カールモール手帖第6回リレーコラム「下降」カールモールマダム

どーも、こんばんは!カールモールマダムです。前回の広島ブレイカーさんからのバトンを受け取ってから早くも2ヵ月も経過してしまいました…。

すみません、決してぼんやりしていた訳ではなく怠け者のマダムなりに色々やっておりました。グッズの製作やら発送作業、トークライブの撮影、編集、地味、初の撮影会やら、色々やっていたら2ヵ月!びっくりですな。

で、お題の「下降」。もうこれは、売上、いや湿っぽくなるので違うものにしましょう。

数年前、私が住んでいた街のお医者さんの話にします。その病院はかなりレトロでいつも空いていて、私としては待たされないし雰囲気も良いので大変気に入っておりました。

大先生と若先生、受付と薬剤師はお母さん、というアットホームなこの病院。

私が行くときには若先生が診てくれる事が多くて、今日の主人公はこの若先生。

まあ、いわゆるボンボンなので大変気さくでおおらかな先生。いつもデスクにはマンガや雑誌が置いてあり、「毎日暇なんだろうな…」という雰囲気を醸し出しておりました。なので、割と雑談する時間もあったり。

ある日のこと。私は風邪か何かで診察をしてもらった後に雑談をしていた時の出来事。

「いやぁー、先週子供が具合悪くなっちゃって、ビックリして救急車呼んじゃったよー!」

・・・・ん、この人の職業って??

「え、先生はお医者さんなのに?」と小学生のような質問をした私に彼は、

「いやあ、俺が診るよりいいかなーと思って」

・・・・いや、そんなアナタに私いま診てもらっているのですが、、、

まあ専門外の病状だったのかもしれないが、堂々と自分の病院に救急車を呼んだ彼は、何なら少し清々しくもありました。

その後も近所のおススメのマッサージ屋さんを教えてくれたりと、ここらへんまでは気さくな若先生でした。

事件は突如やってきました。

当時私は授乳中で、飲める薬が限られており、その日も風邪だか何だかで若先生に観てもらっていました。診察が終わり、先生に「授乳中だけど飲めるお薬ありますかね?」と質問をしたら、彼はおもむろにパソコンに向かい、なにかを検索し始めました。

最初は医療系のページで薬について調べているのかな、とぼんやりパソコンを眺めていたら、まさかの、まさかの、よく見慣れたあのページが表示されているではないですか!!!

・・・Yahoo知恵袋

え、えーーーー!!!!

それを見ながら彼は笑顔で、

「この薬は大丈夫って書いてある!じゃ、これ出しておくねー^_^」

と言ってきました。

・・・う、うーむ、私の薬はYahoo知恵袋で検索して、どこの誰かも分からないヤツが「大丈夫だよっ!」という、何の信憑性もない情報だけで処方されるのか、、、

しかしながら、あまりにも堂々と患者の前でYahoo知恵袋ページを開き、あまりにも笑顔で「大丈夫!」と言われるなんて、あまりにも、あまりにも、

・・・・面白くないですか??(笑)

もちろんそこから我が家では彼のことは

・・・・知恵袋先生と呼んでおります。

まあ、医者としての信用度は下降しましたが、予想外の行動には笑わせてもらったので良かったのではど思っております(笑)

・・・まあ、その後私はその病院には行ってませんがね( ̄▽ ̄)

という事でお題の「下降」でした。

さあさあ、ひとまずこのリレーコラムは一度お休みにして、またマダムが独り言でもつぶやくページにしたいと思います!

走者の皆様、ありがとうございましたー!!

カールモールマダム

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