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ソロライブ参戦のおともは水です

「今日の夜は渋谷でライブだ。とおいなあ。」

27歳。これまで行ったライブは50くらいあるだろうか。それはちょっと盛ってるかもしれない。正確な数はいいとして、その半数以上は一人で行ったライブだ。ライブキッズまでは行かないが、ライブベイビーくらいは名乗れそうである。

だから、毎回のライブが一大イベントで、その日付が記念日になっちゃっていた高校時代なんかに比べると、その特別感は少し薄れている。いや、行ったら毎回最高なんですよ?ただ、行くまでがちょっと億劫なのである。

そして、自宅の最寄りから渋谷駅までの所要時間は30分程度なので、全然とおくない。埼玉が実家だった学生時代のほうが、平気で渋谷や下北沢あたりを行き来していた。どうやら私も歳をとってしまったようだ。


朝、アプリでチケットをダウンロードしておく。

……何、自由席!?
ということは、スタンディング!?

ここ最近、いわゆるコロナ禍でのライブは座席指定のものが多くて、座って鑑賞するものばかりだった。ライブと言うよりは音楽鑑賞会、というかんじでまあ盛り上がりには欠けるし、演者側も寂しいだろうな〜と思っていた。

……んだけれど、ソロライブ参戦者からすると、早めに着いて場所を確保する必要がないのも、いつでも気兼ねなくトイレに行けるのもかなりありがたかった。そして座ってゆったり聴けるのが快適すぎて、「もう2時間も立っていられないかも……」なんて思っていた。
少なくとも3年ぶりの立ち見ライブに不安しかない。

超快適、着席ライブ。


17時頃。化粧や着替えを済ませ、ライブ会場の場所を調べておく。
いつも私の投稿を見てくれている方はご存じだと思うが、最近ガラケー生活をはじめた。なので、よく分からない場所は事前に調べて頭に入れておく必要がある。

えっと、今回の会場はWWW X。(はじめ大真面目にXXX Yと書いていた。おしい。)109を横切って、途中にちとせ会館……ABCマートを右。念のためスクショも撮っておく。

こうやって、事前に確認しておけばだんだん方向感覚も身について、いろいろな道を覚えられるように……これからなると思う。今日は「途中でGoogle Mapを見ずに目的地へ到達するゲーム」に惜しくも敗れてしまった。


家を出て、各駅停車で座りながらゆっくり渋谷へ。今日行くライブに出演するバンドの音楽を聴きながら、本を読む。途中ちょっと読み疲れて、ぼーっと車内のようすを観察。ただでさえぼーっとしていることの多い人間だが、スマホを持たなくなりさらにぼーっとしていることが増えた。

途中、高校生くらいの女の子どうしが隣に座れるように席を移動したり、前に立ったおばあちゃんに「譲りますよ」と声をかけたりした。良心のある大人が誰でもできることだとは思うけど、結構タイミングが大事な気がする。なんだか疲れているときや、「あっ」て思う瞬間にそのまま行動に起こさかったとき、私は何回かスマホを見ながら「気付かないフリ」をしたことがある。

こういうとき、ぼーっとしているとすぐに何らかの状況に気がつくし、逃げ場がない。だから「あっ」て思う瞬間にすんなり行動できたのかな、なんて分析。

ちなみに、おばあちゃんは次で降りるからと断られたんだけど、その断り方が満面の笑みで、すごく喜んでいることが伝わるものだったので、私も超ハッピーになった。次の駅になり、おばあちゃんが降りるときにも「本当にありがとうねぇ」と丁寧にお辞儀されて、私も笑って「いいえ、どういたしまして」と返した。
自分も歳をとったらこういうおばあちゃんになろう、と思った。


