総合病院への転院 【初めての妊活 妊娠超初期編 #4】
こんにちは。もうすぐアラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。
前回は、産婦人科クリニックの初診で胎嚢が見つからなかったこと、そして、診察を2度するも診断がつかなかったことについて書きました。
今回は、診断がついていない状況でどう過ごしたかについて、そして、3回目の診察結果や、紹介先の総合病院について書いていこうと思います。
意識的に気を晴らす
産婦人科クリニックの診察後、また血液検査の結果を3日も待たなければいけないことに、もどかしさを感じていました。
この日、まだ体は痒く、引っ掻きたい気持ちをどうにか抑えて、クリニックから帰る途中に有名なトンカツ屋さんに寄りました。
胃腸の気持ち悪さはあるものの、一応食べられる、そんな状態でした。正直、めちゃくちゃ何かを食べたいという強い気持ちはなかったのですが...妊活中はきちんと食べなければならないという刷り込みもあり、行ってみたかったお店に行くことで、食べるモチベーションを高めました。
この頃、正常に妊娠している可能性はほぼないのにも関わらず、トイレやお風呂やベッド、移動時間などは、出血しても正常妊娠で継続できた人の話を探しては、読みあさっていました。この可能性が一番ないのにも関わらず。可能性がほぼないとわかっている事でも、人は期待してしまうものなんですかね。
翌日の土曜日、普段通りにすごそうかと思っていたところ、旦那から気晴らしに映画館に行こうとのお誘いが。しかも、一人当たり1万円近くするプレミアムシートで。私が心身ともに大変な思いをしていることから、何かテンションの上がることをしてくれようとしたみたいです。
映画館までは通常だと徒歩で30分くらい。運動がてら歩いて行こうと意気込んだは良いものの、歩き始めると私はお腹を庇いたい気持ちが強まり、また、少し痛みもあったので、45分くらいかかってしまいました。そして、建物についたところで急に下痢の腹痛に襲われ、トイレに駆け込みました。(ちなみに、下痢/便秘も妊娠初期症状の1つ。)結果、ただの下痢で出血は特になかったのですが、体調の変化に青ざめてしまいました。
映画上映開始まで、落ち着くためにもラウンジで温かいお茶をもらい、休憩。その後は幸いお腹がおかしくなることもなく、食べ放題のポップコーンとシミチョコをバリバリ食べながら、映画を楽しむことができました。深夜近くに終わり、アフターラウンジも楽しみ、帰りはタクシーで帰宅。
体調がベストでない中での強行でしたが、思い悩んで不毛な検索をしまくるよりも、良い時間の過ごし方ができたと思います。
次の日の日曜日は特に何もせず、家でゆっくり休み、月曜日朝の診察に備えました。
3回目の診察で医者に不信感
この日は、前回の血液検査結果と比較して、hCGが減っているのか/増加しているのか/増加率はどの程度か、をみる予定でした。そこから、医者がついに判断してくれる、そういう理解でいました。
しかし、結果、hCGは減っておらず微増。指数換算的に増えるはずの正常妊娠ではないことは確定したけれども、化学流産か異所性妊娠かはまだ判断つかない、とのことでした。そして、また血液検査をして、5日後に来るように、と。
え? また宙ぶらりんなの? なんなの?
診断が確定しないことへの憤りで、私はこの時、冷静に物事を考えられない状態になっていました。
この日旦那は都合がつかず一人での受診だったこともあり、私だけが医者と対峙する形。何も考えられなかった私は、そのまま医者の言うことに「はい、そうですか。わかりました。」としか言えず。
心配なようであれば総合病院への紹介状を書きますが」と、あたかも必要ではないことのように話されたので、「大丈夫です」なんて言ってしまう。
その後、支払い待ちをする間に急いで結果を旦那に連絡。すると、私以上に検索魔となっており、かつ冷静に物事が見える状況にあった彼からは、すぐに紹介状をもらって、急いで総合病院を受診しようと返信が。
確かに。
異所性妊娠だった場合、妊娠7〜8週には臓器が破裂・出血し、最悪の場合死に至る。この時点で妊娠7週2日。ここから5日も悠長に待ってられない。
ってか、なんでこの産婦人科の医者はすぐ(手術ができる)総合病院に紹介したがらなかったんだ??
私は受付に行き、診察を終えたばかりだけれど、やはり紹介状が必要な旨を伝えました。受付の方も親切に対応くださり、1時間くらいの待ち時間で再度診察室に呼んでくれることに。
待っている間にランチを急いで済ませ(カレー)、診察室に戻り、国立国◯医療センターへの紹介状を受け取りました。
旦那がいなければ、このように私の判断ミスをすぐリカバーすることができなかったので、本当に旦那には助かりました。それにしても、この時の私は医者に対して受け身で、書きながら自分に吐き気がします。この時の経験を教訓に、診察を受ける時にはもっと主体的に意思を持って医者と対峙することを決意。今では、不明な点は細かく聞けるようになったと思います。
総合病院での初診
外来予約できたのは、クリニックでの3回目の診察の3日後で、この時点で妊娠7週5日。体はだるく、胃腸は相変わらず気持ち悪く、頭痛・眠気もあるので、基本的には家で仕事。プライベート時間はダラダラ過ごしました。幸い、お腹に激痛はなく、出血もさほど気になるレベルではなかったです(紙に鮮血がほんのちょっとつく程度)。
頭はガンガン打たれている感覚で、普通に風邪のような症状にも感じましたが、まだなんとか仕事には集中することができていました。社外の様々な企業の方とのミーティング/ヒアリング調査が続いていたので、きちんとせねばと意識できたのが、大きかったかもしれません。これが、社内のミーティングだったり、自分の作業だけだったとしたら、集中できていなかったでしょうね。
そして、外来初診の当日。予約時間は朝9時20分。
旦那もこの日は会社を休んで、付き添ってくれました。
総合病院ということもあり覚悟はしていましたが、医者に会うだけにまず2時間くらいかかり、血液検査の結果をもとに再度診察・方針決定するまで、さらに2時間近くかかりました。
最初の診察では、エコー検査があり、紹介状の内容ベースで説明がありました。
これは書いていませんでしたが、前回のクリニックでは子宮内の少し暗い部分が指摘されており、それが胎嚢(だった)可能性があり、今回の医者もこの疑いは捨てきれないとのことでした。
(ちなみに、クリニックの医者の判断自体は間違っていないですよ、と知り合いの医者を庇うような発言があり、それは引っかかりましたが… )
血液検査の結果が出た後の診察では、さらに解像度が高いエコー検査をしました。
こちらのエコーであれば、胎嚢と疑われる部分がもっとよく見えるかもしれない、ということでしたが、結局断定はできませんでした。
そして、これらの全ての情報をもとに、ついに今後の対応方針が決まりました。
妊娠の異常発覚から、2週間経ってのことでした。
最後に
次回からは、「初めての妊活 異所性妊娠編」です。総合病院での診察の結果、どのような対応方針となり、どういう流れで手術・入院したかについて、書いていきたいと思います。
2024年10月25日
🐸
妊娠後の診察 時系列まとめ:
5/10(金): 産婦人科クリニック 初診(妊娠5週6日)。採血。
5/12(日): 皮膚科を受診
5/17(金): 産婦人科クリニック 再診(妊娠6週6日)。妊娠陽性だがhCGは低く、診断つかず。再び採血。
5/18(土): 夜映画を見に行く途中、お腹壊す。
5/20(月): 産婦人科クリニック 再診(妊娠7週2日)。すぐ総合病院の外来予約の電話をする。
5/23(木): 午前に診察。対応方針が決定(妊娠7週5日)