宮本佳林のオタクとして生きた1年間を振り返る(後編)
本記事では、僕が最強アイドル宮本佳林ちゃんのオタク(佳林党員)になってからの1年の後半を振り返ります。
前編をお読みになっていることを前提に書いちゃった感があるので、前編の記事を埋め込んでおきますね。
前編同様、過去記事で語った現場については記事のリンクを埋め込むことで、本記事が大長編にならぬようささやかな抵抗(?)を図ります。
目に止まった別記事がありましたら、本記事を読んだ後にでもお読みいただければ。
2024年3月〜5月:現場の重みに泣いた新規
この時期に僕が参戦した現場は以下の通り。
前編では今年1〜2月に現場がほぼ無く、宮本佳林欠乏症が悪化の一途を辿っていました。
その後、3/20の卓上カレンダーの発売記念イベントまでも現場無し期間が長く、それはそれは壮絶な日々を送っていましたよ()
しかし現場ラッシュが始まると、水を得た魚のように…と言えば聞こえは良いですが、現場の無かった期間とのテンションの高低差が凄まじくて我ながらドン引きするレベル。
1日に2現場(佳林ちゃんの卓上カレンダーイベ→稲場愛香ちゃんのリリイベ)を回した日と、MSMWのある土日が同じ1週間に集中していたりと、3月にはとにかく濃密な時期もありました。
(2現場回した日のことは記事として出ています。)
その中でも3/24のMSMWは、SIOOM+たけちぃという豪華すぎる布陣で神 of 神現場でしたよ(語彙力どこに行ったの?)。
この日は佐藤優樹ちゃんの出演は予告されていなかったのですが、SIOOMでの『C\C '24』のゲリラお披露目のために1曲だけ出てくれました。
SIOOMを間近で観られた嬉しさとSIOOM5人の神々しさと麗しさが一気に襲ってきて、何も言えなくなってしまったのは僕だけではないはず。
前日のMSMWで佐藤優樹ちゃんがヘルニアを再発して、お見送り会や一部パフォーマンス時に座っていて、なかなかに心配なコンディションでした。
それでも2日間とも、我々の前では一瞬たりとも辛そうな表情を見せず、途中からは立ち上がって歌ったりしていたのが本当に凄かった。
医学系の大学院生としては手放しに褒められない行動だけど、「これがアイドルで在るということなんだ」と見せつけられたような気がして。
佳林ちゃん本人のみならず、M-lineという環境の底知れなさを思い知ったと思います。
4月に入ってからは佳林ちゃんのソロツアー(Hello! Brand new me RETURNS)に参戦したり、
エグゼクティブパスの特典で佳林ちゃんと2ショを撮ったり、
稲場愛香ちゃんと宮崎由加ちゃんのソロ現場に参戦したりと、Juice=JuiceのOGを堪能する時期でした。
ここまでは個人的に順調だったんですよ。
Hello! Brand new me RETURNSの静岡公演…の2日前。
「なんか倦怠感あるなぁ」と思ったらすっごいFEVER!()
体温計の示す無慈悲な現実を目の当たりにして、初めて現場を干すという選択をしました。
自分のせいで佳林ちゃん現場に1つ空席を作ってしまうこと、会場まで一緒に行く予定だった佳林党員との約束をすっぽかすことになること、『ポラリス・コンパス』の初披露の場に立ち会えないこと。
それまで当たり前のように享受していた現場体験が当たり前ではないと、改めて痛感しながら床に臥していました。