渋谷駅に着き、若干Google Mapに頼りつつ会場に着いた。私の整理番号は「Aー31」。要は31番目に会場に入れるのだけど、これは結構はじめのほう。

ガラケーのテザリング機能をオンにして、電子チケットを用意。両手にガラケーとスマホを持っている人なんて私だけだ。こういう「待ち」のとき、私は落ち着きがなくそわそわしてしまう。もっとどっしりと構えた人間になりたい。ドリンク代用に早く出しすぎた財布をいったんしまう。


支払い待ちの列を並んでいる間、喉の乾きと葛藤していた。せっかく水筒を持ってきてるのに飲み物の持ち込みが禁止らしい。

いや、会場内は分かりますよ。会場でドリンク買ってほしいだろうし。でも、建物に入ってからライブ会場に入るまでの時間は!?わりと蒸し暑いし、禁止と言われるとまた余計に喉が乾いてくる。倒れる人とかいないの!?

頭の中で文句を垂れているうちに支払いの順番が目前にきていた。急いでリュックの中の財布を探すと、全然見つからず本気で焦る。さっきしまったばかりなのに。こういうときに限って今まで入れたこともないようなポケットに入ってるんだよ。もっと落ち着きのある人間になりたい。


ドリンクチケットと水を交換。酒を飲みながらほろ酔いでライブ観戦したいところだが、ここはグッと我慢。お酒を飲むと尿意が近くなってしまい途中退場せざるを得なくなるのだ。ソロライブ参戦をいかに充実させるかということは、すなわち尿意をいかに制するかということになってくるので、私のお供は水と決めている。

600円の水。会場スタッフの賃金となっておくれ。ていうか、ドリンク代って600円になったの?ライブのワンドリンクといったら、ワンコイン500円だったのに。こんなところにも物価高の影響を感じる。


なんせ31番目に会場に入れたので、最前列が空いていた。「まだガラガラだな〜」と、最前列を横目に通りすぎ、遠いスミッコの壁に陣取る。うん、見え方いい感じ。
みんな入ってくるなりちゃんと前から順に詰めていっている中で、ぽつねんと一人端っこにいる。……もっと遅く着いても良かったな。こんな人がAー31を当ててしまい申し訳ない。

ちょっとライブ上級者気取りみたいで恐縮ですけれども、少し前までは私もできるだけ前で見たい人だったんですよ。やっぱり好きな人の毛穴とかほくろとかまで見えるのは嬉しいし、臨場感もすごいし。


ただ、去年だったかな。好きなアーティストのライブを2列目で見ることがあって、それはもう近くて、私と同じ人間ということをこの目で実感できたし、MCのときもそれはまるで友達としてお話しているようなかんじに思えて、歌も近くで見れて最高だった。

でも贅沢なことに、ちょっと足りない気もしてしまったのです。

そのときは座りだったからなおさらだけれど、まずずっと見上げる態勢で首がつかれた。あと、ライブって、会場を照らすライトワークのおかげで曲ごとの印象がグッと記憶に残ったり、観客のようすを見ていて感動することもある。それが、あまりに演者と近すぎると一対一って印象になって、まわりの景色が見えないんだ、とそのときはじめて気が付いたのだった。


そんなわけで、一目散に全体が見渡せてかつ背もたれがある(むしろこちらが目的なところもある)ベストポジションを確保し、開演までの一時間を読書でやり過ごす。ライブハウスに入ると、非日常感と、みんなの高揚感からかちょっと動悸っぽくなるのは私だけだろうか。あまり読書も集中できなくて、同じところを何度も読んでいた。


ここで問題の尿意チェック。今のところ感じないし、今日はツーマン(2アーティスト)ライブで私の目当てのほうははじめに出演予定なので、行きたくなったらそのあとに行けばいいや、と決断。基本的には開演前に絶対に行っておきたいのだけれど、やはり指定席でないところが仇となったか。

となりに話しかけやすそうな人がいれば「ちょっと荷物見ててもらえますか」って声をかけることもあるが、今日はなぜか私のまわりに全然人がいない。ここで見ても問題ないよね?と不安になるレベル。

