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雨はハゲるってさ

中学生くらいだったかな。

フロンガスでオゾン層が破壊されてさ、雨が酸性雨になってさ、その雨にあたるとハゲるって生徒の間で都市伝説の様に広まってた。
雨に打たれるのが好きだった私は、雨粒見ながら『あゝ。私は、はげるのか』ってしんみり思った記憶がある。
今の子ならグッグって真意を調べるんだろうけど、当時はテレビとかラジオとか新聞とか雑誌とかしか情報源なんてなくて、真意なんかさっぱりだったけど。
今でも1人の時に雨が降ると、たまーに、その話しを友達としていた当時の風景を思いだすんだよね。

この年になってまで鮮明に思い出すなんで、相当に『ハゲる』ってワードが猛烈に強烈だったんだと今更に思う。

今日も雨だねぇ。

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