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何者でもない自分

こんにちは。もうすぐアラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。

今日はいろいろ考えることがあったので、
まとまり切っていませんがそれを書いてみたいと思います。

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今日は夕方まで特別予定がなかった。

そのため、仕上げだけが残っていた絵をやっと完成させ、
キッチンの壁に飾るためのフックを取り付けた。
水平器を使うのは久々だった。

絵は数年前まではメインの趣味で、
企画展に出展したり、個展をしたり、販売サイトを作ったりもしていた。
作品が売れた時は本当に嬉しかったものだ。

でも、スポーツを始めてから興味が移ってしまい、
そこからは作家活動と言える活動はしていない。

妊活を機にスポーツをやめた今、また描きたい欲が少し出てきている。

せっかくなら、公募展に出品したり、
参加できそうなグループ展を探してみるか。

そんなふうに思い、登龍門を見てみる。
募集中のコンペティションがまとめてあるサイトだ。

募集要項から、学生じゃない自分も参加できそうなものを探す。
良さそうなものを見つけては、応募資格がなくがっくりする。

時間をかけてやっと、
良さそうなコンペを2、3ピックアップできた。

入選なんて夢のまた夢だけど、
(自分含め)誰もが入選できる可能性を持つことに、
少しワクワクした。

ただ、なぜだか急に、
何者でもない自分を、強烈に実感させられた。

各コンペの過去受賞作品を見た時に、
受賞者のキラキラした肩書きを見たからかもしれない。

そもそも私は美術系の大学を出ていないわけで、
現役の会社員として別の土俵にいるからこそ、
つくれる面白いものがある。
そんな自負が以前の私にはあった。


━━  でも、今は休職中だ。


復職したとして、
以前と同じように会社員の肩書きを使えば、
何者かとしての自分を認められるのか?

いや、多分すぐには厳しい。

担当する企画をリリースできる道筋が見えており、
実際にそれを実行に移す役割を担えるのであれば、
その唯一無二の担当者として自信を持って名乗れる。

でも、妊活の結果、1年内に晴れて妊娠できたとしたら、
志なかばで離れることになり、成果物は出せない。
自信を持って担当者だと名乗れない。


━━ 純粋に絵描きとしてはどうか?


それこそ私は何でもない。

魂込めて描いたものを販売した実績はあるけど、
アーティスト紹介に書ける誇らしい実績はない。
美術系の大学を出たわけでもなく、何かのコンペで入賞したこともない。


━━  妻、はどうだろう?


いや、私はそこにアイデンティティを持っていない。

旦那にとって現在唯一の妻で、それはそれは幸せなことだけど、
自分が何者かを問うとき、それを他者の存在によって定義するものにしたくない


━━ とはいえ、これまでの仕事や絵画の実績はある。過小評価しているのか?


特に女性は自分を過小評価をしがちで、
それが人生にネガティブに作用する。
なんていうのは、多様性を重んじる外資系企業に勤める私としては、聞き飽きたくらいだ。

テクニックとして、自分のこれまでの成果や現状を美しく説明し、
セルフプロモートをすることはできるだろう。

でも、それとこれは別。

社会で良い立ち位置を得るために、解釈して表現する「自分が何者か」と、
アイデンティティとして実際に感じる「自分が何者か」は、少し違う。


とにかく今日の結論は、


今の私は何者でもない。
それがもどかしい。
と、私が感じている。


ということに尽きる。


憧れるものは、ぼんやりとならある。

それを書き出してみて、
自分は何者になりたいのか、
また時間をおいて向き合ってみたいと思う。


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ちなみに、昨日はボーンブロススープを作った。

なつめ、金針菜、クコの実、百合根などの漢方食材に加え、
人参、しょうが、にんにく、玉ねぎなども入れている。

野菜を入れすぎたのか、甘みが強くなってしまったが、
これはこれでいける。

これから2日間は毎食登場する予定です。

2024年11月19日
🐸

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