ずっとしゃがんで本を読んでいたが(だからか?)、結構人が増えてきたので立ち上がって眺望を確認。めちゃめちゃいい感じにステージが見える。余裕だ。
身長が高くてよかった。そう思える数少ない瞬間なので、今だけは優越感に浸るのを許してほしい、と思う。


今でこそこの170cmある身長も受け入れて生きているが、思春期のときはコンプレックスでつらい思いをたくさんしてきた。小さいだけで小動物のように可愛がられる女の子を僻んだし、友達から愛のないいじられ方もしたし、デリカシーのないオヤジに「女の子はもうちょっと小さい方がね〜」とどうにもならないことを言われもした。まあ今でもそんなこと言われたらぶっ飛ばしたくなるけど。

ほんとうに、はじめて自分の身長を良いと思った場所は、ライブだった。目の前によっぽど大きい人が立ちはだからない限りは、ステージが見える。


19時過ぎ。暗転し、小山田壮平さんが一人やってくる。
もうずいぶん前に解散してしまったandymoriというバンドのボーカル。高校生でandymoriを好きになってから、解散後もずっとライブに行き続けている。

本来は舞台裏で済ませてくるべきチューニングを、一曲目をはじめる前にステージ上で行い、いざ歌いはじめても途中で首をかしげ「やっぱなんかおかしい」と笑いながらチューニングし直す。観客も笑い、和やかなムード。
ああ、また小山田壮平のライブを見にこれた。

家でも、スタジオでもやっていることを、ステージでも同じように。それがいちばん難しいことな気がするので、それを当然にやっていることが、貫禄だな、と思った。


コロナ禍でライブは自粛ムードになって、やるようになってからも距離をとって、マスクをして、声を出さずに拍手で、っていう見方になった。最近それが元通りになりつつあるけど、やっぱり一度やめたものを再開することは難しい。みんな騒ぎたいけど、いいのかな、って気持ちで探り探りの楽しみ方をしている。

先日、友人と「世の中はなんでも8割と2割」という話をした。飲食店の行列に並べる人が8割だとしたら、並びたくない人が2割。スマホに対して好意的か何も思わない人が8割だとしたら、距離をとりたいと思う人が2割。ただの個人的な会話の中で、「誰かがそう言ってるらしい」と出た話なので、この法則の信憑性はここでは置いておいても、私はそれなら全部納得がいくなと思った。

みんなが当たり前にできることができないのも、みんなが疑問に思わないささいなことに気付いて悩んでしまうことも、それは私は2割のほうの人間だからなんだ、と。

そしてこの場所では、まわりをうかがって控えめに立ち振る舞う人が8割、一人でも勝手に踊って騒ぐ人が2割。私は積極的に2割にいよう。
手をあげている人は2割どころか全体の二人くらいだったけれど、たくさん手をあげ、演奏終わりにはいつまでもうまく言えない「hoo!」を言って、ノリノリになって、目一杯楽しんだ。小山田さんに「楽しいよ!」と訴えた。


今回のライブは、後に出てくるThe Songbardsというバンドが主催するもので、小山田さんはゲストだった。andymori時代の曲(出だしの「青い空」、好きな曲なのでうれしかったなあ…)や、最近のソロ曲(「アルティッチョの夜」、最近毎回やるから好きなんだろうな。ベロベロ酔っ払いの曲で、ライブアレンジが最高)などを何曲かやってステージから去っていった。

小山田さんが好きでこのライブを知ったんだけど、いつも行っているソロの弾き語りライブも同時期に告知があって、どちらに行くか悩んだ。しかし、The Songbards……。これは以前、音楽趣味の合う人に「andymoriが好きなら…」とおすすめしてもらい私が一時期ハマったバンドであった。確かにandymoriっぽさを感じる曲があったのだけど、それもそのはず、メンバーがandymoriファンなのだった。