(発熱時は布団で5〜6時間は泣いていました。今でこそ冗談交じりの文章にできていますが。)
が、その10日後くらいに佳林ちゃんとの2ショの写真が届いたんですよ。
4月の充実していた自分と佳林ちゃんからのプレゼントに見えて、心底救われました。
その後間もなくやって来たリリイベ期間。
現地で佳林ちゃんのパフォーマンスをフルで楽しむ体験、佳林党員と過ごす時間という、現場だから味わえる醍醐味を存分に噛み締めていました。
特に幕張現場は、佳林ちゃんの3rdシングルリリイベの千秋楽で行った以来の会場という意味でも、特に印象的な場所なのです。
初めて行った時は(現地で話しかけてくださった佳林党員が何人もいたとはいえ)行きも帰りもずっと一人でした。
しかしその半年後には一緒に会場に向かって、あるいは会場で合流して、同じ現場体験をする佳林党員がいる。
佳林ちゃんは「宮本佳林」という共通項なしに出会うことすら叶わなかった人達を引き合わせて、想像することすら叶わなかった景色を観せてくれる。
そんな異次元のような現実を創り出してしまう佳林ちゃんを推していられるのって、よくよく考えると本当に凄まじいことだな…
と再認識しつつ現場での時間を過ごしていました。
2024年6月〜9月1日:最強アイドルの芯に触れた新規
この時期に参戦した現場は以下の通り。
まず2ndアルバムのリリイベ千秋楽という節目に立ち会えて、1ヶ月前に体調不良で現場を干したオタク的には一安心。
後述のザ☆アイドル!以降、佳林ちゃん現場がほぼ無いことがこの時点で分かっていたので、1曲1曲を大事に噛み締めました。
お見送りは相変わらず爆死しましたけどね、こればかりは仕方ないね()
過去記事も埋め込みますが、記事より撮影解禁タイムで撮った動画をご覧ください。
その後は何といっても6月後半のザ☆アイドル!。
ザ☆アイドル!記事は書いていましたが、千秋楽での佳林ちゃんの語りを聞けなかった僕が軽々しく言語化してはいけない…と思ってボツにしました。
ので今回は特に語りたかったポイントを少し語らせてください。
ザ☆アイドル!の話を一言でまとめると、約40年後のパラレルワールドであろうと、推しとオタクが互いを想う気持ちで繋がり合うのが本当に美しい物語だと思うんです。
凜花ちゃん(佳林ちゃんの役)に聖菜ちゃん(ファンの女の子)が渡した、「ずっとファンです。ずっと私のアイドルです」とのファンレターとビーズのブレスレット。
この2つを僕の佳林ちゃん記事と重ねて解釈した故か、冒頭から涙がとめどなく溢れてしまいましたよ。
その想いに応えようとして凜花ちゃんは「ナンバーワン」にこだわり始め、2024年の世界でトップアイドルになった。
にも関わらず、最後には全てを捨てて、2024年の世界で自分のことを唯一覚えていた自分のファン(聖菜ちゃん)を選ぶ。
その上で元いた世界で「オンリーワンなSuper Idol」に君臨しちゃう…と。
端的に言うと、アイドルとオタクの関係の究極体を見た気がします。
しかも、佳林ちゃんが思っていることを本宮凛花にそのまま投影してるよね???としか思えないくらい、セリフにリアリティしか感じないんですよ。
そういった話を柱としつつ、「全てが主役級」の新曲6曲まで入ってくるってあまりに贅沢が過ぎるんじゃないですか?
