安定は衰退の始まり

3年ほどお勤めした職場を異動する事になった。
一応東京なんだけど喉かな地区で満員電車とも無縁の生活を送れた。
職場の先輩達はそれぞれ自分達の趣味を謳歌して人生を楽しみ、程よく職場の人達に無関心なのがとても居心地良かった。
それでも私がいきなり入院したり家族が大変な時も程よく気遣ってくれた。
その前の職場が暗い表情の人達に囲まれてパワハラを受けていたので、それなりに幸せに生きている人達と接しているのはとても居心地よかった。
コロナ禍で私はすっかり引きこもりになって色んな人間関係を失ったけど、先輩達が幸せそうに舞台やコンサート、飲み会に旅行の話を聞くのは楽しかった。私もその楽しさを思い浮かべてながら心馳せてみた。

今度行く職場は忙しいし多分厳しい。
でもきっと学べる事が沢山あるはず。人生折り返して体力無いくせに、まだ挑戦しようという好奇心が自分の中にあるのは自分でも意外だった。

『安定は衰退の始まり』

誰から聞いたんだっけ？
でも移り変わり激しい世の中、その通りだと思う。
まだまだ変われるか？それとも次の職場へばってしまうか？
ちゃんと作家活動も続けられるか？
どうなるかは分からないけど、自分が楽しいと思う方に進んでみよう。

もう少しで縁遠くなるこの土地でちょっと居心地良いカフェに久しぶりに立ち寄る。
以前はぐったりしながらこのカフェのnoteを書いたが、今の私は仕事終わりでも程よく元気だ。

こんな風に思える様に少し健康になれたのは、優しい土地と先輩方のお陰だ。

本当にありがとうございます。