長期インターンをしている学生へ。
もしかしたらこれを読んでいる人の中には、就職をせずに起業したい人とか今インターンしている企業にそのまま入る予定の人とかがいると思いますが、そのような方には必要のないnoteなので飛ばしていただいて結構です。
今回わたしが書きたいのは長期インターンをしている学生が、もし、大学3年生になって日本での『就職活動』を考えているならば、相応の覚悟が必要だよということです。
はじめに
わたしのこれまでのインターン経験をご紹介します。
大学1年春〜冬 (8ヶ月)
S社:メディアの立ち上げ、ライター
大学1年夏〜大学2年冬 (1年4ヶ月)
C社:動画事業のPM、広告案件の企画、ライブコマース立ち上げなど
大学2年冬〜大学3年秋 (10ヶ月)
M社:ライブコマースの企画、CRM業務全般
大学3年秋〜
R社:新規企画の立案
B社:ブランド管理全般
主にIT企業で企画やマーケティングの仕事を経験してきました。
特に2社目の企業では広告案件の企画も携わっていたので、社外に出て名刺交換をする機会も多く、まるで社会人のような生活を送っていました。
このnoteはわたしのような学生生活を送ってきた人が、もし新卒での就活を考えているならば、ぜひ読んでもらいたいものです。
日本で『就活生』をやりたいなら
これまで積み上げてきた実績めいたものと、それと共に肥大になったプライドを一度かなぐり捨てた方がよいです。
これまで就活なんて、と笑っていた自己分析もES作成もGD練習もSPIの勉強も全て大切な作業になります。これらを全力でやる覚悟を持って取り組まなければ『就活』では勝てません。
『就活』の現場で出会う学生たちは、あなたのようにコードが書けたりサービスを作れたりすることは少ないかもしれません。ですが、だからといって奢れる部分は全くありません。なぜなら『新卒で就活をする』現場にはそんな背景はほとんど意味を成さないから。
『就活』の現場では「〇〇ができます」「〇〇の経験があります」といったものは全く武器にならないです。企業はそんな学生がかき集めた実績めいたものには興味がありません。“その学生がウチで活躍してくれそうかどうか”、“一緒に働きたいかどうか“しか見ません。
あなたを知るために、なぜ長期インターンをしようとしたのか?どうしてその会社でその業務をしていたのか?とその行動に至る思考プロセスを尋ねることはあっても、業務内容を追及されることはありません。
なにもない学生になれますか?
これまで積み重ねてきた経験、職能、そしてプライド。これらを投げ捨てて、なにもできない、なにもない学生になる覚悟はありますか?
これまでサークルもやらず遊ばず頑張って働いてきたのにそんなこと出来るわけない!自分はもっと能力があって優秀なはずだ!
そう思っている方は日本での『就活』が向いていない人だと思います。
自分で事業を起こしたりした方がよっぽど楽しい人生を送れると思います。
ただ、もし、なにかやりたいことがあって、それが起業や身近な会社に入ることでは実現不可能の場合、よく考えてみた方がよろしいです。
わたしは当初は就活なんてクソだ!と豪語していましたが、自分の目的のためには日本での『就活』が必至だと気づき、腹をくくり割り切りました。
就活をすることは負けではありません。起業しているまわりの人たちがキラキラまぶしく見えるかもしれません。
ですが、一時的なプライドなんかより、自分の送りたい人生に打算的になる方がずっと賢いとわたしは思っています。
あくまで、就活のためにヘコヘコするのは絶対に違います。でも、だからって過剰な自信を持つのは痛い目を見ます。
賢い方は打算的に戦ってほしいものです。