人生のスパンに宮本佳林をコールした話 〜Spancallリリイベ in池袋〜
サンシャインシティ噴水広場のモニターを綺麗に撮る方法がわからない、どうもたっきゅんです。
早速ですが本記事では、
2024年6月7日に、最強アイドル宮本佳林ちゃんの2ndアルバム「Spancall」のリリースイベント(@池袋サンシャインシティ 噴水広場)に僕が参戦した際の様子をレポートします。
無計画に語りたいところを好きなだけ書き始めたら、下書きの作成段階で僕自身もドン引きする字数になっていました。
そのため、本記事では基本的にミニライブのレポートのみを扱いつつ、駆け足になる部分は全速力でダッシュしますがご容赦ください。
前代未聞だらけの1部
ゲリラ的に帰ってきたSIOOM
このリリイベの前日に何の前触れもなく、SIOOMの「C\C '24(以下、C\C)」のMVがM-lineの公式YouTubeチャンネルに上がり、Twitterでお祭り騒ぎになっていましたね。
(まだ観てないよという方は、まずは以下の動画をご覧ください。)
3/24のMSMW(@めぐろパーシモンホール)とひなフェスの2現場でしか、5人揃ってのSIOOMにお目にかかることができず、人気もレア度もとてつもなく高いユニットなのです。
他のSIOOMメンバーが一部リリイベにてC\Cを披露したり、このタイミングでMVが公開されたり…という流れでの今回のリリイベだったので、
「佳林ちゃんソロのC\C観れるのか??」と期待しちゃうのはオタクの性ですよねそうですよね(圧)。
こうした佳林党員の期待を裏切らず、1部はまさかのSIOOM衣装での登場。
いや予想はしていたし、MSMWで一度はゲリラSIOOMを観ていたとはいえ、とてつもなく衝撃的でした。
後のMCによれば、佳林ちゃんも件のMVが出ることをリリイベ前々日に知ったそうで、
「これはもうC\C歌うしかないじゃん」と悟ってスタッフさんに衣装を回収してもらい、セトリを改修してこのミニライブに至ったとのこと。
(佳林ちゃん、お見送り会で仰せのままにこの話書いたよ!)
…皆さんよく思い出してください。これはCDのリリイベですよ。
前々からセトリも組み立てて、それに向けて準備しているだろうに、ここまでやってくれるんですよこの最強アイドルは。
たった1回のミニライブなのに、ここまで我々のことを想ってステージを創り込んでくれることが、いち佳林党員として嬉しくて堪りません。
そこからはSIOOM衣装に合わせた世界観のセトリが始まるわけですよ。
1曲目「BAD」は、なかなか現場でお目にかかれないレア曲。
3rdシングルの中でも格好良さに振り切った曲で、キメるところはバチバチにキメてくる一方、すっごい楽しそうに踊るところがこの曲の個人的な推しポイントだったりします。
音源だけ聴いてると楽しめない要素なので、是非とも佳林ちゃん現場で聴いていただきたい曲です。
からの2曲目が「C\C」。
佳林ちゃんは冒頭の「Yes Yes Yo」係なので、「NA NA NA NA NA NA」係の振りを把握していないなりにそれっぽく踊るから、「Yes Yes Yo」をコールで入れてくれ、とのブリーフィングが直前にありました。
突発的な対応として入れてくれた曲のため、イントロがかかり始めてからも数秒間は佳林ちゃんが少々戸惑っているようにも見えました。
が、次の瞬間にはMVのまま、何ならそれ以上に曲の世界観に憑依してるんですよね。
前述のようにソロver.故に勝手が違う部分はあれども、元からこんな曲だったと思わされる凄みを感じました。
1番はかなり低音マシマシで音源以上にダークな雰囲気で、2番はいつもの透き通った歌い方と、ソロver.の音源とは違った歌い方だった印象。
そして視界には、もう一度観たくて観たくて堪らなかったSIOOM衣装を身に纏った佳林ちゃんがソロで歌ってくれる光景が広がっていると。何これ幸せすぎる。
そして「アンフェアな事情」「ヴァンパイア」と続くんですよ。
