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映画ホイットニー・ヒューストン I WANNADANCE WITH SOMEBODY』感想

ホイットニーヒューストン死亡のニュースは、衝撃的だった。
2012年.2月11日
グラミー賞前夜祭でのパフォーマンス
ビバリーヒルズホテル と
コカイン中毒で溺死

この言葉ほどアンマッチな単語は、ない!と思っていた。この映画を観るまでは。


ホイットニー.ヒューストンがブラックミュージックの人たちからホワイティーと呼ばれて叩かれていた時期があったのもこの映画を見て初めて知った。
ホイットニーがあまり黒人音楽っぽくなかったから、私は、ホイットニーの音楽が好きだった。

強烈なスポットライトが当たるとどうしてもその後ろに深くて暗い影が出来てしまう。
スポットライトが当たっている本人は、眩しく周りが見えず、たった一人だけで舞台に立つ孤独を感じるのかもしれない。

ホイットニーの夫のボビーブラウンは、
ホイットニーが死んでしまってからは、その死の原因の全てがボビーブラウンにあるように報道されていたけどこの映画では、少しマイルドに描かれていた。
ホイットニーは、トップスターだからこその苦悩を唯一同じ立場のボビーブラウンだけが共鳴していると彼女自身が感じていたようにに、ボビーブラウンもそう思っていたのではないだろうか。周りには、理解し難いけど。

支配的な父親が娘のTHE VOICEを自分の自己顕示欲と欲望のために使い、ホイットニー本人の切実な声が聞こえないのが切ない。
子供を自分の所有物のように思っている。
毒親の残念さを痛感する。

全編通してホイットニーの歌声は、ほぼ全てホイットニーヒューストンの本人の歌声なので
臨場感あふれるライブ空間にいるような気持ちになった。
特に最後のライブは、主演のナオミ、マッキーとホイットニーを合成してるのか?⁇
時々ホイットニーのライブを入れ込んでる?⁇ほらこの後ろ姿の時とか?⁇
と思うくらいナオミ.アッキーがホイットニー本人に見えてしまう。
ホイットニーの歌声を満喫出来た。


ほんでもって
私の脳は、常に大野智さんの事を考えてしまう回路が付いているので
嵐は、10周年前からトップアイドルになって約10年間、大ちゃん一人じゃなくて嵐5人がいて本当に良かったと映画観ながら思っていた。
自分一人じゃない心強さは、
自分一人じゃない煩わしさを差し引いてもあまりある心の支えだったんだろうなと想う。
ジャニーさんがまだまだ若い男の子達をグループで芸能界に送り出す意味や事務所全体の後輩、先輩の仲間意識とか....
タレントさんみんな一人じゃないと思える心の支えを大事にするのは、
野球好きなのジャニーさんならでは、発想なのかも。

大ちゃんは、この映画を観ただろうか。
観たんじゃないだろうか。
観たとしたら何を想ったのだろう。。。

私は、
 The music never ends 
だと改めて思った。
 

追伸
あっボビーブラウン、ね。
ホイットニーが亡くなって、数年後、ホイットニーとボビーブラウンの娘であるクリスティーナブラウンも薬物中毒で溺死しているから、ただのクズ野郎なのかもしれないけど...

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