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播磨陰陽師の独り言・第533話「炭酸飲料の味」
日本はどこでも自販機があって便利だなぁと思います。これが外国を旅行している時は、自販機を見た記憶があまりありません。
はじめてアメリカへ行った時は、ゲームセンターに仕事で行っていたこともあり、室内に自販機がありました。しかし、親切なスタッフが紙コップにコーラをついでくれたので、自販機を使ったことはありませんでした。
スタッフはとても親切でした。親切過ぎて、大きな紙コップに並々とついでくれたのです。しかも、日本にいたら飲まないサイズの紙コップです。そして、ようやく飲み終わったら、また、親切についでくれました。
コーラと言えば、アメリカのレストランで出るコーラは、優に1リットルは入る大きさのガラスのコップになみなみと注《そそ》がれてやって来ます。最初は大き過ぎて何だか分かりませんでした。たくさんの氷がコーラと一緒に入れられていて、常温のコーラが入っているのか、すぐに氷が解けていました。
コーラは好きですが、あまり飲むことはありません。しかし、インドで入院してから、体調が悪くなるとコーラを飲むようになりました。コーラを飲むと体調が良くなるのです。
コーラには様々な思い出があります。一番思い出すのは、真夏に車に乗っていて、汗をかいている時に飲んだコーラです。ジワッと唇に染み込むようなコーラの感覚をリアルに思い出せます。
年に数本のコーラしか飲みませんが、単に炭酸水でもあまり変わりません。コーラと言うより炭酸水が好きなのかも知れません。
ヨーロッパ旅行をした時は、水よりも炭酸水ばかりが売られていて、ミネラルウォーター探しに苦労しました。あの頃は炭酸水とかあまり好きではなかったのです。それが、いつしか炭酸水好きになってしまい、コーラを炭酸水で薄めて飲むようになりました。
そのうち、とうとう炭酸水を作る機械を買いました。この機械は炭酸の濃さを調節出来るので、とても便利です。
炭酸水といえば、東南アジアを旅行した時、スプライトを注文したことがあります。しかし、このスプライト、どうみても偽物な感じでした。しかも、フタには妙な細工があり、適当に炭酸水を詰めてフタをしたんだろうな感満載でした。あの頃、東南アジアは偽物食品が多く、コンビニのような店に行っても、
「あぁ、これって?」
と思うような商品が目立ちました。
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