The Songbardsのボーカル、上野皓平くんはたまにandymoriの曲を弾き語りカバーしていて、よほど好きなのだなあと思っていたので、これってすごい日になるのでは?という思いがよぎった。大好きな人と共演するという、彼らの夢が叶う瞬間を見てみたくて、ソロではなくこちらに行くことを選んだんだのだった。

この後の心の安全保障条約。


転換中にちゃっかりトイレを済ませると(貴重品以外の荷物で陣取っておいた)、ちょうど暗転し、リズミカルなSEが流れ出す。と、すぐに手拍子し出す観客たち。あれ、さっきは静かに揺れていただけだったのに……。私も手拍子。
ボリュームがぐんと上がり、手拍子の一体感も最骨頂に達したとき、舞台袖から4人のメンバーが登場した。

突然ですが私、見えないものが見えるようになりました。
あ、ちょっとまって。
ここまで来たんだから、読むのやめないで。スピリチュアルとか霊感の話じゃないから。

The Songbardsの登場。拍手、歓声。バーン!!!
な、なんだ……!?若い!!みんな背が高くてかっこいい!なんだかキラキラしていてアイドルみたいだ。まぶしい!とにかくフレッシュ、フレーーーーーーッシュ!!

私の脳内は忙しかった。先ほどの見慣れた、貫禄ある小山田さんの静かに燃えるような空気に、元気でエネルギッシュでパワフルな(全部同じか!?)風が吹き込んだ。

まるで大晦日、ゆく年くる年で除夜の鐘を聴いて「今年も終わりか…」としみじみしたあと、急いでチャンネルチェンジして「30秒前!29!28!……」と歴代ジャニーズメドレーを歌いながらカウントダウンするアイドルたちを見るときのような忙しさだ。

そのときに、圧倒的なキラキラが見えたのだ。若さエネルギー?これが、見えたものその1。
そして、自分が大学時代にバンドサークルでライブしたことを思い出した。もちろん、技術とかパフォーマンスなんて比べられたものじゃないですよ。ただ、後先ないかんじというか、確実に今しかない強烈な「何か」を見せられて、自分も知らずにそれを宿していた青春時代が蘇ったんだ。


私は、The Songbardsについては本当ににわかで、はじめの頃のEP2つくらいしかちゃんと聴いたことがなかったんです。メンバーも、美声かつイケメンな上野くん以外知らなかった。ライブ行く前に今メンバーが3人ってことを知って、ていうことは誰かがサポートメンバー?なんてことを考えていた。

それも、ライブを見たら誰がメンバーかすぐに見えてしまった。一緒に過ごした年月の差、時間の濃さが。(ベースの方がサポートです。)これが、見えたものその2。


上野くんはやっぱり本当に歌がうまくて、正統派イケメンで眼福だったのだけど(ありがとう)、私はこのライブで、ギターの松原くんも非常に推せると思いました。いや、もう推してる。ギターうまくて、コーラスもうまくて、メンバーのツッコミ役というかんじで話もうまく回していて…。私は大勢に向けて話すのが苦手なので、そういう人に弱いです。あとライブでめっちゃコーラス聴いてます。

ライブ中は、知らない曲ばかりだったのでフィーリングで手をあげたり、ゆらゆらしたりしていた。あと、あのね、さっき2割だか3割だかって話をしてたけど、メインアーティストになったらみんな手あげてノリノリで盛り上がってました。そっか、こっちが主催のライブだもんね。小山田壮平、きっと知らない人もいたよね。誤解してごめんなさいね。

みんなの一体感。スタンディング、最高!!私も今度は真ん中で、一緒くたになって踊り狂いたい。やっぱりライブはこうでなくちゃ。


途中、スパイスのクミンを両手いっぱいに抱えた人か、ワキガの人かどっちか分からないんだけど近くにやってきた。うーん、スパイシー。と思っていたら、今度は隣に汗だくのおじさんが来て、スパイシーと酸っぱいが混ざって、なんとも例えがたい匂いにつつまれる。音楽にノリながら、自然なかんじを装いなるべくつらくない方へ顔を向ける。途中でおじさんは移動したんだけど、あの時間はつらかった。おじさんを傷付けないように立ち振る舞えてただろうか。


そんなこんなで最後の曲が終わり、アンコール。アンコールの手拍子中、ステージの配置が変わり、フロントのマイクが一本増えた。
ということは……、セッションだ!!

