WEVE2 福岡CS記録①『母にDMで構築を教える日に向けて』
11月某日、福岡CSに参加
もちろんエリア予選への参加権利は持っていない。
この記事を読んでくださっている方の中には
もしかしてコイツ「権利が無いと会場内に入ることさえできない」ということを知らないのでは…?
と思った方もいるかもしれない。
ご安心ください。
マッチングバトルへの参加のためである。
雨の降る中、車を走らせ意気揚々とマッチングバトルへ参加しにきた。
そう、私は現在無職である。
実力もお金もないが時間だけはあるのだ。
展示場内に入る際に濡れた傘を袋に入れる箇所があった。
使用済みの方から袋を回収し使用。
いつもはそんな良い行いをしていないにも関わらず、追い得積み行為に走る。
勝つためなら周りの目など気にしない。
初CS!入場!
まずは大好きなマムに会場を見せる。
マム、これがエリア予選の会場だよ。
会場、これがマムだよ。
(会場がマムを初めて見たわけがないが念のため)
いつかの日のためにマムに配信卓も見せる。
マム、これが配信卓だよ。
・・・・・・・。
帰宅後に気がついたのだが、マムが配信卓を見ていない。
撮影する向きを間違えてしまった。
800円特価で買ったパラマムを大切にスリーブ&ケースに入れて持ち運んでいるあたり、私の懐具合が丸わかりである。
今回使用したリーダーは「赤シャンクス」
宮城エリア予選にベスト8の「ハヤーン」さんのnoteを購入して勉強した結果、「いける気がする」という謎の自信が溢れてきたためこちらを選択。
お頭、船から降ろしてごめ゛ーーん!!!!
10月のフラシでは赤シャンクスを使い全敗しているワタシ…。
今回の結果次第ではハヤーンさんのnoteの営業妨害になりかねない。
並々ならぬ覚悟で魂の1戦目へ!
1戦目 青紫レイジュ
着席後、ある大問題に気が付く。
机が大きく(奥行がある)相手との距離が遠い…。
そのため最近視力が落ちてきており、つけているコンタクトの度数が合っていない私は相手の場にいるカードの名前が見えない…。
そして青紫レイジュとの対戦は2回目であるが、前回との大きな違いが1つ。
今回の相手のカードはフルパラ。
私は普段、スラム街でカードバトルをしているためジェルマのパラレルカードを見たことがない。
対戦中に「7000の赤いキャラ」と「6000の青いキャラ」のカードがレストで並んでいる場面があった。
相手の発言と私のおぼろげな記憶からどちらかが「イチジ」、どちらかが「ニジ」であることはわかる。
私がアタックしたいのは「7000の赤っぽいキャラ」
だ~れだ?
イチジか?
ニジか?
アニメのホールケーキアイランド編を思い出しながら「赤いキャラ」の名前を考える。
緑色のキャラが脳裏に浮かぶ。
ちがうちがう、お前はヨンジ。
長男が緑色な分けないだろ。(鬼偏見)
(全国の緑色スーツを来た長男さん、ごめんなさい)
ん?長男
長男と言えば赤色か…?
戦隊ヒーローもののレッドを思い出し名推理で赤いのは「イチジ」と推測。
「7000のイチジ(たぶん)」にアタック
大正解である。
シルエットクイズ大会に勝利し、黒金ドンGET。
2戦目 紫ルフィ(先行)
紫ルフィは自分も使っていたためキャラ名は全て分かる。
キャラ名が分かる私に死角なし。
特に何も起こらず淡々と勝利し、3戦目へ。
3戦目 黄カタクリ(後攻)
対戦相手が待つテーブルに案内され、対戦相手の方にご挨拶。
相手「初心者なんで知らないカードも多くて・・・」
とバトル前の束の間の談笑。
私は知っている。
この人は自称初心者だ。
初心者を名乗る人にコテンパンされた苦い過去を持つ私にはその手は通じませんよ…。
心でそう思いながらも
「いやいや、またまた~」とよくわからん言葉を返す。
リーダーカードOPEN!
