フィンランド留学と人生の目的 〜トビタテ留学計画を添えて〜

noteなんて面倒くさいから書かないと言っていたけど、留学開始から4ヶ月経ち、急に色々アウトプットしたくなったので書きます。笑
自分のための記録用でもあり、ほぼ殴り書きですが(？)興味のある方は読んでみてください。

私の留学の目的はこれです。今回の留学にあたって、トビタテ!留学JAPANというプログラムに参加しているのですが、その選考で使ったスライドをそのまま載せます。留学の目的、というよりは、人生の目的でもありますね。

「超スマート社会」という言葉は、大学生の時に卒論に取り組む際に知ったのですが、定義された意味を知って、私の望む社会と一致してる！！と思いました。

私は日本のジェンダー格差やセクシュアルマイノリティに対する扱いにうんざりしてきました。セクシュアリティによって得られる権利が変わるのもおかしいし、日本は特定のセクシュアリティに対して求める像や固定観念が強すぎます。

また、世界を見渡すと、生まれた国や地域、環境によって、私が当たり前に得られていることを得られない人々が大勢います。生まれた環境により教育を受けられない人々、住処が戦場になってしまった人々、情報が制限され、外の世界を知ることができない人々。。。自分がそんな地域、環境で生まれたら世界を恨むだろうし、助けが必要な人々がいるのに、のうのうと生きている自分に罪悪感を抱いてしまいます。

日本の労働生産性の低さも課題に感じてきました。長時間働いている人が多いのに、給料は低いですよね。それが当たり前、みたいになっているけど、私はこんな労働環境に満足できません。みんなもっとお金をもらって、もっと休暇を取るべきです。あと、日本の年齢とか役職による上下関係とか、忖度とかって何なんですかね？必要ありますか？人間の間に力関係が存在することによって間違ったことが起きることがよくある気がします。

何だか私は世の中に対して文句たっぷりなクレーマーみたいですね。でも人間の皆さん、人類はいつか滅びるのに、こんな世界のまま終わらせていいと思いますか？私は嫌です。こんなに素晴らしい頭脳があって、独創性があって、感受性が豊かな生き物なんて私たち人間だけかもしれないのに、お互いが殺し合う世界、一部の人の不幸や苦しみの上で成り立つ幸福なんて嫌です。全員が幸せになれる世界を諦めたくないです。

私の留学計画について、書くのは面倒くさいので、トビタテの選考で使ったスライドを全部載せておきます。(留学前の今年5月に作ったものです！)簡潔に言うと、超スマート社会をいち早く実現したい、特に、自分の生まれ育った日本をまずは何とかしたいけど、世界の現状を全然知らないし、効果的な解決策も出てこない。だから世界一幸福な国、LGBTQ+フレンドリーな国、IT先進国と言われるフィンランドに行ってみよう、ということです。(単純ですね😇)

自分が理系大学院生であることを活かして、トビタテはSTEAMコースに応募したので、留学計画の①は研究内容を無理やりこじつけた感がありますが。。。
また、大学の研究留学のプログラムも利用していたり、留学先の研究グループへPh.d進学を考えていたりするので、現地では研究活動を優先的に行なっています。

留学を開始して4か月経ちましたが、新たな発見や考えがたくさんあるので、これから少しずつアウトプットしていけたらなと思います。