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不妊検査をほぼ終えたので、内容と結果を振り返る


最初の一歩

いわゆる不妊治療、を始める前に、あらゆる検査を行いました。その数、すでに9つ。普段からあまり身体の不調は感じていない方ですが、さすがにここまで検査続きだと、いつどこで身体の不調が見つかるのだろうとドキドキします。別の記事で、色んな制度があるので早めのチェックがおすすめ、とお伝えしたのは、以下の3つの検査でした。

①健康診断(子宮がん検診、超音波検査)
➁AIチェック(性感染症チェック)
③風疹抗体検査

夫はブライダルチェックのみ(精液検査など)で、一旦終わり。ここまでで私の場合は3か月、ここからさらに3か月はかかるという、女性の検査の多さには本当にびっくりしました。

まだまだ続く

今回は産婦人科の先生に「妊活を始めたい」と伝えて、その後に始まった検査の数々を紹介します。残すところ後2種、ひと月に1回、午後休を取って望むような大掛かりな検査になってきたので、お昼休憩にサクッと済ませてきた検査だけ先にまとめようと思います。

④AMH検査

残りの卵子の数を把握できる血液検査です。私はだいぶ初期に受けましたが、Youtubeなどで情報収集した感じだと、卵子凍結をするか、という判断軸にもなりますし、卵子が少ない場合は早めに閉経が来るので、早めに妊活を始めた方が良いなど、自分の中での妊活の考え方を定めるのに良い検査という印象でした。自分の妊娠能力は誰しも気になると思うので、興味本位で受けても良いレベルだと思います。私の場合、年相応の3.77だったのですが、30代後半になるとガクンと妊娠しづらくなるというのも、この検査の数値を見ながら先生に説明を受けました。

⑤甲状腺ホルモン検査

甲状腺に関する病気が無いかを確認する血液検査です。私は異常が無かったのでサラっと終わりましたが、ここでバセドウ病など病気が見つかった場合にはその治療から入る、ということでした。

⑥ホルモン測定×2回

きちんと排卵しているかどうかを確認する血液検査です。月経時と高温期それぞれ確認するので計2回でようやく結果が分かります。私はこちらも異常が無かったのでサラっと終わりましたが、排卵障害などが見つかった場合には、排卵を促進する注射を打ったり、排卵のタイミングが読めないので排卵診断を定期的に病院でする必要があったりと、かなり妊活のハードルが上がりそうでした。

⑦排卵時期診断(尿中LH測定、粘液検査)

排卵前に、排卵できているかどうかを、超音波検査や尿検査などを通して確認しました。私は生理周期が安定しており、予想していた通りのタイミングに排卵ができていたので、ひと月で検査が済みました。

⑧クラミジア検査

過去に性感染症に罹っていないかを確認する血液検査です。AIチェックでは過去のことまでは分からないそうで、追加で受けました。こちらも異常なしでしたが、もし感染していた場合は、まずは薬で治療が必要みたいです。

⑨ヒューナーテスト<再検査予定>

さて、ここで初めて、検査で「不良」の文字を見ました。ヒューナーテストは、精子がしっかりと膣内に入っているかを確認するものです。指定された時間に性交渉を行い、膣内から精子を取り出し顕微鏡で確認します。精度があまり高くないとは言われているそう(なので2回ほど受けるものらしいの)ですが、運動している精子が0だった場合には、女性の体内に抗精子抗体が存在していて侵入を阻害していたり、男性が無精子症になっていたりと、女性も男性もそれぞれに色々な原因があり、場合によってはかなり妊活が難航します。私たちの場合、2~3匹しか見つけられなかったため、再検査をしても同様だった場合は、人工授精に進む必要が出てきそうです。

あともう少し

そんなこんなで、残すところわずか。後少しでファーストステップが終わりそうですが、ここからが、ザ・不妊治療、というフェーズだなと感じています。これから一喜一憂が激しくなるのだろうな、辛い治療も始まるのだろうな、と思いつつ、初めての経験のうちは、楽しんでいけたらという気持ちでいます。9月の終わりごろには、これらの検査が終了して、またいつ生理が来るだろうか?と、ドキドキしているのだろうと思いますが、体温が下がった頃にでも、ご褒美として記事にまとめたいと思います。

卵管造影検査
⑪ヒューナーテスト<再検査>
⑫精液検査<再検査>

今度こそと気負い過ぎず、妊娠しなかったらしなかったからこそできることを考える、というスタンスで、気長に取り組めますように。

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