2曲ともSpancallのジャケ写衣装で歌っているのを見慣れた曲ですが、どちらもSIOOM衣装との相性がとてつもなく良くてとにかく格好良い。
デレステで例えると、Cool属性の曲をCool属性アイドルで固めたユニットで回しているかのような調和さえ感じました(読者さんにこの例え通じるの?)。
最強アイドルはリリイベ中に属性変更する
1部はSIOOM衣装でやり切るのかな?と思っていたら、「次の曲は世界観的に黒い衣装では歌えない」とのことで、衣装チェンジのために一旦引っ込むという前代未聞な展開に。
その間の読み物として、佳林ちゃんが今回のリリイベの振り返りブログを予め公開してくれていました。
リリイベに慣れている方からすれば「何言ってんだお前」って感じですが、以下がそのブログ記事です。
ハロプロやM-lineのリリイベでお馴染みのスタッフさんと共に、全員でスマホを取り出してブログを読んで佳林ちゃんの準備を待ちました。前代未聞すぎ(2回目)。
そうしてSpancallのジャケ写衣装で再登場。
この後は「ポラリス・コンパス」、「Beautiful Song」、そして「ソリスト・ダンス」と続きます。
「ポラリス・コンパス」は、コピンク(佳林ちゃんがJuice=Juiceでデビューする前に演じていたキャラ)から今までの佳林ちゃんのアイドル人生を凝縮した曲なので、確かにピンクと紫の2色は欠かせない。
とはいえリリイベにおける固定観念をぶっ壊してでも曲に対するこだわりを貫き、自分をカバーをする仕掛けも自分で用意するところに、佳林ちゃんの格好良さが端的に表れていると思います。
この「無理を通して道理を蹴っ飛ばす」スタイル、僕を含めてアラサー男子の大好物なんですよ。(元ネタをご存知ない方は「天元突破グレンラガン」をご覧ください。)
「Beautiful Song」と「ソリスト・ダンス」は後で触れさせてください。下書きが…とてつもなく長くて…。
どストレートな宮本佳林を堪能した2部
奇跡も、魔法も、あるんじゃない?
※見出しの元ネタのような鬱展開はありませんのでご安心を。
(7月の個別イベを除けば)今回のリリイベはこの日の2部で終わりです。
3rdシングルのリリイベ最終回の開演直前は寂しさをひしひしと感じていましたが、
今回は「次はどんなライブで魅せてくれるんだろう」とワクワクしており、その心境の変化に我ながら驚きました。
2部は冒頭からSpancallのジャケ写衣装での登場。流石に途中での衣装チェンジは一度きりでしたか。
1曲目は「ポラリス・コンパス」。
1部でも聴いたとはいえ、佳林ちゃん的にも思い入れが深いとの噴水広場にて、この曲からリリイベの最終回が始まるというのはやはり感慨深い。
余談ですが、「ポラリス・コンパス」を聴く度に、
サビ直前の「やっぱ私が使えたのは 魔法じゃなかった けれど」という歌詞が個人的には引っかかるというか、
実は佳林ちゃんは魔法が使えるんじゃないかと思わされるんですよ。
「普段曲がりなりにも研究に携わっている成人男性が、そんな非科学的なものを語るな」とお思いでしょう。
佳林ちゃんの努力や、佳林党やその場に居合わせた方々への思いによって成り立っている部分があるのも重々承知です。
が、これだけ多くの方の心を掴んで空間の一体感を創り出したという結果は、本人の努力だけで説明しきれない部分が多分にあると思うのです。
僕が初めて佳林ちゃんに出会った時に「この子は普通のアイドルじゃない」と思った理由を言語化しきれないように、
佳林ちゃんのパフォーマンスや在り方をどれだけ丁寧に言語化しても説明しきれない差分があって、そこに魔法のような何かがあるように思えてなりません。
まあ、僕の語彙力や文章力が乏しすぎて言語化しきれてない可能性も全く否めませんがね。
その後は「バンビーナ・バンビーノ」「Love Gravity」と続きます。
前者は3rdシングルのリリイベ初期(≒音源)から歌い方が少しずつ変わっていった感がありますが、
