Blue
あの日 君が口走って
部屋中に散らばった言葉を全て
飲み込もうとして足掻いた
静かに、確かに 終末へと歩いていたのに
伏し目がちに、見ないようにって
馬鹿みたいだね
青い時間が 僕らを許すけれど
もう行かなくちゃ
ある日 突然 終わりが落ちてきて
悲しみさえも 何にも揺れなくって
くだらないね
空虚で迂闊な言葉遊びでよかった
「ねえ、行かないで」とか
どんなに嘆いたって どんなに嗤ったって
僕らは愚行を繰り返す
君の歌が また聴こえてきそうで
耳を塞いで走った
どんなに愛したって どんなに憎んだって
君は呼吸を止めない
いつか見た空を思い出せなくって
ふいに泣きそうになる
君の歌が また聴こえてきそうで
夢を見るのも嫌なんだ
そんなことより もっと高く、
遠くへと
飛びたいのに
君を
過去を
僕を
雲を
裂いて