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noteの街の猫

noteの世界のこと 街のこと

今まで全然知らなくて

おずおずと足を踏み入れたのが先月

ほんのちょっと覗いただけで

自分の書いてみたかった事は

既に誰かが言葉巧みに

堪能な文章で書いてくれていた

あれ?この話も?これも?それも?

それならば、と

私は私にしか書けない

目の前で起きている

自分の目で見て 耳で聞いて

触れて 感じて 考えた事を、と

そしたら語彙も足らなくて

学術的にも通用しなくて

何を言ってるかよくわからない

こんな話しか書けなくて

それでもここに住めるだろうか、と

今もこっそりと

街を窺い見ている

猫のように‥

「チタン」2021.11

やすきち

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