第14話(劇場版)Wake Up, Girls! 七人のアイドル
時は、アイドル戦国時代。
2013年7月 仙台
タイトルいじり思いつきませんでした。ついに劇場版にまで手を出し始めました。まあWUGはいきなり映画ですからね。
デカいアイドルの映像から仙台の弱小芸能事務所の世界へ。アイバンクラブはもう完全にAKBですね。WUGのキャラデザ、本当にパッとしないですよね良くも悪くも。髪色が普通でモブのキャラデザとも大差ないし。まあそれが本当にいいんですけど。
このクラスメイトの話の聞き方がリアルで本当に気持ち悪い。WUGは本当に気持ち悪い人間味の描き様がすごい。本当に本当にずっと気持ち悪いんですよね。それがいいんですけど。なんかリアル路線って売れないんだなあと思います。残念。
ガラケーですね。時代感じる。WUGもなあ、聖地巡礼したくなる。
急に歌い始めたの、スカウト待ちとかいうレベルじゃないですよね。怖い怖い。周りに人がいるのに歌い始めるのがやばい。そしてJKに馬乗り&膝蹴り、何を見せられてるんだよ。女児にも見られてるし。
この合格通知をみんなで喜んだりするシーンがサラッと入るだけで心が救われる。
まあほぼAKBのセンターしてた子がやめて仙台に戻ってきたのをまた地元のアイドルグループでセンターにする話ですね。
「あなたたち、処女?」
ガチでキモい。オーディションの最後に事務所の社長が聞いた質問で答えのシーンはないんですけど。これを聞いた社長が女だからとか全く関係なくキモいんですよねここ。そういう需要に応えないといけないのがキモい。
自分の大好物のカラオケ特訓シーンです。カラオケで特訓するアイドルアニメは庶民的で好きです。最初からグループ名も愛称も決められてるのがちょっと残念(まあ同名ラブホがあるっていう最悪のオチが待ってるのですが)マジでこういうギャグもキモいなあ、ここはあんまり好きではない。
「他人を幸せにできる人は限られている」
残酷な話ですね。まあ実際そうなんでしょうけど。それがアイドルですよね。自分は間違いなくアイドルに勇気づけられてここまで生きてこられた人間なのでとても共感できます。それとともに、全く他人を幸せにできない、という言い方はあまりにも厳しいかもしれませんが自分のことで精一杯で緊張を払拭できないままステージに立ってしまっているアイドルも何人も見てきました。
それが全て悪いということではないんですけど、その絶妙なできなさがグッときて勇気づけられたりもするんですけどね。お笑いもそうですけど、緊張と緩和なんですよね。緊張の隙間に本当の笑顔が見えたときに自分は泣きそうになりますね。もう完全にできあがってるアイドルの見られる用の笑顔のもっと手前に、ぐちゃぐちゃになりながらも出てくる笑顔が好きです。WUGは基本的にそういうアニメだと思うんですよね。
ここで劇中デビュー曲「タチアガレ!」のイントロがサラッと流れます。いやボケ。
ここまで現実の気持ち悪さに我慢してこのイントロなのでマジで生きててよかったと思います。何回聴いてもイントロのドドドパーンで脳汁がドドドパーンします。
デビュー直前で社長が金を持ち逃げして土曜日のフライトしました。「とにかく金がない」
「こんなのってないよ!」
本当に、まあ初見時だとまだそこまで感情移入できてないですけど全部見た今だとめちゃくちゃでかい声で言えます。こんなのってないよほんと。
雨のなか走ってますね。雨のなか走るといえばラブライブサンシャインですね。
ここで一度アイドルを辞めた真夢がアイドルとして戻ってきました。
理由は
「自分を幸せにしたいから」
この、何故アイドルをやるのかっていう話だけは上手いんですよね。WUG。他人を幸せにするためのアイドル、自分の幸せのためにやるアイドル。本当は両方同時に叶えられるんですよ、きっと。
まあこっから死ぬほどキモいんですけどね。助けてくれ、僕これマジで嫌なんですよ。リアルすぎてキモい。
「がんばっぺ!Wake Up, Girls!」
本当にここからキモいんですけど、初めてのライブシーンで見せパン用意するの忘れててずっとパンツが映り込むんですよね。しかも結構それフォーカスでカメラが動く、ガチで生理的に受け付けない。しかもこれがこの映画のほぼ最後のシーンなんですよ。後味が悪すぎる。そのままタイトルロゴ出てエンドロールですよ。趣味悪すぎでしょ。どうやっても肯定できない気持ち悪さがあります。
リアル声優はこれはほぼ最初のネームドキャラになるわけで、その最後がいきなりパンツ見せて歌って踊るって……。曲はいいだけにキツいです。ちなみにアニメシリーズでもこういう気持ち悪さがめちゃくちゃ出ます。ボケすぎ。
まあメディアに取り上げられ始めた頃のAKBもパンツ見せ集団とか言われてましたからね。そのオマージュなんでしょうね(WUG関連のアニメ記事はそんなに読んだことないので何か他の意図があるならすみません)
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