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妊娠6週で心拍ないと どうなるか 【不妊治療と休職 #18】

こんにちは。アラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。

前回の「不妊治療と休職」シリーズでは、妊娠5週目にしては小さい胎嚢と出血の始まりについて書きました。

今回は、その後心拍が見られなかったことを中心に書いていきたいと思います。


妊娠5週で出血増加

前回のnoteに書いた通り12/16の妊婦健診(5週2日)では、胎嚢のサイズが基準値を大幅に下回ることがわかり、医者からは流産を覚悟するよう言われた。

そう言われた翌日の5週5日、おりものナプキン1/3に広がる程度の鮮血が出た。

翌々日の5週4日には、便器の水にマーブルのように鮮血が漂い、
5週5日には股間の間を何かが流れ落ちる感覚が続き、夕方にはナプキン一面が血に染まった。

この間、強い腹痛はなかったが、生理2日目レベルと言っても良い出血があったため、
希望を捨てたわけではんかったが、流産を強く意識するようになった。

当時の詳細は、過去noteに備忘録を書いている(こちら)。毎日確認のために使っていた妊娠検査薬の経過や、旦那と話したことについても書かれているので、詳細を知りたい方は見ていただければと思う。


妊娠6週で胎芽も心拍もなし

妊娠6週1日目、待ちに待った妊婦健診がきた。元々医者に言われていたのは7週2日目での心拍確認だったが、生理2日目レベルの出血があったため、それが治ってきたタイミングで予約をいれた。

当時の加藤レディースの医者には、大量出血があった場合、それが治ってから予約を取るように言われていた。今思えば、出血して状態が分からず悶々とする数日間を過ごすよりは、医者の言うことに従わずに予約を入れてしまうべきだった。

検診の結果、まだ流産はしておらず、胎嚢は子宮にとどまってくれていることがわかった。しかも、10.6mmまで成長してくれていた。ただ、心拍はおろか胎芽もない状態だった。

当時の詳細備忘録はこちら。


妊娠6週で心拍が見えないとどうなるか

妊娠6週で心拍が見えない場合、考えられるのは以下のパターンとなる。


(1) 自然妊娠の場合 ─ “まだ6週でない“ため、7週には心拍が見える

自然妊娠の場合は考えうるケースだ。実はまだ5週だったのであれば、この時点で胎芽や心拍が見えないのは通常で、1週間後の再確認となる。

私は体外受精のため残念ながらこのパターンは当てはまらない。体外受精の場合、妊娠週数がずれるなんてない。

(2) 胎芽の位置やサイズの関係でエコーでまだ見えないが、7週には見える

胎芽がまだ小さすぎて見えていない、またはエコーからは見えにくい位置にある場合もある。特に6週前半であればあり得るケースだ。6週後半〜7週になれば、成長してくれた胎芽がみえて心拍も見えるようになる。

私は6週1日に検診を受けたので、この(2)が考えうる可能性の1つだった。

(3)すでに稽留流産している、もしくは、これから胎嚢の成長スピードが落ちて流産する

すでに胎嚢の成長が止まっている、または遅くなっており、これから組織が剥がれ落ちてくるのを待っている状態の可能性もある。

私の場合は胎嚢が小さいため、すでに成長が鈍化していると考えるのは自然だ。そのため、この(3)が考えられる可能性で最も大きいものだった。

ちなみに、出血については、腹痛を伴う大量出血ない限りは、流産確定の決め手にはならないようだった。



当時医者からは、6週前半の時点で胎芽や心拍が見られないことはままあるので、7週目を待って判断することを言われた。

医者がパターン(2)の可能性をどこまで考えてくれていたかは分からないが、妊娠継続できる可能性が6週の時点ではゼロにはならなかった。

出血や胎嚢の状況によって異なる判断もあるかもしれないが、
妊娠6週の時点で心拍が確認できない場合、7週での再診断を待たないと何も確定できない


おわりに (心強くいられた理由)

当時の私は、「流産だったとしても仕方ない」と、今の状況をどうであっても受け入れられる強い気持ちでいようとしていた。

「なんで流産なんだろうか、なんで上手くいかないんだろうか」と泣くことも多々あった。

が、不妊治療を始めた当初から、これは数年かかる可能性もあると覚悟していた。数ヶ月で授かれればそれは幸運だけど、数ヶ月スパンで一喜一憂することではなく、もっと長期視点で自分を強くしっかりもって取り組もうと考えていた。

そう言う考えがあったから、絶望することもなく基本的には大丈夫でいられたのだと思う。

流産手術を終えた今、そんな自分の決意のようなものに、疑念を感じたりする瞬間もある。だけど、自分の中でもバランスをとりながら、モチベーションを維持しながら、まだまだ前向きに取り組みたいという気持ちがあり、今日もこのようにして振り返りながらnoteを書いている。

2025年2月23日
🐸

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