Twitterのプロモーションを全てブロックすることはできるのか?
こんばんは!バーチャルAV女優のKarinです。
さっそくですが、Twitterのプロモーション広告、みなさんは活用していますか?もちろん、広告を出す側でなく見る側の話ですよ。
あのツイートはターゲッティング広告なので、人によって出るものは違います。ただ、私の場合はよくわからないスマホゲーム、よくわからないけどやたらセンシティブな漫画etc... 必要ないとは言わないけど、今は特に積極的にお世話になる予定のない広告ばかりでした。しかも、よほど広告効果のある業界なのか、年がら年中ほぼ同じものが掲載されています。例えば漫画なら切り取るコマと煽り文だけを少し変えて出してくるとかも平然と起きているような世界観で、「人間は何回同じ広告を見ると飽きるのか」みたいな人体実験をされている気になってきます。
せっかくなら、見ていて楽しい広告を見たいですよね。
そこで、興味のないプロモーションツイートを見るたびに全て発信元のアカウントをブロックしてみることにしました。あくまで「広告が見たくない」のではなくて、「センシティブな内容の漫画を貼り付けたりする広告は遠慮したいし、ひたすら流れてくる同じゲームの広告は見飽きた」という利己的な理由と、「プロモーションアカウントをブロックし続けると、個人アカウントがなぜか意味不明なツイートを広告で流してくる」という都市伝説を聞いたことがあるからです。(誤タップのせいで5000円払って「今日でっかいうんち出た!」というツイートを広告に流した人もいましたね。)そういうのってなんか興味出ちゃいませんか?
今回は、「必要のないプロモーションをブロックすると興味のある広告が増えるし、意味不明な個人のツイートも登場してきてTwitterが楽しくなる」という仮説を立てて実験してみることにしました。
というわけで、実際にブロックし続けた感想・結末を日記風に書いていきます。
1日目
このチャレンジを始めてすぐに、「いつ更新してもこいつらしかプロモーションに出ないよね」という4アカウントぐらいをブロックすることに成功した。よっぽど金払いがよかったのだろうか。
しばらくすると、プロモーションツイートの多様性に気づく。意外と見たことなかった有名企業のツイートや、見かけたことはある(そこまで興味はない)アニメのプロモーションが出てくるようになった。健全なプロモーションの世界はこいつらの広告費に覆い隠されていたんだな〜と思いつつ、ブロックした。
確かに名前は知っているのだけど、一生このアカウントはわざわざ見に行くことはないだろうな……というものが大半だと、人間は結構躊躇なくブロックできることがわかった。
2日目
ある程度興味のないものをブロックしていくと、無のプロモーション地帯がやってきた。「無」というのは、言ってしまえばやたらめったらに怪しいセミナーなどの広告である。なるほど、大企業ほど広告を出せない業界はこんなところに隠れていたんだなとか思いつつ、むしろ有害なのでひたすらブロックした。
3日目
セミナー的なアカウントを消していくと、今度はその元締めっぽい(偏見)アカウントがポエムを流してきた。正直最も意味不明地帯。
おそらくこの元締め(偏見)たちは一生懸命自分のブランディングをしているのだろうけど、よくわからない。多分それなりにいいスーツを着た実写アイコン・実名のおじさんおばさん達が、よくわからないポエムを呟いている。ホーム画面を見に行っても、どこかの会社の役職なのは分かるのだけど、具体的に何がしたいのかは一切わからないし、そんなツイートばかりでは広告を打ってもフォロワーが少ないのもさもありなん。
このチャレンジで、正直一番の恐怖区間でした。Twitterにたまに完全に異常なポエムが紛れ込むと、プロモーションなのを確認して、ちょっとアカウントを確認したあとブロックして胸を撫で下ろす。Twitterが異常言論空間なのは間違いないけども、そういうのとは違う異常なので怖かった。
4日目〜今
このチャレンジはここで終わりです。私は優しすぎたのかもしれません。
なんと、「私がすでにその公式アカウントから情報を得ている」ものが高頻度で出現しはじめたのです。
具体的に言うと、私がすでに遊んでいる「MTG」や「ハースストーン」、「FF14」といったゲームの広告や、Youtubeなどのすでに使っているサービスが大半を占めるようになってきました。
プロモーションツイートは、あくまで「公式のアカウントが流しているツイート」なので、その広告を見たくないからといって公式アカウントをブロックしてしまえば、私に必要な情報が入ってこなくなってしまいます。
だいぶ悩みましたが、結局「全部ブロックすることはできない」という結論を出してチャレンジを終了することにしました。
というわけで実験結果としては、「プロモーションツイートを無差別にブロックしていくと、既にお世話になっている公式アカウントが出現し始めるので無差別ブロックできなくなる」という結果に終わりました。別のアカウントでやれば実験を継続できるとは思うのですが、ぽちぽちブロックするのは結構面倒だったのでもうやりたくありません。
仮説に反して、「興味のない広告をひたすら消していくと、既に生活に取り入れているものの広告ばかり表示されるようになり、結果として広告効果がなくなる」というのは、個人的には割とショッキングでした。広告アルゴリズムが最適化され続けた結果が「見たことのあるものしか見えない」というのは、何か悲しくないですか?広告が本来与えてくれるはずの新しい刺激を自ら拒絶してしまった気がします。
一応別の可能性を述べておくと、その時々の広告費(=表示頻度)の関係もあると思います。例えばMTGはパック発売直後なので特にプロモーションに力が入っている期間であり、たまたま表示頻度が多かったのでしょう。もしかしたら、他のアカウントをブロックするまでもなくこの時期には表示率が上がるようになっていたのかもしれません。
とにかく、私は一部の漫画アプリに独占されていた頃よりは快適で面白いプロモーションツイートを眺める日々が続きそうです。
オチがないので、最後に宣伝させていただきます。
冒頭でご挨拶させていただいた通り、私はインターネットで文章を書きながら「バーチャルAV女優」「バーチャル風俗嬢」をしております。
FC2アダルトで毎週土曜日24時(日曜日0時)から生配信をしていたり、現在開業に向けて準備を進めているVR風俗店「Sweet+」にて、嬢を担当させていただいておりますので、ぜひTwitterをチェックしていただけると嬉しいです!
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こういう文章も書いています↓
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