それを全22公演、そしてほぼ毎日上演というスケジュールで走り抜けちゃうと…改めて言語化すると凄まじいなほんと。
僕が参戦したのは通常公演2回と特別公演1回でかなり少なかったものの、1回1回の充実度があまりに高く、このショーの期間をごく一部でも一緒に体感できたのはシンプルに嬉しかったです。
ザ☆アイドル!の閉幕後の7,8月は、佳林ちゃんの喉を休める期間に突入。
2ndアルバムの盛りだくさん会と名古屋のフェス(推し寺アイドルまつり)があったとはいえ、本記事の公開時点でも、佳林ちゃんにも佳林党員にも会えない日々が続いています。
記事の公開時点においても、口を開けば「現場早よ」と言ったり、家で宝物庫(佳林ちゃんグッズをまとめた箱)を開けてはニヤニヤする頻度が爆上がりしたりといった初期症状が。宮本佳林欠乏症は危険が危ない。
とはいっても、今年の1,2月(前編で語っていた内容)に宮本佳林欠乏症を発症した時とはかなり心持ちが違うんですよ。
1,2月は「近くに感じられた佳林ちゃんが、観測することさえ出来ないどこか遠くへ行ってしまった感覚」で、ただただ寂しかったのです。
一方で今は、「確かに遠くにいるかもしれないけど、佳林ちゃんの気持ちはすごく近くで寄り添ってくれている感覚」とでも言いましょうか。孤独感が無いんですよね。
ザ☆アイドル!で、佳林ちゃんの党員に対する思いをそのまま表現したようなセリフや歌詞を存分に浴びたからかもしれない。
ブログやSNSで、時に生々しすぎると思えるほどに等身大の佳林ちゃんの声が毎日届くからかもしれない。
ある現場のお話し会で、佳林ちゃんがあまりに力強い声と目で「記事全部見てるよ」と言って安心させてくれたからかもしれない。
いや、その全てがあったからかな。
佳林ちゃんを信じて待っていれば我々の期待の遥か上を駆け抜けてくれることも、
佳林ちゃんに寄せる期待が(僕のみならず)佳林党員のただの一方通行な想いでないことも、十分に分かったのだと思います。
佳林ちゃんへ
前回の記事と本記事の2本に渡って、僕が最強アイドル宮本佳林ちゃんを推し始めてからの1年を振り返っていきました。
本来ならここで記事を締めに入るところですが、久々(?)に大多数の読者さんを置き去りにして、僕が佳林ちゃんに伝えたいことを好きなだけ語りかけるコーナーに入ろうと思います。
ここでブラウザバックするも良し、佳林ちゃんになったつもりで続きを読むも良しのスタイルでいきます。
佳林ちゃんへ
改めて言いたいことと言っても、大抵のことは過去記事でたっぷり語ってるんだけどね。
折角の節目だし伝えようかなと思ったことのうち、noteでオープンにしても良いことを2つだけ伝えさせてほしい。
まず初めに、俺が佳林ちゃんのことを「スーパーアイドル」と呼べる日は来ないんじゃないかな。
何なら「(スーパーアイドルと)呼んでたまるか」とさえ思っています。
比較対象になりうる他のアイドルさんを未だそんなに知らないけど、佳林ちゃんは出会ったその日から
「この子以上と思えるアイドルが出て来るはずがない」と思える存在です。
そんな別格の存在には相応の呼称を使うべきだと思って、佳林ちゃんのことを一貫して「最強アイドル」と呼んでいるんです。
最初は「誰かの反感を買うかもしれない表現を、新規が軽々しく使っていいのかな」と悩みました。
が、俺がnoteを始める前にまなかんが「宮本佳林という最強アイドルについて」というタイトルのブログを公開したのを見て、
「同じグループで活動した子に『最強』と言われるくらいだから、俺だってそう呼んだっていいでしょ」と開き直りました。
これからも開き直りの姿勢は崩さずいくのでお覚悟を。
第二に、自分が新規であることのコンプレックスについて過去記事で語ったことがあったと思うけど、それは1年経っても無くなりませんでした。
他の党員がその時々に現場で目に焼き付けた佳林ちゃんを、俺は歴史上の事実のようにしか触れることができない。
俺が佳林党になるのが遅かったせいで、知らず知らずのうちに膨大な体験や人間関係を失っていたことを思い知らされては、悔しい思いをしてきました。
その差分を埋めることはどうしたって叶わないけど、これまで失った以上のものが欲しいから、俺は佳林ちゃんを推し続けるしめちゃくちゃ期待もします。
Mac Fan Fes.の日から1年間、と思えないほどに充実した世界に俺を連れて行ってくれて本当にありがとう。
俺の行った全ての現場で凄い景色を見せてくれて、noteで記事を書いたくらいで返せないほど多くのものをくれてありがとう。
佳林ちゃんを取り巻く人達にも出会うきっかけをくれてありがとう。
引き続き別現場にも行くけど、これからも佳林ちゃんが別格だし、「別現場にも行きたい」と思わされるほど佳林ちゃんが素敵な人達に囲まれているってことだからね。
しんみりしすぎると「お前他界でもするのか?」と勘違いされそうだから、ここらで記事を締めるとするね。今後も末永くよろしく。