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妊娠6週目前半 ─ 出血もお腹の中で頑張ってくれている【備忘録】
こんにちは。もうすぐアラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。
元々は次の心拍検診を12/29に予定していたのですが、生理2日目レベルの出血があったため予約を変更し、昨日12/22にクリニックに向かいました。今日はその時のことと、ここ最近の状況について書いていきたいと思います。
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鮮血が出る
前回の胎嚢確認から茶おりは止まらず、その翌日12/17(5週3日)には鮮血も出るようになってしまった。その後も茶おりは減ることはなく、12/19(5週5日)には生理2日目レベルの出血。この日までは赤ちゃんの生命力をとにかく信じたいと思いっていたが、さすがにこの量の出血は覚悟しなければならないと感じた。
前回の検診で、出血が始まり流産となることを覚悟するよう諭されていたので、血を見た時には割と冷静でいられた。大きめのナプキンに変えてその日の夜は眠りについたのだが、翌朝トイレに行くと新しい出血はない。茶黒いものが少しついているだけ。
はて? 流産が本格的に始まれば、お腹も痛くなり血はもっと出るはずなので、「まだ」ということなのだろうか。医者には、大量出血した場合それが落ち着いたタイミングで受診してと言われていたため、とりあえず数日後に予約を入れた。ただ、ネットでは大量出血があったらすぐ医者を予約するよう言われており、もどかしさを感じた。
妊娠検査薬
変わらず妊娠検査薬の反応の推移はチェックしている。検査薬そのものの写真を記録するのはなんとなく憚られたので、それを描くことで記録を残してみた。生理予定日1週間後にあたる日に線が濃くなって以降、線の濃さは薄まっていない。むしろ、検査結果が出るスピード早まっていた。
とはいえ、出血が続いていても、完全流産でないとhCGが落ちてくれないと聞く。そのため、線が薄くならないのは何のサインでもないのだろうが
、なんとなくチェックはほぼ毎日続けている。
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旦那との会話
もう覚悟しなければいけないかもと、旦那に話した。ただ、確定したわけではないから、これまで通り生活することも宣言した。彼も悲しんでいたし、落ち込んだように見えたけれども、割とすぐ気を取り直して気丈に振舞ってくれた。私も1人でいる時に一度泣き終えていたので、さっぱりした気持ちでいた。
もうすぐ犬を迎える予定で、ワンちゃんに必要なものを買いに夜の新宿に出かけた。ワンちゃんのための準備をしていると、時間が過ぎるのは早かった。最後に百均に寄り、その上のしゃぶしゃぶ屋さんでご飯を食べた。お店を3軒ほど回っただけなのに、結構疲れがあった。食事中、ワンちゃんの名前の話になった。何百も案を出しているけれども、2人ともしっくりした名前はなかなか決まらなかった。
すると、ふと1つの案が私の中に思い浮かんだ。私が今回胎児ネームにしようとしていた名前を、このワンちゃんにつけるというアイディアだ。赤黒いどろっとしたものの排出が断続的にあり、今私のお腹にいる子は難しいのだろうと考えていたので、このタイミングで来ることになったワンちゃんに名前を継承させたい、そう思ったのだ。
そんなに感傷的な名前の決め方をすることを旦那が受け入れてくれるか不安で、このアイディアを口に出すのは少し躊躇したが、そんな心配をよそに旦那は二つ返事でOKしてくれた。いいね!と。
名前は、サニー。 ボビー・ヘブによる60年台のヒット曲、「Sunny」からとっており、日々を暖かく照らしてくれる、人に喜びを与えてくれる、そんな存在になるだろうことから命名した。
Sunny, yesterday my life was filled with rain.
Sunny, you smiled at me and really eased the pain.
The dark days are gone, and the bright days are here,
My Sunny one shines so sincere.
Sunny one so true, I love you.
Sunny, thank you for the sunshine bouquet
Sunny, thank you for the love you brought my way.
You gave to me your all and all.
Now I feel ten feet tall.
Sunny one so true, I love you.
Sunny, thank you for the truth you let me see.
Sunny, thank you for the facts from A to Z.
My life was torn like a wind blown sand,
And the rock was formed when you held my hand
Sunny one so true, I love you.
Sunny, thank you for the smile upon your face
Sunny, thank you thank you for the gleam that shows its grace
You're my spark of nature's fire
You're my sweet complete desire.
Sunny one so true, yes, I love you.
Sunny, yesterday my life was filled with rain.
Sunny, you smiled at me and really really eased the pain.
The dark days are gone, and the bright days are here,
My Sunny one shines so sincere.
Sunny one so true, i love you.
I love you.
I love you.
I love you.
