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人生は一本の線でつながっていた

先日、お友達のYouTubeチャンネルの「Crazy Love」という企画に出演させていただきました。これまでの人生を一緒に振り返って、才能を言語化してもらうという素敵な企画。

いろんなことをさらけ出すのが、ちょっとだけドキドキしたけど、見てくれたお友達のコメントを読んで、これまでの人生や過去の自分の選択を肯定できた気がして、すごく貴重な経験になった。本当にありがとう。

そこで、考えたことのは、やっぱり、人生は過去から未来に向けて、一本の線でつながっているものなんだなと。

自分自身に対して、他人に対しても、人って、今見えている姿だけを見て、判断しがちなんだよね。

今だけを見て、自分に自身をなくすし、今だけを見て誰かのことを羨ましく思ってしまう。

でも、実は過去から続いてる人生があり、いろんな経験があり、今に至るまでの出来事がちゃんとある。目の前に見えているものだけで判断しちゃうと、本当の姿は見えない。

だから、この「振り返る」という行為は、とても価値あるものなのでは?と思った。

今回、自分自身のことを振り返ってみて、いろんなものが今の自分につながっていて、前はコンプレックスだったことや、なかなか受け入れることができなかったことも、今となっては、大切な自分の一部になった。

点じゃなく線として自分の人生を捉えることが大事だと思った。

ちょっと話それるけど、時々、周囲から、こう言われることがある。

カロちゃんだからできるんだよ
一軍だよね 
カロちゃんはコミュ力あるからいいよね
強いよね
やりたいことがあってすごい
困ってなさそう ←これ結構悲しいので言わないでww


その言葉たちには、悪気はなく、褒めているつもりで言ってくれていることもわかりつつ、実はその度に少し傷ついていた。
簡単にできていると思わないでよ、本当は必死なんだよって。

私の自己定義はむしろ、いつも真逆だったし、もともとそんなじゃない。

でも、今回自分の人生を振り返ってみて、ふっと思った。そう見えているってことは、今の自分は、昔できなかったことがたくさんできるようになった証拠じゃないか。

それはけっして、大きな何かじゃなくても、昔はとても自分にできなかったことが、今は当たり前にできているように“みえている”のであれば、それは、過去の自分がこれまで、それなりに頑張った結果なんだろうね。

かつて私は、クラスの端っこで誰とも話せなくて、お母さんから先生に渡すようにと言われたおみやげを、コミュ障で先生に渡せず、そのままゴミ箱に捨てたこともあったけど。(これは今でも母親には言えてない😆)

そんな日々もちゃんとあるけど、コミュ力高いと言われる今がある。

これを書いてるのは、すごいと言われるためでもなければ、頑張ったねと褒めてもらうためじゃない。

私がここで1番言いたいのは、コンプレックスは、努力と少しの勇気によって乗り越えられるということを、ちゃんと体現していたことに気づけてなかったということ。

これまでの人生の出来事を並べて、言葉にして、一本の線として見た時に、ちゃんと頑張って生きていて、努力と少しの勇気によって乗り越えてきてたらしい。

でもそれに気づかず、つい最近まで、あれこれできない自分にがっかりしていた。自分に自信がなく、隣の芝生は真っ青にみえていた。

これまで積み重ねてきた自分の努力もそうだけど、すごいなーと思っている人の努力もなかったことにしていたのかもしれない。目の前でキラキラしているその人もきっと、見えてないだけで、ちゃんと積み重ねてきた努力があるはずなのに。

今の姿だけで人を判断しないことと、今の姿だけで自分の可能性を縛らないことがすごく大切だなと思った。

「自分はコミュ障だから」「自分には才能がないから」って自己定義していたら、いつまでもその現実は変わらない。まぁ、本当は現実なんて、変えなくてもいいんだけどw
でも変えたければ、自己定義を変えて、行動を変えるしかない。どんな悲しんでも落ち込んでも、そうなんだよなー。

でもね、悲しい時はちゃんと悲しんで、落ち込むことも大事で、そういうものに蓋しないほうがいいから、悲しもうだし、落ち込もう!w

だけど、期間を決めよう。

やっぱり、すごいことを成し遂げている人や、すごいことじゃなくても、毎日笑顔でいる人とかも、みんなが当たり前にできているじゃなくて、シンプルにそう行動しているだけ。そういう選択をしているだけ。

唯一自分が変えられるものは、自分の選択しかないし、自分を幸せにできるのは、自分自身だけだから、ずっと落ち込んでいると、それが自分の住む世界となり、現実になる。それで何かが好転するわけではない。この個人にある選択の自由が、時々すごく残酷だよね。

前提ね、別にくまのプーさんみたいに、青空の下で蜂蜜を食べてるだけの人生も素敵だと思っていて、別にそんなに頑張る必要もないかもしれないけど、たぶん私は今、何かを頑張りたいフェーズなんだろうね。だから、こんな文章を自分自身に向けて、書いたんだと思う。

隣の芝生を真っ青に見えていた自分自身を反省するとともに、何かを頑張りたいけど、自信がなくて一本を踏み出せない人の背中を押したいという気持ちです。

まとまりないけど、今日はここでおしまい。
最後まで読んでくれてありがとう。
またねー


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