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播磨陰陽師の独り言・第百十話「続・懐かしのBASIC言語」
ラズベリーパイ用のBASIC言語が発売されています。ラズベリーパイと言うのは、何と5000円のパソコンです。値段や大きさ割に、かなり性能が良く、世界中のパソコン好きな人達の間で流行っています。
最近、にわかに注目されている人工知能の開発にも、このラズベリーパイが活躍しています。
基本的にはLinuxと言うOSで動くパソコンですので、少し知識と慣れが必要です。しかし、慣れてしまえば快適に使えます。
Windows専用のアプリは使えません。ワードやエクセルのファイルを読み書き出来るアプリがあるので仕事に使うにも問題ありません。
そのラズベリーパイに、とうとうBASIC言語が発売されたのです。しかも、高速な、そして高機能なBASIC言語になっています。
説明書を読む限り驚くほどの高性能ぶりです。この仕様だと、ゲームはもちろんのこと、音楽制作ツールや、人工知能も……さらに、ロボットにまで対応するプログラムをBASIC言語で作ることが出来るようです。まさしく夢のようなコンピュータです。
パソコンを使う人々の多くはWindowsのみを使っているようです。デザイン関係の人の多くはMacを使っています。第3の選択としてLinuxもありかと思います。
実際、すでにヨーロッパではWindowsを辞めてLinuxを使う企業や公的機関が多くなってきています。増えている理由はWindowsに比べてコストが掛らないからです。
何年か前の誕生日にラズベリーパイをもらいました。その頃からラズベリーパイやLinux関連の雑誌を読んでいます。
最近のものには、付録に〈人工知能開発ツールキット〉なる物が付いていて、まったく驚く限りです。パソコンを使って何か作りたい人は、ラズベリーパイとBASIC組み合わせもありかも知れません。
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