カイン、オーエン、シノ、ヒースの4人組萌え語り。
萌え語り第2弾です。今回は東の幼なじみ&因縁の萌え語り。
私は「チーム目薬」って呼んでます。(命名友人)
まあ、最推しがカインの腐女子が書いた萌え語りなので、どうしてもカインが中心で語ってしまうことは先に謝っておきます。
あとまあお察しの通り、メインストーリー後半のネタバレ注意です。
と、前書きはこれくらいにして……
チーム目薬と言えばメインストーリー19章ですよね!
19章といえば傷オーエンと初めて出会うところ。
で、その直前カインとシノ、ヒースは何を話していたかといえば「主人」と「従者」の関係。
カインはアーサー、シノはヒースに忠誠を誓っている。なのでオーエンと出会う前はその話で盛り上がった。ここも超可愛かった。
まあ、なんというか。
カインとシノは似たものを感じる。
ふたりとも、ものすごく男の子。
是非拳で語り合って欲しいし、終盤の共闘はとっても少年漫画だった。あつい。
でも、メインストーリー19章の段階でカイン、ヒース、シノが出会うのはアーサーではなくてオーエンだ。
話の流れ的に話題に出ていたのはアーサーだ。
ヒースからシノに向けての感情とついにするには、アーサーをあの場面に揃えた方が話が膨らむ。
でも、彼らが出会ったのはオーエンだった。
私の推察だが、
多分カインとアーサーの関係には、そこまで強い縁が無いからなのだろう。
シノとヒースはお互いに約束をしている。
そして、カインにとって「約束」ほど強い因縁めいた相手はやっぱりオーエンなのだ。
カインとアーサーの主従。確かに私も、ものすごーーく萌える。萌える。可愛い。アーサー可愛い。っていうか私は中央を箱で推してる。
しかし主従という関係性でみれば、ヒースとシノの関係と比較するとどうしても弱い。
弱いというのは、カインとアーサーには主従しなければいけない強制的な立場が無いからだ。
確かにカインとアーサーは元騎士と王子だ。しかし、アーサーが北の国から戻ってきたくらいでカインは騎士をやめている。
過去に主従関係があったとしても、今は私には案外対等に見える。仲のいい友達みたいに。
少なくとも、アーサーにとってのカインはそう見える。
どちらかといえば、カインが一方的に、アーサーに対して憧れを抱いていると、私は見える。
カインは自分は魔法使いであることを隠して騎士団に所属していた。そこには罪悪感や、後ろめたさも多分あった。
そんな時に、自分と同じ魔法使いだった為に北の国に捨てられた王子が、あんなにも前向きで心が折れていないなら……きっと尊敬してしまう。
同じなのに、生き方が違う。
自分を隠して生きていたカインにとって、辛い人生を歩んでもありのままでいたアーサーが強く見えたのでは無いか。
だからカインはアーサーに憧れた。
でも、ふたりの間には縛るものがない。
だから、ヒースとシノの関係とは釣り合わない……というか、ちょっと系統が違う。
系統が違うから、19章はチーム目薬が揃っちゃった!
(妄想が激しい)
チーム目薬、好きなんですよォ(クソデカ感情)
傷オーエン発覚の19章の場面は、ヒースやシノの傷オーエンに対する反応(こっちが普通の反応)と、カインの反応(異常)の比較が印象的だった。
シノ「今の方が良くないか……?」
ヒース「確かに……」
カイン「いつもの方がいい。俺はやりにくい……」
オーエンにお気に入りはヒースクリフ(怯えるから)と言われているだけあって、ヒースは余計に傷の方が付き合いやすいと感じるだろう。
ヒースと普段のオーエンは相性が悪い。
でもカインは傷よりもいつもの方がいいと言う。
傷オーエンの、正体不明さが怖い。
オーエンとは、オーエンとして向き合いたい。
そのカインの真正面で人と向き合いたい感じ、これこそオーエンと因縁の相手になれる男なのである。
と、19章は一旦置いておいて、チーム目薬の山場20章から21章について。
ぶっちゃけ私はカインとヒースの関係も好きだ。
ヒースは、カインが魔法使いとして初めて出来た後輩である。
それは、カインがアーサーに抱く感情とは違う。敬語が使えなかったり、かしこまった席が苦手なカインにとって「忠誠」という感情は馴染みが無い。
一方で、カインにとって後輩と言うのは馴染み深い感情であり、関係性だ。
恐らく騎士団にいた頃もカインは部下のことを同じように接していた。
なのに、オーエンは騎士団の襲撃で、カインの部下を倒していった。カインは大切な部下を守るためにオーエンに刃向かった。
これが、因縁コンビのバックグラウンドだ。
なのに、21章では逆のことが起きる。
カインにとっての後輩を手懐け、カインを助けるオーエン。
胸熱展開である。
かつての敵が味方。これ、みんな好き。
そして、ヒースとオーエンの関係を考えても胸熱展開である。
普段は明らかに相性の悪いふたりだが、どちらかが「傷」の時はそうでは無い。しかし、ふたりとも覚えていない。仲良く出来ないのに仲良く出来る。
とってもいい。
そして恐らくだが、(とても恐らくだが、)
ふたりとも、傷よりもの方が本来の自分である。
ヒースは多分、隠していた黒い感情などが獣となって現れた。
傷のオーエンは、天邪鬼な性格で誤魔化さない本来のオーエンの人格だと思う。
と、考えると二人の共通点はヤバみである。(語彙力喪失)
そして、さらに「うわぁ!!チーム目薬!!」となるのが、
カインもシノも、相手の本来の姿から目を逸らしている。言い換えるなら、オーエンとヒースの「傷」を否定する。
「いつもの方がいい」というカインも、「オレはおまえに傍若無人になって欲しいと願ってた。だが、こういう形じゃない」というシノも、ふたりの傷と向き合おうとはしてない。
だから、因縁も幼なじみもすれ違いが起こっている。
強い絆(約束と目玉)で結ばれた縁なのに、お互い気持ちが通じあっていない。
だからあのシーンで、獣になったヒースと一番対話できたのは紛れもないオーエンなのでは無いだろうか。
だって、そもそも二人は傷ヒースと分かり合おうとは思っていなかったんだから。
緊急事態で切羽詰まっていたのはもちろんあるが、元に戻って欲しい、本来(だと認識できる)ヒースになって欲しいと願ってしまった。
だから、ヒースは普段は仲のいいシノやカインではなく、オーエンと対話して元に戻ることができた。
見事なすれ違いと、共感が交差しあっている。
「チーム目薬」いや、因縁と幼なじみはいいぞ……(遺言)
関係を推し量る上でさらに深みは出るのは勿論、単純に絡みで見てもとっても可愛い。
(傷であっても)オーエンに目薬をしてあげるシノが恐れ知らずで可愛いし、「頑張れ〜」って大雑把に応援するヒースとカイン。そして、傷という弱みを握られたオーエン。
……良くないですか??
とっても好きです!!
チーム目薬に対する感情が爆発したので萌え語りしました!もっとみんな語って欲しい。語ってええんやで。