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時間のない人の語学学習法
私は英語を教えたり、外国人の方に日本語を教えたりしていますが、自分自身アラフィフから中国語を学習したりと、語学とは常に付き合っている生活です。長い単身赴任の期間などは、4人の子供をワンオペ育児をしながら仕事もしていたので、”とにかく時間がない”という状態でした。そんな中でやってきて 効果的だと思ったことを 少し紹介したいと思います。
まとまった時間が取れないことを嘆かない=隙間時間の徹底活用
子育て中や、あるいは介護、仕事、などそういう環境ではまとまった時間は取れないもの。けれでまとまった時間でなくても、むしろ細切れの方が集中して効率よくできることもあります。例えば単語の暗記。煮物ができるまで暗記、とか、子供の習い事を待っている間にやる、とか。
”ながら”でやる
これはリスニングやシャドーイング(音声を少し遅れて追いかけて発語して行くこと)などにいいですね。お掃除しながら、運転しながら、電車の中では、まさか声を出すわけにはいかないので、”サイレントシャドーイング”(頭の中で文をリピートしてみる)。シャドーイングは、耳と口を同時に使うのできついのですが、その分、効果があります。
早朝起きてやる
私は学生時代から完全なる朝型だったので、早朝、家族が寝静まっている時に起きて、お弁当を作るまでのこの一時間に!というように集中してやっていました。すると効率も不思議と上がりますし、何より、朝、やろうと思ったことをやれた、という清々しい気持ちでスタートできます。いわゆる朝勉ですが、私の独学が続いたのは、この朝勉スタイルにあると思っています。
資格試験を、上達のバロメーターとして受ける
語学が上達したかどうか、実は、これはなかなか確認するのが難しい。語学学習はどこまでやっても終わりはないので、下手すると、挫折...なんてことにもなりかねません。大抵の人が、”上達を感じられない”ということでギブアップするものです。ならば、スコアや級で自分の今の力を見える化してくれる 資格試験を適宜受けることを お勧めします。何歳になっても”合格”という二文字を手にすると嬉しいものです。そして、じゃ、もう一つ上の級にチャレンジしてみよう、とか、あのスコアラインを超えてみたい、と思うようになればしめたものです。
語学の独学を継続させる秘訣は、こんなところにあるように思います。普通に日本で生活していると、アウトプットの場、ってなかなかないですからね。
同じ目標を持った仲間を持つ
以前、大学が社会人向けに開講した”地元を英語でガイドする観光ガイド養成講座”(正式名称は忘れましたが)になんとか合格して、半年毎日大学の教授たちの授業を受ける、という実りある刺激的な日々を送ったことがあるのですが、その時に、”英検1級を取ろう!”とクラスメートが言い出し、英検1級クラブなるものを作り、結局みんな最終的には合格!さらには全国通訳案内士にも次々と合格。仲間と励ましあいながら頑張る、これもいいですよね。
あれからもう10年以上経ちますが、その時の仲間は、それぞれ活躍していて、そして今だに私が日本に帰った時は集まってくれています。
例えば・・・
車通勤です、というさんには、とにかく通勤の往復で、CDを流しながらリスニングとシャドーイングをするように、電車通勤の方には、行きは単語を覚えて、帰りはリスニングをする、というように、生活の中にパターン化して組み込んでしまいましょう、とお話ししていました。
どんな人が伸びるかというと
とにかく素直な人。いいと聞いたことを 素直にとにかくやってみる人は、やはりスコアも素直に伸びて行きます。いいと思ったら即行動!これは どんなことにおいても 上達の秘訣ですよね。
毎日15分続けるのと、週末まとめて2時間やるのと、どちらが伸びるか?
それは毎日15分です。"継続は力なり”、使い古されている感がありますが、まさにその通りです。
最近の自分はどうか?と言いますと、退避帰国したままの仮住まいで、落ち着かないのを言い訳に、”継続”とは程遠い毎日。反省して、noteを始めたのを契機に、音読を始めたところです。まずは音読教材、一巡復習を兼ねてやっています。
今日も読んでくださり ありがとうございます。
Have a nice day!