思っています。
ゲーム等で普段から3DCGに慣れている若い年齢層をターゲットとする採用情報や、コアなファンをかっこ良いコンテンツで惹きつけたい、“推し”のコンテンツページなど、使い所を見極めてデザイン方針を組んでいくと、よりクリエイティブが楽しくなるのではないでしょうか^ ^
blenderはオープンソースで高機能と言われています。同じくオープンソースのサービスであるWordpressやwikipediaのようにうまく拡張していくことができれば、近い将来、3DCGはより身近なものになるかもしれません。ご興味にある方は、ぜひ一度参考URLからblenderで作られた映像を視聴してみてくださ^ ^/