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愛しき支給機材リスト(2021.3.7更新)

社カメ(会社員カメラマン)は個人の機材を業務で使うわけじゃなくて、ほとんどの場合会社の備品です(自分調べ)。

以下は僕を社カメとして鍛え上げた機材リストです。

カメラ

やっぱりシェア率的にCanonが多いイメージ。


5Dシリーズ

Canonのミドル~ハイエンドデジタル一眼レフシリーズ。いろんなところでよく見るカメラ。ネイチャー撮るならニコン、ネーチャン撮るならキヤノンとはよく言ったもので、女性や子どもの撮影ではjpg撮って出しで万人受けする肌の色や質感をばっちり出してくれるので写真上手くなったと勘違いしてしまうほど。Canonの美学が詰まりに詰まった写真がぽろっと簡単に撮れる。ただそれが良くも悪くもCanon機の癖で、所謂「自分の写真」を撮りたいみたいな思春期的なものが訪れると引っかかるポイント。

5D

名高い5Dシリーズの初号期。僕が社会人になって初めて支給されたカメラ。フィルム機からのデジタル機への更新を確定させた立役者だと先輩方から聞いた。その当時でもとっくにボロボロの旧式で、新人用の練習機といった扱いだった。当然僕に支給されたのも辛うじて動いているだけで、その週のうちに潰れた。幾度壊れても修理されて戻ってくる傷だらけの5Dは良く言えばターミネーター、悪く言えばゾンビのようなカメラだった。スペックはレフ機自体が過去のものになりつつある今では陳腐なものかもしれないけど、だからこそ鍛えられたのかも。思い出補正かも。何はともあれ愛おしいカメラ。

(中古むっちゃ安いから見るたび迷う…)

5D MarkII

ざっくり初号機との違いは、機能や操作性を大きくブラッシュアップしたことと動画が撮れるようになった事。社内も社外も社カメはとにかくみんな5D MarkIIを使ってた(個人の感想)。だから中古も山ほど出てるし安い、そして状態も悪いものが多い。それだけ社カメに愛されてボロボロになるまで苦楽を共にしたカメラ。簡単な撮影仕事用のデジタル一眼レフとしてはもうほぼ完成形だったのか、後継機の5D MarkⅢが出ても更新は見送られ、延命治療を受けながら前線で戦い続け、6Dが発売されると徐々にそちらに置き換えられていったイメージ(個人の感想)。当然クラスの違いもあるけど、6Dより5D MarkIIのがいい…と言う同僚も多かった。ちなみにCFのシングルスロット。


5D MarkIII

先代からさらに研ぎ澄まされた3代目5D。ここからCF、SDのダブルスロット!!今でもまだまだ使えるスペックでブライダル界隈で良く見かけるカメラ。個人的には操作性の向上が大きく感じられたカメラ。オプションのバッテリーグリップも格段に握りやすくなった。同世代で一足遅く発売されたNikon D800が予想大きく斜め上に尖った高画素機だったので印象は薄いけど、当時は、なんというか、常識レベルの高画素機だった。優等生みたいなイメージ。


6Dシリーズ

フルサイズ機の敷居をさらに引き下げた功労者。機能、操作性を少々犠牲にした分、コンパクトで取り回しの良いカメラ。ただ…フルサイズ入門機という呪いの言葉。実際買いやすい価格帯なんでお客さんが持ってる率も高く、箔がつかないので社カメからは嫌厭されていたり…。もちろん腕前で見返すことができるんですが、それはあくまでも撮影後。撮影内容やクライアントにもよりますが、機材の箔って結構大切。服装や髪型、清潔感とかと一緒でプロって説得力の1つになるので撮影前、撮影中の顧客の安心感が違うんです。TPOですね。


6D

エントリーフルサイズの走り。メインとしてもサブとしてもいろんなところでまだまだよく見るカメラ。ミラーレスが主流になりつつある今、5Dと6Dのサイズ差なんて微々たるものに感じるかもしれないけど、実際使ってみると違う。小さいは正義。もちろん機能や操作性、レスポンスを比べるとランクが違う分当然劣るんだけど、大概の仕事で十分だったりする。もちろん、機能不足を補うのは撮影者の腕前なので、エントリー機でもあるけどプロにエントリーするならまずは5Dや1Dシリーズを検討したほうが良いと思います…。




6D MarkII

…他後日追加予定。


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