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初めて介護のプロと繋がった日

人間は誰でも老いるのはわかってました
でも親はいつまでも元気でいてくれる存在だと思っていたんです

実家は全てが昭和
二層式洗濯機にお風呂も深い
腰痛の母はお風呂に入るのが大変だし怖いと
いつもぼやいてました

父がまだ元気だった頃
母から電話が
介護認定が要介護だというんです

ネットで調べてみた
母、要介護って大変な状態なんだろうか

父が病院に勧められて母の介護認定を取ったようです
父にいろいろ聞いたけど
いまいちよくわかってない
ただ包括センターという場所が関係しているらしい

この話し
へーそうなんだで終わらしたらダメだと感じ
すぐに包括センターに電話したんです

担当の方が電話で母は要支援であること
お風呂に手すりとか安価でつけられる事を教えてもらったんです

そこで今度、私が包括センターにいくので
いろいろ相談に乗って欲しいと話したら
実家に来てくれるというんです

ありがたい

でも頑固な父に許可を取らないと

電話で父に包括センターの方が来てくれると話したら

その必要はないと速攻拒否

やっぱりな

でもこれは絶対に、ああそうですかで終わらせてはいけないと
その時、強く感じたんです

そこで私が担当の方にご挨拶がしたい
いろいろ教えて欲しいだけだよ
実家に来て話しをするだけと説得

何をするつもりだと父

何度もご挨拶するだけだよと

介護認定など何もわからないからプロの方に教えてもらいたい
絶対に何もしないと何度も電話で話したんです

ただ話しを聞くだけだねと父に念を押され
やっと許可が出ました

土曜日にしたのは、夫も一緒に行ってくれるから

外面はすごく良い父なので
夫が一緒の方が良いと思ったんです

私の本心
絶対に、お風呂などに手すりをつけたい
歩くのが大変な母の手押し車をレンタルしたい

夫と包括センターの方と一緒に父を説得しようと思ったんです

我が家は、父がダメと言ったらおしまい

当日

夫と実家に行き
包括センターの方を待ちます

続きます

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