育たない胎嚢を抱えながら旦那と擦り合わせした年末年始
こんにちは。もうすぐアラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。
年末年始は投稿が滞っていましたが、新年は今日からnote投稿を始めていきたいと思います。
妊娠7週1日も心拍確認できず
昨年12/29(7週1日)に心拍確認の妊婦検診があり、事前に高い可能性を指摘されていた通り、稽留流産であることがほぼ確定した。
胎嚢のサイズは19.1 mmと、前回12/22の検診の10.6mmから8.5mm成長してはいたものの、肝心の胎芽は確認できなかった。体外受精で妊娠週が確定しているため、妊娠週が間違っている可能性はほぼゼロ。妊娠7週目であることが確実で胎芽が見えない場合、ほとんどの場合は稽留流産となるそうだ。
流産手術前の最終確認は8週に行うらしく、翌週にあたる1/5にまた病院に向かうことになった。
晴れやかな気持ちで歩けるように
生活面で気をつけることはないか医者に聞くと、特に気をつけることはなく普段通り生活して良いとのことだった。
旦那と私の中では、出来れば自然排出させたい考えがあり、年末年始は無理のない範囲で活動的な生活に切り替えた。具体的には、毎回いろいろな場所に出かけて、妊娠前のように下腹に軽く力を入れて大股気味に歩くなどした。そんなことで自然排出が促せるかなど根拠はないのだけど、全く動かないよりは良いのではという考えからだった。
これまではお腹の張りも気になっていたし、お腹の子を庇いたい気持ちがあったため、どうしても小股で歩いていた。最近は本当に思いっきり歩けていなかった。「庇わなければ」という精神面でのプレッシャーからある意味解放された今は、気持ちよくスタスタと歩くことができる。久々に、歩き回ることが楽しいと感じられるようになっった。
お正月の実家帰省はキャンセル
とはいえ、いつ大量出血して自然排出するかもわからないので、新幹線での移動が長い実家への帰省は見送った。
年末はツワリが結構あり、吐くまでいかないものの気持ち悪さやお腹の張り、異様な眠気を感じていた。ご飯を作る気力も減り、適当なものばかりを食べるようになった。夜8時間寝た上で、お昼の後にさらに2時間寝てしまっていた。
私の両親には12/22の時点で事情を説明しており、両親からも私の体や気持ち優先して東京に留まるよう言われた。両親&妹夫婦と食べるために送った美味しいものを、一緒に食べられないのは残念だったが、これは致し方ない。
年末の旦那実家訪問も見送る
旦那の家は1時間で行ける距離で、物理的に行くこと自体に懸念はなかったが、精神的に行くのは無理だと思っていた。
年末は義姉と幼稚園生の息子2人も帰ってきていた。今回会うのが2度目になるが、あまり知らない人たちにに囲まれている中で、流産の大量出血が始まったとしたら堪らない。
トイレに閉じこもるはめになり、甥っ子たちが興味から覗きにこようとしたり(過去に未遂あり)、旦那に側にいて欲しいのに甥っ子たちに連れて行かれ、私1人放置されることが容易に想像できて苦しすぎる。
トイレに篭る時間が長くなれば、旦那家族もいたたまれないだろうし、
さらに長くなり過ぎれば、私なしで旦那家族は普通に談笑するだろう。
それ自体はもちろん誰も悪くないのだが、流産に直面してどん底気分な私は、自分の家に残っていればよかったと後悔するだろう。
旦那は甥の面倒を見ることを姉と約束しており(彼女が友達と飲み会に行くため)、私がいつ流産するか分からず辛い思いをしているにも関わらず、自分だけでも実家に帰るのは必要なことだと考えているようだった。そのため、12/27には一度午後に1人だけで帰省した。
翌日、私が今つわりで苦しくなおかつ不安な気持ちでいることや、そんな私よりも"遊びに行く姉"や"健康な甥"を優先して扱っていることに対して、不満を伝えた。私の体と心の状態から、旦那実家には行かず家に留まりたいこと、そして、旦那は側にいてほしいことを伝えた。
正直言うと、朝方には一度私がブチギレている。辛くて悲しい今の状況を旦那が本当の意味で理解しておらず、やることの優先順位付けがおかしいと感じたからだ。キレた私に対して、怒る人と対峙するのが苦手な旦那は泣いていた。
その日はその後、何度も気持ちを伝え、最終的には旦那の頭の中でも整理がついたようだった。1番優先するのは実家の家族じゃなくて、私達家族なのだと言うことを。1/28午後以降も実家に帰ると義姉や義母には伝えていたようだったが、キャンセルしてくれた。
旦那が実家に戻らなかった分、義母さんが1人で甥っ子たちの世話を頑張る羽目になってしまったが、最終日の別れ際に初めて甥っ子に泣かれ、感慨深い年末となったようだった。
妊娠8週、最終確認
妊娠8週2日にあたる1/5、最終確認のためクリニックを訪れ、お腹の中をエコーで診てもらった。胎嚢のサイズは23.4mm。少しだけ成長したもののスピードは鈍化しており、肝心の胎嚢はない。稽留流産の診断がくだった。
加藤レディースクリニックでは流産の手術は行っていないため、近くのクリニックを紹介してもらい、早速翌日1/6に初診の予約をとった。
もう覚悟していたこともあり、この日の診察後には涙は出てこなかった。
おわりに
流産手術をしてもらうクリニックでの診察は待ち時間も短くスムーズに進み、明日1/7には手術を受けられることになった。妊活をなるはやで再開するためにも、最短の日程を選ぶことに迷いはなかった。
明日からは、流産手術のあれこれや、年末年始に遊びに行った場所の話を少しづつ書いていきたいと思う。
ハッピーな話でnoteをスタートできれば良かったのだけど、人生そう簡単でもなく。そんな状況ではありますが、今年も基本前向きに日々過ごしていけると信じている。
2025年、みなさま充実の1年となりますように🎍
2025年1月5日
🐸