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一度空胞を経験してからの採卵成功【不妊治療と休職 #13】
こんにちは。アラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。
今日は久しぶりに、これまでの不妊治療を振り返ってのnoteを書いていきたいと思います。
採卵に向かうまでの気持ち
初めての採卵が空胞に終わった私は、夫婦旅や一人旅(不妊治療と休職#7)をすることで、意識的に妊活を考えすぎない環境を作ってきた。黒い感情に侵されすぎた旦那とぶつかることも増えたけど、どうにかメンタル的に良い環境を整えることもできた(同#6)。
考え過ぎないようにしていたとはいえ、2度と空胞を繰り返さないためにも自分なりの努力はした。今まで「まぁ大丈夫でしょう」と思って気にしないでいたようなことも、努力して習慣づけるようにしていった。
例えば、プロテインやサプリメント(ビタミンD, E, 葉酸, 鉄)は、毎日忘れないように摂取したし、異形成の緩和のためのR1ヨーグルトも毎晩欠かさず飲んだ。あと、禁酒や睡眠時間の見直し等そういった生活習慣も、この時から本腰を据えて変えていこうと取り組んだ。
不妊治療は、努力が報われるような世界ではない。
そうとは分かっていても、できたはずの努力をしないと、後に後悔することになる。
「努力しても関係ないんだよな〜」とか斜に構えず、頑張れている自分を信じたいと思ったのもこの頃だった。
たとえ結果が出なくても「私の努力は無駄だった」なんて思わずに、頑張れている自分をひとまず褒められるような、そんな人でいられれば嬉しい。
採卵までの流れ
北海道一人旅から帰ってきてすぐ、生理3日目となった。クリニックに行くと、治療方針は変わらないものの、卵巣刺激剤として打つゴナールエフ皮下注ペンの単位は少し増やされた。前回は1回につき75mlスタートで2日おきに注射していたが、今回は初回から100mlスタートだった。そして、これに加えてクロミッドも変わらず処方された。
自己注射は前回の5回から4回に減り、周期も2日だけ短縮された。私の体がうまく反応できる、なお且つ、OHSSにならないような投薬量を、掴めてきたのかなと思う。
最終的には、右卵巣に3つ卵胞を確認できた。採卵の2日前には、それぞれ16mm, 18mm, 22mmのサイズに成長していた。前回の採卵周期で育った卵胞は1つだけだったので、これはありがたかった。私の生活習慣改善によるのか、薬が今回はうまくはまったのか、理由なんてわからないが、何かがポジティブに作用したのだろう。
ちなみに、私が通っていたのは低刺激専門の不妊治療クリニックで、採卵できる卵子の数は少ない。そして、採卵は無麻酔でやる。他院では使わないような極細の針を使うため、耐えられる痛みとなっているからだそうだ。ただ、高刺激などで採卵数が多い場合はそれでもキツイ痛みだとは思うので、低刺激専門だからこその方針なのだと思う。
その痛みについてなのだが、確かに我慢はできるレベルの痛みだ。ただ、痛み以前に、自分の体のデリケートな部分に針を刺すのを想像するだけでも体がキュッとする。普通に怖い。いくら体への負担が少ないとはいえ、やはり何度もやりたい施術ではない。
実際の採卵の流れは、当時備忘録として書いたnoteの方に詳しく載せていたので、そちらを読まれたい。
結果、採取した3つの卵胞から、卵子も3つ無事とることができた。
それを知った途端、嬉しくでポロリと涙が出た。前回は空胞だったので、そこから一歩前進できたことが本当に嬉しかったのだ。努力が報われたような気がしたのだ。
受精結果に落ち込むも
翌日には受精卵の結果がきた。
結果、正常受精したのは1つだけだった。
3つも成熟した卵子がいたのに、たった1つだけの正常受精だった。それを知った瞬間は、なぜだか信じられなかった。不思議な感覚だった。でも、すぐに現実を受け入れて、旦那にも冷静な態度で共有する自分がいた。
受精卵から細胞分裂して胚盤胞になる過程で、移植できないグレードのものも出てくるだろう、そんな心構えはあった。
でも、まさか、受精の段階で2個も(3分の2も)失うなんて。クリニックにもよるのだろうが、体外受精75-85%、顕微授精85%-90%程度は受精すると、私の通う加藤レディースクリニックのホームページには記載があったのに。
異常受精の多くは卵子側がうまく働かなかったことに起因するケースが多いようだったが、原因はわからない。
採取できた卵子のうち、2つを体外受精として、1つだけ顕微受精に回していた。「精子の状況も良かったので体外受精で問題ないが、希望があればより確率の高い顕微授精も選べます。」そんな風に案内され、保険のつもりで1つだけ顕微授精をお願いしていた。
そして、この顕微授精の受精卵だけが生き残った。精子の状態が良く体外受精でOKと思われる場合でも、顕微授精を利用しておいて本当に良かったと思っている。
費用(おわりに)
採卵&凍結はまとまった出費となったので、簡単に共有したいと思う。
採卵術など:20,900円
体外受精・顕微授精・胚盤胞作成&管理・胚盤凍結保管など:54,990円
タイムラプス:30,000円 (先進医療助成対象で申請すれば27,000円戻ってくる)
計105,890円。
費用はこんな感じです。
採卵個数が少ないので、よくネットで見かけるものよりはお安い感じはするけど、まぁこれが続くとなると大きいよね...
次回のnoteでは、胚盤胞分割の経過や、移植までの過ごし方について書こうと思う。
2025年2月4日
🐸