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インシビリティ退職

ご無沙汰してしまいました。8月ですってよ、びっくり。青豆です。

この1ヶ月ほどドッタバッタと仕事を終え、今は有給消化中。先日は一人旅にも行ってきたんだぜ、ふふん。

今の職場はたった2年で退職。定年まで勤めるつもりだった。
原因は簡単に言えば人間関係。アットホームでにぎやかな部署と称される自部署ですが、中に入るとちょっと、いやかなり変だった。

色々調べてみたら、名前があるそうです。「インシビリティ」

「インシビリティ(Incivility)」とは、礼儀や尊重を欠いた行動や言動を指します。例えば、無視する、話を遮る、皮肉的なコメントをする、感謝を表さないなど、攻撃性は高くないものの不快感を与える言動を指します。職場でのインシビリティは、直接的なハラスメントやいじめと比べ、表面化されず問題提起されづらいため見過ごされがちです。しかし、積み重なることで職場環境や従業員に悪影響を及ぼし、モチベーションや生産性の低下、離職を招きます。

インシビリティとは|ハラスメントグレーゾーンの悪影響 - 『日本の人事部』 (jinjibu.jp)

2年の在籍の間、無礼なことがたくさんあった。普通の職場では考えられないようなことばかり。「悪意がない」というのは見ていてわかるのですが、「うっかり」にしては失礼すぎる。
永遠に身内話、身内ノリ、空気のような中途採用。出張置き去り、会議に呼ばない、呼んでも発言の機会を与えない(忘れてる)、飲み会にも呼ばない、1人だけ怒鳴りつける、人数にカウントしない(忘れてる)。
自部署にいるとあまりにも自分の存在が透明人間のように感じられる日々が続き、ここに長く居ることは自分にとってよくないと判断し転職を決意。

退職を公表してからも、次の採用に向けての会話が私の眼の前で繰り広げられ、「こっちがいい、あっちの人がいい、次はやめられたら困るしw」というような発言が聞こえてきて、もう限界だった。打ち合わせで私の名前の呼び忘れがあって、手がガクガク震えたりしていた。適応障害一歩手前、くらいだったと思う。這うように出社して、保健室登校みたいに休憩室で引き継ぎ資料を作ったりした。

ずっとずっと、失礼だった。人手不足だというのに、大切にはされなかった。最後までよく勤めた、私。中途採用への敬意を持たないと次も辞めると思うけどな。

そんな職場から逃れられて、せいせいしていそうなものですが、そうでもなく、鬱々とした休日を送っている。仕事の内容は好きだったしお客様のことも好きだったので、私に合っていると思っていたし、やりがいもあった。
辞めるのは自分で決めたことなのに、「どうしてこんな風に追い込まれてしまったのだろう。」と、未だにぐるぐるとした考えがとまらない。だってここで頑張るつもりだったんだもの。

最後に笑顔で心の底からお礼でも言えたら良かったのだろう、送別会で全体への挨拶は無難に頑張ったけど、上司に個別に挨拶に行ったりはしなかった。だって「追い出すなら何で入れたんや?どれだけ私がここで働きたかったかわかってんのか?」って聞きたいくらいだったから。笑顔でありがとうなんて言えるほど、私はできた人間ではなかった。

せめてもお世話になった先輩とは、これからも仲良くしたいと思っていた。最後に何度かランチや呑みに行った。「次の転職先も決まってるし、今更何の不満があるわけ?もうよくない?いい加減にしな?上司に感謝ぐらいしたらどう?」そういったオーラをひしひしと感じ、最後に飲みに行ったときは最悪だった。もうしばらく会えないというのに、別れ際が最悪だった。悔しい。もう会うことはないのかもしれない。

傷けられた側は超現在進行形なんだが。辞めるって決めるに至るまで、決めてから、今もなお傷は痛い。会いたくない奴らに会わないために、色んなことを失ってしまった。

私にだって反省すべき点はあるのだろう。もっとにこやかに、話しやすい雰囲気で居れば孤立することもなかったのだろうか?なんて思うけど、そもそも入社当初私がどれだけニコやかだったか。

2年間少しずつ少しずつ傷ついて、私はもう自部署の管理職の前で笑えなくなっていた。世話になったこともある、それはわかっているけど、感謝の念をひねり出すことがもうできなかった。近くにいた人や乾杯した人にポツリポツリとお礼を申し上げた。

8月は1ヶ月の夏休みだ。PMSで有休を使いすぎて、1ヶ月の休みには有休が足りなかった。もう最後は欠勤を含めて1ヶ月休むことにした。

Thank you, Next、つってね。
私はネチネチ思い悩むタイプであるからして。じんわり切り替えつつ、8月を歩みたい。noteも復活したい。(デスク環境整備中なので、整ったら毎日書けそう!)

1月頃にモラハラ彼の話を書き始めてから、半年ちょいでどえらい変化がありあったもんよ。これからは穏やかに参りたい。

青豆第2章、よろしくお願い申し上げたく候。

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