相手の自称初心者「シャンクスか~!!!」
私「カタクリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マムが出てくる…ッ!心が躍る。
対戦開始。
相手2ターン目
1プリンと2しらほしを展開。
その後、相手は「5000でリーダーシャンクスにアタック」
私「リーダー効果で-1000して守ります」
相手「リーダー効果!?!?!?!?!?」
相手側パニック。
どうやら本当に初心者の方だったらしい。
リーダー開示時に私のシャンクスを見て、因縁のライバルとの再会風な反応をしていたため赤シャンクスのリーダー効果を知っていると思い込んでしまったが、全く知らなかったらしい。
自分の心の汚さ、醜さ、愚かさを痛感。
本当に初心者か…?油断させる作戦か…?と低レベルな疑いをかけてしまい大変申し訳ございません!!!!!
疑ってごめ゛ーーん!!!!
猛省し、自分が出すカードの効果は全て伝えるようにしようと決意。
その後、私のターン。
5ドンでヤソップを展開。
ヤソップの登場時効果で次の相手のターン終了までリーダーのパワーが6000であるということを相手の方にお伝え。
お相手の本物の初心者「この1戦が終わるまでシャンクスのパワーはずっと6000ってことですか?」
まずい、私の説明力が無さ過ぎて相手をさらに混乱させてしまった。
「ヤソップつっよ!!黄カタクリに4枚入れよ!」
と相手が思ってしまう前に誤解を解く。
和気あいあいとした雰囲気で試合が進み、お互いに大型を展開。
こちら側の攻撃を全てライフで受けたりカウンターをきる相手。
もしかしてブロッカーしらほしの事を忘れている…?
もしくはブロッカーという概念を分かっていない…?
ブロッカーはアタックを1度ブロックできることをとお伝えした方がいいのか…?
でも、相手がブロッカー効果をわかっていた場合それをお伝えするのはあまりにも失礼か…?
と悩む。
しらほしも存在を忘れられていないか不安そうな顔である。
しらほしのメンタルを心配しながら、相手のリーダーへアタック。
相手側はライフで受ける。
トリガー発動!
ペロスペロー登場。
まずい。非常にまずい。
相手の面には7マムとペロスペロー
私のライフは残り2枚。手札も2枚。(手札のカウンターは1000と2000)
やーってしまった。
なぜ人間とは過去の過ちを繰り返してしまうのだろうか。
私は大学生の頃に哲学の授業の単位を落としている。
2、3回講義に出たがまったく理解ができず残りをすべて欠席したためである。
哲学未履修がここまで響いてくるとは・・・。
ペロスペローと7マム、リーダーのカタクリにドンを振ってリーダーにアタックされた場合、負けてしまうかもしれない…。
相手のしらほしのメンタルケアをしている場合ではなかった。
相手のターン。
相手は1プリンを展開→7マムを回収
そして7マム2体目が登場。
助かった…。
相手の方がマム狂いなおかげで助かった…。
3戦目勝利。
対戦後、片付けをしながら相手の方とそのお友達と少しお話。
通りがかりに私たちのバトルを軽く見ていたお友達の方はリーサルターンということに気が付いていたらしく、「あ〜1プリンじゃないよ~」と口から出そうになったと言っていた。
対戦相手もお友達の方も優しくて和やかな試合だった。
またどこかで会えたら嬉しいな。
結果は3-0
ハヤーンさん、ありがとうございました!!!
これでnoteを読んだことを大きな声で言いながら町内を歩けます!!
今回のマッチングバトルには旦那も参加していた。
私たち夫婦は格別仲が良いわけではない。
しかし、そんな旦那とこんな仲良し写真を撮ってしまうほどにはこの結果に浮かれていた。
さらに言うと私は30歳目前の成人であるが、母親に結果を報告するくらいには浮かれまくっていた。
久しぶりの連絡にもかかわらず、愛する子供のカードゲーム大会の結果には全く興味が無いらしい。
1秒で考えたであろう返信が来た。
まあ正直な話、母からしてみると
あれだけ毎日カードゲームをしてて3勝?
どういうこと?優勝とかじゃなくて?
という気持ちなのだろう。
次回のエリア予選では母から
「完走すごいです!参考にしたいので構築教えていただけませんか?」
くらいの返事をもらえるように結果を残したいと思う。
11月の公式戦はこれで終わり。
次回は12月、頑張ります。
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