進化

デッキ提出│進化ロイヤル編

~はじめに~

小さな優等生
「……なんですか、あなた? さっきから、私のことをジロジロ見て……
さては、あなた……へんたいふしんしゃさんですね」

そうです、私がへんたいふしんしゃさんです

どうも、こんにちは。
初めましての方は初めまして。
かるまと申します。
今回がnote初投稿です。
稚拙な部分が目立つかもしれませんが、初めてなりに工夫を凝らしてみました。
最後まで読んでもらえると幸いです。

最初に断言しておきますがこれは”最強の進化ロイヤル”についてまとめたものではありません。
あくまで、私なりに進化ロイヤルにおけるひとつの考えを提示、まとめただけにすぎないので「へぇ~、そんな考えもあるんだ」程度に思ってもらえればなと思います。

では、本題へと移ります。

今回は新環境恒例のチーム課題のデッキ提出ということで、このnoteを使って進化ロイヤルについてまとめていきます。

それでは――

行くぞッ!迅雷が如くッ!

1.選んだデッキについて

今回、私が選んだデッキは進化ロイヤルです。

しかし、ここであらかじめ伝えておきたい事があります。
一概に進化ロイヤルと言っても、実はこのデッキタイプの中でも更に派閥が分かれているのが現状です。
私が把握している限りでは、まだ3つですが……

どの派閥も、”カゲミツを有効に使いながら進化カウントを稼ぎつつ、UB持ちのカードやアンリエットを軸に戦う”という基本的な部分は変わらないです。
それぞれが大きく異なる点は、主にフィニッシュプランにあります。

【ビートダウンプラン】
疾走などに頼らず、強い盤面を展開、維持することで相手を制圧して勝利を目指すプラン。

【バーンプラン】
条件が整うまではカゲミツやUB持ちのカード、アンリエットといった進化ギミックを有効に使って耐え凌ぎ、条件が整い次第、君臨する猛虎やゼウスといった強力な疾走カードで相手の体力を削りきるプラン。

【アグロプラン】
進化ギミックはもちろん、疾走や潜伏といった効果のあるフォロワーを駆使して序盤から相手を攻め立てて早期決着を目指すプラン。

以上の3つの中からどれを重視するかによって、派閥が分かれるのだと思います。

前置きが長くなりましたが、私が今回選んだのはバーンプランを重視したものです。
このことを念頭に置いて読み進めてください。

↓それでは、構築がこちらになります↓

構築

採用カードについての解説は『3.採用カードのピックアップ解説』で後述しているので、早く読みたい方は次の章を飛ばしてください。

飛んでけぇッ!

2.選んだ理由

~アディショナルカード実装当日~


「プリンセスナイトTueeeeeeeee!!! アンリエットめちゃくちゃ便利な女!!! カゲミツ猛虎うっひょ~~~wwwwww ZEUS!!!(しかし走らない)(渾身の台パン)」

プリンセスナイトやアンリエットの追加により、格段にデッキパワーと安定感が増した進化ロイヤル。
使ってみて分かった。
これは強い、そして深い。
進化する際の演出や、進化によって生じる様々なシナジー。
スペルウィッチに似た中毒性が、これにはあった。

恍惚。

脳を満たすはそれただひとつ――
能を活かすはこれただひとつ――
ロイヤル担当として、これほど素晴らしいデッキは握らざるをえなかった。

こうして、私の業は定められたのである。

ちなみに、今回紹介するものがバーンプランなのは初期から使い慣れていたからです。
他のプランと比較して一番強いから、という理由ではないので悪しからず。

3.採用カードのピックアップ解説

画像2

まず、デッキの軸となるこれらのカードについては今回解説を割愛させてもらいます。
同じプランの構築でも差が出るであろうカードのみ解説していきます。

画像3

対象はこの6種類です。

月の刃・リオード

こいつを進化させることで手に入るアサシンでペコリーヌやリーシャを隠したり、リオードフェイス進化をすることで戦術の幅が広がります。

EPが無くなった後も、リオードを潜伏させておくことでデュアルブレイダーが無償進化できるようになるので役立ちます。
これを利用して、9ターン目以降にデュアブレ進化猛虎バフ疾走で計14打点を1ターンで期待できるようになります。
貴族の舞踏でリオードが召喚されたとき、手札にデュアブレと猛虎がある場合は対面にもよりますがリオードの潜伏を解除するか否かよく考えましょう

