アンプにするか、マルチエフェクターにするかという話
エレキギターの音を出すために
最初に
エレキギターは、単独で弾くとあまり大きな音は出ません💦
しかも、「エレキギター」と聞いて思い浮かぶ「エレキギターらしい音」は全く出ません🤯
エレキギターは、ちゃんとした音を出すための機材が必ず必要になってきます。
今回は、その「音を出す機材」の選び方について考えていきます。
アンプ
一般的には、ギターはアンプに繋いで音を出します。
初心者セットを買った場合、ほぼ確実に付いてきますし、セットで購入しない場合でも、ある程度の音量を出せる環境なのであれば買うことを検討すると思います。
初心者セットに付属してくるアンプのメリットを考えるとすると、「できることが少ない」ことでしょうか。
一見、デメリットのように思えますが、初心者のうちはギターの弾き方を覚えるので精一杯で、音作りまでは気が回らないのではないかと思います。
音作りの幅が狭いことによって、ギターの練習に集中しやすくなるかもしれません。
2万円~3万円近いセットになってくると、アンプも初心者向けとしてはいい感じになっているように見えます。
ギターとアンプを別々に購入する場合、選択肢が広がります。
初心者セットについてくる価格帯のアンプを選ぶ人もいると思いますし、ある程度は出せるという人もいると思います。
スタジオに置いてあるような100Wクラスのアンプを選ぶということはないと思いますが🤣
アンプにいろいろなエフェクターを内蔵するような感じで、多彩な音作りのできるアンプも2万円台からあります🥳
メンテナンス関連は置いておいて、「ギター」「シールド」「アンプ」だけで音作りを完結させられるかもしれません。
ただ、ここで気を付けたいのは、「家で」練習するときの音作りであるということですね。
スタジオに集まって練習することになった場合、置いてあるアンプはエフェクター入りではないことが多いと思います。
かといって、家のアンプを持っていくのも大変でしょうし、持って行っても必要な音量が出るとも限りません(自宅アンプは小さめのものが多いので)🥹
外に持ち出すことがなく、ある程度の音量が出せる場合は良いアンプを探してみるのがよいと思います。
マルチエフェクター
エフェクターというのは、ギターの音に何らかの効果を加えるものです。
音を歪(ひず)ませたり、残響を足したりといろいろなエフェクターがあります。
マルチエフェクターは、それらのエフェクター機能を一台に搭載したものです。
さらに、アンプシミュレーターといって、有名なアンプの音を再現した機能がついているものも多くあります。
安いものだと1万円くらいからあります。
ただし、マルチエフェクター自体にはスピーカーがありません。
アンプやスピーカー、ヘッドホンに接続して音を出します。
自宅で練習する際、あまり大きな音を出せない環境なのであれば、「ギター」「シールド」「マルチエフェクター」「ヘッドホン」という接続方法で練習することが可能です。
マルチエフェクターを使用するメリットとしては、「プリセット」と言ってメーカーが作ったおすすめ設定が最初から入っていることです🥳
「どんなエフェクターをどのように繋ぐと思った音が出るか分からない」という状況でも、プリセットを探していくと「想像していたのに近い音」が見つかることがあります。
また、スタジオ練習でも、設置されているアンプにつなぐことで、ある程度は家で練習している音に近い状況で演奏できます。
(アンプの特色や、相性などもあるので調整は必要だと思いますが)
(あと、ギター→エフェクター→アンプとつなぐので、シールドは2本必要になります)
デメリットがあるとすると、家で練習しているときは自分しかその音を聞けないということでしょうか。
アンプ+エフェクター(含マルチエフェクター)
アンプでの音作り+エフェクターの音作りを組み合わせると、家での練習もスタジオでの練習も対応しやすくなります。
アンプで練習していく中で、必要になったエフェクターを別途購入して足していくか、
マルチエフェクターを買ってヘッドホンで練習し、アンプを買い足して音を出せる環境を作るか、
どちらも良いと思います。
まとめ
エレキギターの音を出すために最初に用意したいもの
今回の記事は、ギターを始めるときに必ずしもアンプが必須というわけではなく、マルチエフェクターがあれば対応できることもあるということを伝えたくて書きました。
もし、あなたがエレキギターを始めようとしていて、少しでも参考になったなら幸いです。