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膀胱炎?のような感覚があり婦人科に駆け込む

こんにちは。もうすぐアラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。

6週5日にあたる2日前のこと、排尿時に下腹部に違和感というか、激痛ではないけれども嫌な痛みを感じました。今日はそのことについて書いてみたいと思います。


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その日、朝起きてトイレに行くと、排尿時に下腹部に違和感を感じた。すごく痛いわけではないのだけれども、絞り切るのを躊躇したくなるような感覚だった。

強いて言えば握りつぶされているような感じだったが、こういうのを子宮が収縮した感覚というのだろうか?

相変わらず、茶おりや赤黒い液体は出ており、時より鮮血がトイレットペーパーについたりしている。流産を覚悟している状態ではあるため、このお腹の違和感は残念ながらその予兆なのかもしれないと考えていた。

ただ、何度か同じ症状が続いたお昼過ぎ。改めてネットで検索してみると、膀胱炎の場合も似たような表現で症状が説明されていることを知った。最近私は犬を迎えており、細菌感染に思い当たる節があった。一度、犬と遊んでから手を洗う前にナプキンを触ってしまったのだ。妊婦が膀胱炎になると、それこそ流産につながりうるらしく、万一膀胱炎だった時のために急いで病院に行くことにした。

まず電話したのは、不妊治療で通っている加藤クリニック。ただ、残念ながらここは年末年始は午前のみの受付で、電話では受付していないと自動音声が流れた。緊急連絡先的なものは、採卵・移植の時に別紙で案内があった記憶はあるが、あくまでも体外受精関連の窓口なのだろうと思い... その別紙を探すのも面倒なので、近くの泌尿科を探すことにした。

歩いて18分くらいのところに午後3時過ぎからでも予約できるところを見つけ、webか予約を入れた。自動で予約が確定されたので早速病院に向かったのだが、10分くらい歩いたところで病院から電話がかかってきた。

要件は、妊婦でかつ出血がある状態なのであれば、この泌尿器科では受け付けられないという内容だった。不妊治療のクリニックで緊急連絡先がないのであれば、まずは近くの婦人科を探してもらった方が良いと。

近くにベンチを見つけ、急いで婦人科を探す。今住んでいる町に引っ越してきて以降、近所で一般の婦人科を受診したことがなく少し焦ったが、ラッキーなことに歩いてすぐの婦人クリニックで予約が取れた。

そのまま婦人クリニックに向かうと、割とすぐに診察室に通された。担当してくれたお医者さんは自分よりも少し若いか同じくらいの女性の方で、私が今体外受精により妊娠していることを踏まえて、とても親身になって診察してくれた。

尿検査の結果、タンパク質の反応は陰性。確定診断をしたいのであれば検査が必要だが、その結果が出るのに10日はかかる。どのみちその診断を待たずにすぐ対処は必要になるため、これ以上検査の意味はあまりないらしい。そして、現時点で陽性になっていないということは、細菌感染していたとしても程度が低いとのこと。

“初期妊娠中の妊婦でなければ、このような陰性の結果であっても念のため膀胱炎の薬を処方するらしい。ただ、妊婦が服用できる薬であっても、多少は子宮収縮の副作用があるらしく、せっかく体外受精で授かったのに少しでもリスクは増やしたくない、だから処方が難しい。“ そんなふうに妊婦の気持ちに寄り添いながら、この病院の医者は説明してくれた。

少し考える時間を置いたのち、医者はこういった。「直接細菌に作用する薬ではないけれども、血流を良くして免疫を高めてくれる当帰芍薬散を出します。これを飲んで、自分の力で治せるよう頑張ってみましょう」と。

そしてこの薬、この病院の不妊治療(タイミング&人工授精)の患者には、流産防止のためにも処方しているものだそうだ。その一言で、この薬を飲むことに私の中での安心感はグッと増した。

この漢方薬が今の私の突破口になるわけはないのだけれども、今の膀胱炎疑惑の状態に何かしらの対策をとれることが、私の心を安定させてくれた。

その後病院近くの小さな薬局に寄ると、そこにはおじいちゃん薬剤師&お姉さん薬剤師の2人だけがいた。今回処方された当帰芍薬散についてしっかり目を見て説明してくれ、とても感じが良い方々だった。心に不安なことがある時、こういうちょっとした人の優しさは本当に沁みる。

今後も不妊治療以外のことで婦人科に行かなければならない時は、今回伺った病院&薬局に通いたいと思う。

ちなみに排尿時の痛みは、初日は毎回だったのが、翌日には時々に変わった。おそらく膀胱炎ではなかったのだろうが、血流が良くなるという漢方薬は飲み続けている。


2024年12月28日
🐸


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