白刃の剣舞

このデッキにおいて、このカードは主に2コストで使う場面が多いです。

エンハンス効果も勿論強力ではあるのですが、デッキのコンセプト的に序盤からエンハンスで使うことは稀です。
というのも、このデッキはいかに進化や破壊カウントを稼げるかによって勝率が大きく変わるデッキなので、序盤から5コストも払っておきながら全然カウントが稼げないとなると、”後が続かない”のです。
試合序盤~中盤から同じエンハンス5コストを払うなら思わぬ躓きの方がバリューは高いでしょう。
自分の場のフォロワーを進化エンハンス剣舞することで王手が見えるのであればエンハンス剣舞でも良いのですが、そのような場面に遭遇することは非常に稀だと思います。

”進化ギミックなどの作動準備を進めつつ、今後の展開を少しでも楽にするために使うお掃除用の処理札”といったイメージで使いましょう。

分身の術

カゲミツ分身最強
たまに猛虎分身でリーサルすることもあります
守護を分身させて自分のフォロワーやフェイスを守りつつカウンターを狙うのもありです。

なにかと便利なカードですが、こればかり引いても仕方がないので2枚です。

思わぬ躓き

手札枯渇が深刻な問題なのと、序盤から様々なパーツを引き込んでおきたいので採用。

猛虎でのリーサルを狙うデッキなので、小粒が並びやすいのも勝利に直結する要因になり高評価です。

基本的にはエンハンスで使いますが、2コストで使うことも多いので3枚です。

貴族の舞踏

進化カウント稼ぎつつ盤面強化。
デッキ圧縮にもなるので引きたいカードを引き込む期待値を上げてくれます

このカードを1枚使うだけで次のターンからアンリエットの効果をフルで使えるようになりやすいです。
カゲミツやゼウスのバリューも跳ね上がります。

カゲミツが直ぐに破壊されないような相手であれば、序盤から3コストでプレイするのもありです。

今はとりあえず2枚で様子見てます。

至高神・ゼウス

ワンチャンス狙うワンパンチ
このジジィの有無で対面への勝利期待値が変わります。
特にコンリノ戦ですね。

しかし、メインの勝ち筋というよりはどうしようもない戦況を覆すヤケクソの一撃保険なので1枚です。

勝利の女神が微笑んでジジィがダッシュしてくれることを祈りましょう。
女神ちゃ~~~ん!///(クラウチングスタート)

4.採用候補のカードについて

画像6

バーンプランにおける採用候補についてです。
なので、貴族の舞踏からカゲミツを確定で召喚したい都合上クイブレ(タージ)は候補外となっています。

雷鳴の軍神・フニカル

枠に余裕があれば採用したいカード。

エンハンスでオート進化&自害でダメージ飛ばすのは優秀

よく採用されているし抜くのはマズい……?