今回は初期の歌い方にかなり近かった印象があり、初めて参戦した佳林ちゃんのリリイベで聴いた当時を思い出しました。
後者はコールが固まりきっていない手探り感もありますが、だからこそコールしたり、佳林ちゃんのパフォーマンスを存分に楽しんだりと、思い思いに楽しめる雰囲気がありますね。
確かにパッと見の一体感は3rdシングル曲の方が強いですが、
それでも「ステージから見たなら現場は超紫 上(2階や3階)も超紫」だし、「真っ赤な林檎が落ちるように 人(党員)はフォーリンラブ」ですよ。
ここから「ヴァンパイア」と「パラレルハート」と続くのですが、
この2曲は以下の動画をご覧ください。
というのも、リリイベにも関わらず撮影可能タイムが入るという前代未聞(3回目)な事象が発生したからです。
ともあれ百聞は一見にしかずですよ。僕の駄文は存在ごと忘れていただいて良いので、全人類で動画観ましょう。
これを観たくて佳林ちゃん現場に来てるんだ
ということで、先の動画を観た読者さんは全員、佳林ちゃんの公式YouTubeを観に行かれたはず。
これ以降の文章は誰一人として読んでいないでしょうけど、虚空に向かってレポを続けますよ。
先の「パラレルハート」の後は、「Beautiful Song」と「ソリスト・ダンス」という、3rdシングルのAdditional Track祭り。
これらの曲はコールが完成されて久しいですし、会場中を巻き込んで全員で楽しむ佳林ちゃん現場らしい締め方ですよね。
「Beautiful Song」も現場で何度も聴いてはいますが、毎回サビの歌詞がとてつもなく刺さります。
「聞いて! わたしはここに ここにいるよ
小さくても 本当の声 響け」
というのが、等身大の宮本佳林の言葉というように聴こえるんですよ。
特にリリイベ会場のように、佳林ちゃんのことを知らない人もいる現場では、「(今いる佳林党も大事だけど)もっと多くの人の目に止まって、曲を聴いてほしい」とダイレクトに訴えかけている感じと言いましょうか。
こういうnoteを書いてる立場としては、僕も全く同じ思いがありますし、もっと響け!と思いながらコールしたりペンラ振ったりしました。
「ソリスト・ダンス」は今更僕が語るまでもない定番曲ですが、今回の1部でも2部でもラストに持って来てくれました。
以前この曲がM-line Musicに上がっていた際、過去のソリスト映像を観た竹内朱莉ちゃんが
「観てるファンの皆さんが楽しそうで、後ろ姿だけで『めっちゃこの曲待ってたんだろうな』と伝わってくる」と語ってくれましたね。
(以下動画の13:02〜です。)
たけちゃん、待ってたどころの話じゃないんだ。佳林党員たるもの、常に身体がソリストを求めているし、ソリストを観たくて佳林ちゃん現場に行ってる節も多分にあるんだよ。
イントロがかかった瞬間に「きたあああああああ!!!!!」と思ってしまうし、喉へのダメージを微塵も考えずに大声でコールをしてしまうし、ペンラを握る手にかかる力も自然と強まってしまう。
このライブを偶然見かけた方は「何なんだこの熱気は」とお思いなのだろうと思わなくはないものの、それでも「俺達について来てくれ」と言わんばかりにはしゃいじゃいますね。
それもリリイベ最終回のラストとなると、会場総出で宮本佳林の独壇場を創り上げるしかないですよ。
最後に
本記事では、佳林ちゃんの2ndアルバム「Spancall」のリリイベ最終日をレポートしていきました。
リリイベ記事と思えない熱量と文字数に我ながらドン引きしていますが、それだけアツいリリイベだったと思っていただければ。
今回のリリイベは5/22(@タワーレコード錦糸町店)と5/26(@イオンモール幕張新都心)にも参戦していましたので、
時系列的にバラバラにはなりますが、今後そちらの記事が上がる可能性もあります。
上がるかどうかは僕の執筆スピードと、書けた文章のクオリティによりますが、記事が上がったらまた読みに来ていただけるとめちゃくちゃ喜びます。