プロレスについて語ろうか① ドラゴンゲートという衝撃。
かくいう私も当時は「所詮プロレスなんてリングの上で技の掛け合いっこしてるだけやろ」というプロレスに興味がない人からの言葉にも反論するだけの何かを見出すことができないまま、まあこんなもんだろうなとあきらめ、プロレスから離れかけていた。
そんな私を、それこそ強引に引き戻してくれたのが、ドラゴンゲートだった。
彼らの繰り出す超人的ともいえる技の数々は私を魅了し、彼らのマイクパフォーマンスの面白さ、ユニットというチーム単位での抗争のドラマティックさに魅了された私は、それまで踏み入れたことのなかった『インディー団体』の扉を開くことになったのだ。
そして現在。
メジャーである新日本プロレスの独り勝ちともいえるプロレス業界において、ドラゴンゲートは全国津々浦々で開催されるどの会場でも満員御礼をたたき出すほどに成長を遂げている。
もちろん試合においてもさらなる進化を遂げているのは、この動画の試合を見ていただければすぐお分かりになるだろう。
痛さを超えた凄さ。
ひらめきとアイデアに満ち溢れた攻防。
そのどれもが予想不可能であり、次の瞬間に何が起こるか目が離せなくなる。
それがこのドラゴンゲートの面白さであり、ドラゴンゲートがプロレス界に巻き起こした衝撃なのである。
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