必中の狙撃士・ワルツ

あると便利なのは間違いない。
しかし、このデッキはワルツに頼らずとも処理能力が高い
試合後半になるほどワルツが手札で腐るなんてことも起こりがち。

ミラーにおいてペインレスへの回答が少ないため、どうしても手に負えないという場合は採用検討。

火焔の軍神・ヤヴンハール

正直一番の入れ替え候補

やはりコイツの有無で進化カウントの進みが違う。
そして、何より交戦時に2ダメ先制するのが偉い。

必殺持ちのフォロワーなどを触れずに倒せる、スタッツ2以下を受け付けないのは非常に魅力的です。

妖刀の鬼・ツバキ

猛虎でのリーサルを狙うデッキであれば採用されてもおかしくはないカード。

選択破壊ではないのが長所かつ短所ですね。

以前は好んで採用していましたが、いつの間にか抜けていました……。

枠に余裕があるなら採用したいです。

居合の真髄

そんなカードあったな部門からのエントリー。
4コストスペルで、相手のフォロワー1体に4ダメージを与えた後2枚ドローするカードです。

書いてあることは強いし、面白い試みではあると思いますが……微妙にコストが重たいのがネックです。

いまだに試したことが無いので未知数ですが面白いとは思います。

二刀流

これが案外、カゲミツとマッチする
試合後半になるほどチャンスが訪れる。

ビートダウンプランで顕著に真価を発揮すると思います

カゲミツ、中の人が本気出せば二刀流で満足せず三刀流までいけそうですよね。
※ゾロ

アイギスシールド・アテナ

鉄壁の処女神。

ビートダウンプランのキーパーソンですが、その他のプランでも活躍する機会は全然はあります。
カゲミツに過保護な女と化せばカゲミツの生存率UP【特大】。
そのままカゲミツで相手を殴り倒すことも可能になります

このカードもゼウスに近い”あればワンチャンス狙えるカード”ですが、ゼウスとの違いは負け筋にならないことです。
あれ、強くないですか?

この他にも候補が出てくる可能性はありますが、今回は以上のカードのみとさせてもらいます。

5.使用感とマリガン

このデッキがここまで強力になったのは間違いなくプリンセスナイトの影響です。
しかし、それだけでは手札やライフの管理が難しかったのをアンリエットがうまくカバーしました。
兵士や指揮官といった、本来のクラス特徴ではないものの、なにかロイヤルらしいものを取り戻したような気がします。
展開力や制圧力、決定力、持久力と終始隙が少なく多方面に優れたバランスを誇ります。
使い手次第でどこまでも伸びるデッキだと感じました。

マリガンについてですが、基本的には、

・カゲミツ
・思わぬ躓き
・アイテール
・プリンセスナイト

これらをキープ、もしくは探しに行きます。
後攻の場合はペコリーヌやシズルもキープ対象に追加します。

進化ロイヤルのマリガンで間違えやすいのが、進化ギミックのパーツが全く揃っていないにも関わらず2パスを恐れて2コストフォロワーをキープしてしまうことです
アグロプランを取った方が有利な相手であればそれもありなのかもしれませんが、このデッキは2パスする事よりも進化ギミックが全く揃わない、又は手札が枯渇してジリ貧に陥った方が負けやすいデッキです

思わぬ躓きが3枚採用なのは、こうした理由が大きいからです。

6.環境デッキとの相性

画像4

おおまかな相性は画像を参照してください。
あくまで個人的な基準に基づいたものなので、「違うだろぉッ!!」という意見がある場合はそれが正しいのだと思います。
あなたを尊重します

俯瞰して見ると、やはり後攻での勝率が高いです。
引くべきものを引いていればあらゆるデッキに対して五分以上で渡り合えます。

マッチピックアップ

vsコンリノE

コンリノは先後問わず不利ですね、訂正します。
特に早々とリノ走らされるのは仕方がないです。

延々と処理に回ってくれるのであれば、コンリノ側もなかなかのハンドを要求されるはずなので勝てるかもしれません。

コンスタントに強い盤面を築きましょう

vs進化R(ミラーマッチ)

ロイヤルミラーは珍しく後攻が有利なのが面白いですね。
ですが、やはりここはロイヤルミラー。
カゲミツやシズルのケアが上手い人が勝ちます

結局、勝敗は練度や知識による差が出るかもしれません。

先攻であれば、相手よりも早く強力なフォロワーが出せます
後攻であれば、デッキの特徴的にEPがひとつ多い分余裕ができます
とりあえず後4シズル強すぎ卍ですね。

それぞれの利点を活かしきった方が有利、としておきましょうか。

後攻有利はあくまで基準です。

vs式神W

UBゲーです。
いかに多くのペコリーヌやシズルを抱え込み、UBを発動させて処理できるかがカギです。
途中でアンリエットをうまいこと引いて使うのも重要です。

アグロプランは思ったより通り辛いです。

運に恵まれた方が勝つ。

vs自然D

序盤から積極的に体力を削る他ありません
自然D相手にロングゲームは挑めません。

一応、PS進化で浸食のダメージを無効化することもできますが、盤面が弱いとあっさり処理されるので強い盤面を築きつつPS進化が理想です。
しかし、横展開を心掛けるとイノリでお咎め
ダークジェイルドラゴンがおまけで走ってきた暁にはもう降参。