I love you
予約した妊婦健診には旦那もついてきてくれ、診察前に病院近くでランチを食べた。その時にも彼の気持ちを聞いてみた。今どういう気持ちでいるか?と。彼曰く、妊娠初期の流産の可能性は覚悟していたし、だからこそ陽性判定の時には喜びすぎないようにしていたそうだ。悲しそうだけど、大丈夫そうでもあった。以前空胞の時にはそれだけでも重く沈んでいたのに、彼もなんだかんだ成長しているのだなと感じた。
6週1日、2回目の妊婦健診
ついに、今のお腹の中の状況がわかる内診の時間となった。元々想定された診察ではなかったからなのかもしれないが、今までで一番待たされた。計1時間半は待ったと思う。
ついに内診に呼ばれると、息をゆっくり吸って落ち着かせようとする自分がいた。
胎嚢は成長していないかもしれない。それか、もういなくなっているかもしれない。そんなことを考えながら、慎重に診察台にあがった。
エコーの機械を入れる前、医者に出血があって来たことを口早に伝えた。私が通う加藤クリニックでは、診察前にまずいきなり内診することが多い。今回も私から言わなければ、何も聞かれなかったと思う。
医者がエコーを入れると、画面には黒いものが写った。成長した胎嚢だった。
医者曰く、胎嚢は成長しており6週1日の現時点で10.6mm。前回5週2日の時点で4.7mmだったので、1日あたり約1mm成長していたことになる。胎芽はまだ見えないが、6週1日でそれ自体は正常とのことだった。ただ、エコーでも血が溜まっている様子がわかり、今後も続きそうとのことだった。
あんなにたくさん出血したのに、胎嚢はまだ頑張って成長している。
その事実に驚愕し、感動し、急いで旦那にも伝えて診察室前に来てもらった。
まだこれからどうなるか分からないし、流産の可能性があるのは全く変わらないのだけれども。最後まで信じてあげられていない私はダメだなぁ... そんなふうに思うと泣けてきた。旦那がさっと出してくれたハンカチで涙を拭き、気持ちを整えてから診察に臨んだ。
今回の医者は前回とは違い、流産を覚悟するよう強くいうタイプではなく、確定していないことははっきり言わないタイプの医者だった。現時点の胎嚢のサイズや出血状況からは何も判断することができないので、当初の予定通り12/29の心拍確認を待つよう言われた。
出血を止める方法はあるのか?
医者曰く、現時点での出血は、体を動かす動かさないでどうこうなるものではないそうだ。ただ、今回の医者は、その事実を踏まえた上で納得感のある回答をしてくれて、私の場合は気持ちが落ち着いた。
“ 体を激しく動かしたり、重いものを持ったりした後に大量出血が出た場合、それをしてしまった自分を責めてしまうこともある。自分の性格を踏まえつつ、自分を責める可能性があるのであれば、今必要ないことはしないのが良いとは思いますよ。”
物は言いいようとは良く言ったもので、ストンと腑落ちさせる説明もあれば、モヤモヤを残す説明もあるということを実感した。
おわりに
今はとにかく出血が増えないこと祈りつつ、また、無理に体に負荷をかけることはせず、次回の検診に向けてゆるりと生活していきたい。
私の中の子には、本人が頑張りたいのであれば頑張ることを応援するし、もうキツいのであれば無理しなくてもいいよ、と思うようにしている。
迎え入れたワンちゃんの名前は予定通り「サニー」で、今は私の横で白目をかきながらすやすや寝てくれている。今お腹で頑張ってくれている子には、もう少し成長したらまた別の名前をあげようと思う。その時がきたら、良いアイディアが湧いてくるはずだ。
妊娠5週・6週 時系列まとめ
12/17 (5週3日): ふつうの日の生理用ナプキン1/3に広がる程度の鮮血が出る。お腹に意識が向かい過ぎてちょっとの違和感にも敏感になる。
12/18 (5週4日): 茶オリ止まらず。茶黒い生理のような液体がどろっと出る。時には髪繊維のような1-2mmの塊モデル。正午過ぎに少し鮮血が出て、トイレの水にマーブルのように血が漂う。疲労感強く、胸のハリも続く。
12/19 (5週5日): 朝は新たな出血はないようで、茶黒ものが出る。尿に血が少し混ざり、今まで感じたことがないような下腹部を少し握りつぶされたような痛みがある。正午に赤黒い粘度の高いものがナプキンにつく。夕方、何かが流れ落ちる感覚。ナプキン一面に鮮血。生理2日目の一番出た時の感じ。お腹は少しだけ痛いかも、というくらい。
12/21 (6週0日): 黒い液体や消しカスのような小さな繊維の塊が出る。そこまで痛くはないが、早足で歩くのは避けたい感覚。夜に頭痛があり、早めに寝る。胸の張りは少し減った。
12/22 (6週1日): クリニック受診。胎嚢が成長していることを確認(11.6mm)。子宮に血が溜まっているのもエコーに映る。茶おりと生理のような色の出血が交互に繰り返す。
12/23 (6週2日): 昼食後強い眠気があり、1時間半ほど昼寝する。茶おりと生理のような色の出血が交互に繰り返す。夜も異様に眠く、22時には就寝。
2024年12月24日
🐸