アドベントカレンダー、幕間。
ども、かーるです。
本日は本来ならすでにアドベントカレンダーがアップされている頃なのですが、本日ご予定のかねきょさんがnoteをアップする際にトラブルに見舞われたとのことでお仕事から帰ってきたらアップするようですので、幕間のMC代わりにコラム的なものを書いていこうと思います。
皆さんが現在楽しんでいただいているnoteアドベントカレンダー2016ですが、そもそもこのアドベントカレンダーについてご存じだった方は意外と少ないんじゃないでしょうか。
アドベントカレンダー。
12月1日から24日までの日付が書かれたカレンダーを模した箱や袋の、それぞれの日付のところにお菓子やおもちゃなどが一個ずつ入っているそのカレンダーは、もうすぐやってくるクリスマスに向けて子供たちが盛り上がっていくために作られたものだ、とされています。
日本でも最近はモロゾフやロイズを始めとする数多くのお店などで趣向を凝らしたアドベントカレンダーが販売されており、今現在それらを購入して楽しまれている皆さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
では、なぜこのような商品が生まれたのか。
なぜ『クリスマスに向けて盛り上がっていく』ことが前提となっているのか。
そもそもクリスマスとは、本来はローマの頃から各地で行われていた『冬至祭り』を、初代キリスト教の布教者さんたちが対立や摩擦を生むことなく異教徒にクリスマスを広めようとして、12月25日の『クリスマスがキリストの生誕の日』としたことから始まっています。
つまり、現在世界で当たり前のように行われている『クリスマス』のほぼすべてが『キリスト教におけるクリスマス』であり、つまり12月25日とは『キリストが生誕した神聖なる日』なわけで、だからクリスマスには街は静かになり、人々は教会のミサに赴き、神に無事に一年を過ごせたことへの感謝をしつつ、家族や親せきと過ごすのです。
これって、日本人で言えばお正月に感覚が近い気がしませんか?1月1日を厳粛に過ごすために年末に様々な準備をし、年が明けたら次の一年の幸福を願う――ね?似てるでしょ?
そう考えると、12月1日からクリスマスまでの期間は、キリスト教の皆さんにとっては当日を厳粛に迎えるための準備期間でしょうから、つまりは誰もがめっちゃ忙しいんですよ。
日本だって年末の忙しい時に子供たちがあれやこれやとはしゃぎ回ったり駄々をこねたりしてきたら準備の方がおろそかになるから、子供たちにおもちゃやお菓子をあげておとなしくさせてたりしますよね?(余談ですがうちの嫁さんのお実家では、クリスマスにプレゼントとは別にお菓子の詰まった靴下を年末年始用のおやつとして渡していたそうです。なんと合理的な)
それと同じ理由から、子供たちを大人しくさせておくためにアドベントカレンダーというものが生まれ、それが思ったよりもクリスマスに向けての盛り上げに効果的だったので、いつの間にか子供だけじゃなく大人も楽しむようになったのでは――そう私は考えています。
つまり、なにが言いたいかと言いますと。
アドベントカレンダーは、魅力的であればあるほど盛り上がる。
――ま、そういう話でした(笑)
それでは、アドベントカレンダーの公開まで、もう少々お待ちくださいませ(⌒∇⌒)
#noteアドベントカレンダー2016 興行主
ならざきむつろ(かーる)