アーム対決です。

vs妖怪Nc

ギンセツ連打されると絶望的です。
ケツ9ポンポン取れないよ。
ギンセツケアできるか否かがカギです。

あとは相手が事故ることを祈りましょう。

進化後シズルは無傷なら1体で狐4体分耐えます。
アンリエットなどとあわせて召喚してカウンターを狙いましょう

7.立ち回りのコツ

基本的にはまず進化ギミックのパーツを集める旅から始まります
序盤のある程度のテンポロスは中盤以降一気に取り返せるだけのデッキパワーがあるので臆さないことが肝心です。
カゲミツの使い方には最細の注意を払いましょう
「ここでカゲミツを自害させた場合、この後どうなるか」をよく考えてプレイしないとせっかくのカゲミツが無駄死にしてしまう恐れがあります

じゃあなんすか

まぁ、進化カウントを1進めることができるので、当たり先が無くてヒマミツになっても完璧な無駄死ににはなりませんけどね。

あとは、プリンセスナイトの使い方です。
プリンセスナイトのバリューがいかに高い状態で進化させられるか
これで大きく勝率が変わります。
試合中に1回はプリンセスナイトとUBのシナジーを発揮させたいところです。
6ターン目、遅くても7ターン目にペコリーヌかシズルのUBが発動していると良いですね。
UBを早めに発動させたい都合上、フォロワーの進化置きもけっこう重要になってきます

最後に、地味に気を付けるべきはシズルの使い方です。
シズルがスタッツとリーダーの体力を3回復するのは、自分のEPが相手よりも多い時
上で「進化置きも重要」と述べましたが、これとの葛藤があるので、どちらの選択をした方が後々有利になりえるかは場面によって異なります
こればかりは経験して感覚を掴んでいく必要があります。

8.Bo3での相方について

コンリノエルフと妖怪ネクロがとにかくキツイので、これの相方になりやすいデッキに強いデッキが好ましいです。
現状、自然ドラが相方として多いでしょうか。
なので、自然ドラに強いデッキが候補として挙がります。

シャドログのデータをもとに見てみましょう。

画像7

これはMASTER帯における自然ドラの対戦データです。
ネクロマンサーだけ勝率が5割を下回っています。
このネクロマンサーというのは、ほとんどが妖怪ネクロです。

では、次にその妖怪ネクロのデータを見てみましょう。

画像8

強 く ね ?

あくまでデータ、それも正確とは限らないものですがこれを見る限りは妖怪ネクロを相方にするのが良さそうです。
自然ドラに限らず、ロイヤルやウィッチに対してもそこそこ高い勝率なのが拍車を掛けています。
というのも、

無題

これはRatings第11期における、2020年2月27日時点での使用リーダーの割合です。
ウィッチを筆頭に、エルフ、ロイヤルと割合が多いのが分かります。

もう、妖怪ネクロ一択やん。

以上でデッキ提出の項目を終了します。
お疲れ様でした!

~おわりに~

この度はここまで目を通してくださり、誠にありがとうございます。
初投稿ということでかなり手間取ってしまいましたが、良い経験になりました。
お恥ずかしい部分も多々あったかと思いますが、温かい目で見ていただけたら幸いです。
そして何より、課題提出期限に間に合わなかったこと。
心より反省しております。
誠に申し訳ありませんでした。
今後は同じことが起こらぬように努めて参ります。
長文、失礼いたしました。

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