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嫌いな人

大人になったなあと思う瞬間はいくつかあると思う。
初めてお給料を貰った時。
車を買った時。
お酒が飲めるようになった時。
揚げ物が胃に厳しいと感じるようになった時。
ポジティブな意味でもネガティブな意味でも、大人になったと思う瞬間は人それぞれ様々なタイミングであると思う。
どうしても嫌いな人となんとか付き合っていかなくてはならなくなった時。
これはいささか悲しい瞬間ではあると思うが、そういった苦手から逃げられない時、仕事だから、付き合いだから、ある程度諦めざる得なくて仕方がないと思うしかない時、また大人になったなあと思うことができるのでは無いだろうか。
どのようにして嫌いな人と付き合っていくのか。
可能な限り会話や一緒にいる時間を減らすこともひとつ大切だろう。
最低限のラインを守って、挨拶や仕事上のやり取り以外は会話をしない、眼中にいれないと言うことも大切かもしれない。
また、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとはよく言ったもので、1度なにかその人のことが嫌いになると、大抵の場合その人が何をしても嫌いだ、憎たらしい、鬱陶しいと思うようになるだろう。
筆者はそう思うタイプである。
同じことを家族や友人がしてもなんとも思わなくてもその人が嫌いだからその行動が、言葉が大嫌いだということは多々ある。
よって、なるべく考えないこと、嫌いなことや嫌いな人に費やす時間もエネルギーも勿体ないのである。
出来るだけ好きなことを、好きな食べ物、飲み物を、好きな本や人や趣味のことで頭をいっぱいにして嫌いな人のことを考える余裕をいかに無くさせられるかが鍵となってくるだろう。

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