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【Creative Review】コンピューターを操るAI〜2025年以降訪れるAIの大波にどう備えるか〜

・Reference info
Introducing computer use, a new Claude 3.5 Sonnet, and Claude 3.5 Haiku

今回は2025年10月にAnthropic社が新しくリリースしたAIモデル「Claude 3.5 Sonnet」の「Computer Use」機能についてご紹介します。この機能は、AIが人間と同じようにマウスやキーボードを操作し、様々なソフトウェアを直接使用することを可能とするものです。
例えば、業務上で使用している表計算ソフトで、グラフやレポートを作成するといった一連の作業を依頼する、あるいは身近な例で言えば、YouTubeを無料プランで視聴しているときに出てくる広告をスキップするボタンを押させる、といった指示を行うこともできます。

AIが人間のように、PCで作業を実行できるようになることで、AIに合わせた環境やシステムを整備する必要がなく、現行のソフトウェアやシステムの中でAIが活躍できるというところが、注目すべきポイントだと言われています。
技術的な制約としては、まだ操作速度が人間以下である、ドラッグ&ドロップができない、画面認識が静止画ベースといったことがあるものの、これから進化していくことが期待されています。

さて、毎月すごくなるAIですが(笑)、私たちはどのような準備を行えばいいのでしょうか。まずは自動化できる業務を洗い出すこと。そして自社の有益な情報をAIが読み込める状態にしておくこと。つまりアナログ箇所があれば迅速にデータ化する、個や集団の心の中にあるものは言語化/イメージ化(映像化含む)して可視化し、AIが読み込める状態にしておくことが、大前提として大切だと思います。
その上で、具体的な活用戦略を策定し、パイロットプロジェクトを施行するというところまで、頭の中で想定しておく必要があろうかと思います。

かるてぽすとにご相談頂くようなWEB施策で言えば、将来的には販売も採用も、あらゆる分野において、最終受益者はAIを用いて「情報の精査・比較検討」をするところから行動がスタートするように思います。ですからアピールするべきポイントはデジタルデータとしてWEB上にあることを前提とした上で、さらにどのような印象を持ってもらいたいか、もってもらいたくないか、改めて自社の広報情報を精査する作業があろうかと思います。

将来的には、今までのチャットボット以上に、情報発信自体もAIが行うシーンが増えると思いますので、AIの作業に必要十分な情報も、ある程度整理しておいた方が良いかもしれません。

2025年以降は最新のGPUを備えたデータセンターが続々と出てくると思いますので、準備が必要です!ただ、どんどん機能が新しくなってきますので、早ノリしすぎには注意が必要なところもあります。状況に目を配りつつ、新しい時代を楽しんでいけたらいいですね^ ^

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