小山田さんのソロ曲「恋はマーブルの海に」を、The Songbardsと一緒に計5人で演奏してくれた 。コーラスの多い曲で、感極まりながらも、みんなで歌っていた。

先ほどまでのライブMCでも、ことあるごとに憧れの人との共演に対する嬉しさ、信じられなさで何度も熱い想いをこぼしていたメンバー達。それがもう、ここで溢れて観客のほうまで大洪水。だって、バンドをはじめるきっかけになった一人と、一緒に演奏だもんね。私まで夢を叶えた気持ちになってくる。


あのときこのライブを選んだ自分、グッジョブ。人が夢を叶えるときの瞬間っていうのは、心が震える。さとうもかちゃんの1stアルバムリリースパーティに行ったとき、バチェラー5のアフタートークを見たとき(バチェラー5面白いからぜひ見てね)。
純粋におめでとうって気持ちと、自分もあんな瞬間があっただろうかっていうちょっと嫉妬心が混じったような。でも、こういう瞬間があるなら私も頑張ろうと思えるほんとうに貴重な時間。とても良いものを見せてもらった。

演奏しているときに、松原くんが小山田さんを見ながら本当にいい顔をしているな、というときがあったのだけど、演奏後ちょっと泣きながら「俺やばかった。ここから見える小山田さんがまっすぐすぎて…」とMC。ああ、きっとそれはあのときだね、と分かった。見えたもの、その3。
上野くんは一回天国へ行ったようで、最後の曲では歌詞をほとんど飛ばしていた。それも含めて、ライブだなあ。


あ、そうそう、最後の曲の前に上野くん、「ありがとうございました、またどこかで会いましょう!」って、な〜んか全然心ここにあらずだな、って感じの言い方をしていた。そうしたら、演奏しはじめたあとに中断して、バンドの大事な告知をするのをど忘れしていた、とのこと。これが今日見えたもの、ラストその4でした。


The Songbards、良かった。andymori、スピッツ、ビートルズ……自分たちの尊敬する音楽が、すごく良いかたちで曲に投影されているかんじがした。私はこう、古いものを愛するというか、昔好きになったものを擦って擦りまくるみたいなところがあるんだけど、今輝いている人がどこに連れて行ってくれるのか、それも見てみたいなって気持ちにさせてくれた。
もしかして、オタクはここからはじまる?

このライブは、The Songbardsによる「MIXTAPE」という自主企画。自分たちが聴いてほしいと思うアーティストをゲストとして招く、という趣旨のものらしい。
そのテーマにちなんで、小山田さん含む今日の出演者おすすめの音楽が掲載されたフリーペーパーが配られた。帰りの電車で、そのプレイリストを聴いて帰った。今日見た人たちの、お気に入りの音楽。


ぼーっと余韻に浸りながら、電車の電子広告を見ていると、映画「THE KINGDOM」の試写会で「すごいものができた」と語る山崎賢人と、ニュースでたくさんの柚子胡椒をつくる場面が何度も流れてきた。柚子胡椒ニュースの詳細が知りたくて流れるたびに目を凝らすのに、すぐに画面が切り替わってしまう。柚子胡椒の時期なのだろうか。青柚子の季節は夏なのか。

そういえば今日で8月も終わりだ。8月31日は、いつまで経っても「なつやすみ最終日」のイメージが抜けない。まわりに子どももいないし、今は関係がないのに。それでも自分の中で、海の日のころからはじまって、8月31日に終わっていくものがある。
今年のなつやすみは、良い1日で締めくくれた。


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