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播磨陰陽師の独り言・第二百五十三話「馬に乗りたくなったなぁ」
最近、オンデマンドで『群青のファンファーレ』と言うアニメがはじまりました。元アイドルが競馬学校に入るお話です。
馬は好きです。以前、足が折れる前は、博多の乗馬クラブに通っていました。自前の鞍も持っています。今では筋力が落ちたので、鞍を馬の背には乗せられませんが、また、馬に乗りたくなりました。
私は目が悪いので、車やバイクを運転すると事故死する確率が上がります。しかし、何かに乗りたい訳です。馬なら、乗った気分で、しかも馬が適切に判断してくれるので安全です。もちろん、馬と仲良くなっておく必要はありますが、信頼出来る友となります。
馬は大きな生き物ですが、サイズは別にして、性格的にはウサギのような生き物です。草しか食べませんので、草食獣の性格をおびています。
時々、
——ウサギと馬くらいじゃないのかなぁ、あんなに臆病で人懐っこい生き物は……。
と思います。
性格的に合うからか、ウサギも馬も、たいそう、好きです。本当は、自宅で馬を飼いたかったのですが、さすがに放牧するほど自宅は広くありません。ウサギを飼うくらいが、分相応と言うものです。チャンスがあれば、馬主のサブスクリプション・サービスもありますので、そちらで満足したいものです。
世の中の競馬から引退した馬の多くは、殺処分されるか、乗馬クラブで生きることになります。乗馬クラブが繁盛すれば、余生を生きられる馬が増える訳です。
殺処分される馬は、馬肉ソーセージになったり、何かの餌にされます。動物園の獣の餌になる場合が多いそうです。外国では馬は食べないのに、盗まれた馬がソーセージに紛れて売られているそうです。しかし、このことは動物愛護団体も知らぬ顔をして、騒ぎません。
「馬や牛を殺すな」と叫んでも、誰も寄付をしてくれないと言うのが、騒がない理由だそうです。同じ生き物なのに、ひどい差別だと思いますが、西洋人の動物愛護とはそう言うものなのかも知れません。
ちなみにアニメ『群青のファンファーレ』はAmazonプライム・ビデオで配信中です。
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