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【昔話4】高校生、初めてのギター友達が出来る

下の記事の続きです。

今回の目次

前回までのあらすじ

勢いで始めたギターが意外と続き、エフェクターまで手に入れた!
スーパーギタリスト(気分)になったのであった。

初めてのギター友達が出来た!

季節は流れ、高校3年生になりました。
ある日、クラスが分かれてしまった友人と久しぶりに話す機会がありました。
新しいクラスのことを話したりしていたのですが、その友人からこんなことを言われました。
「ギターを始めたって前に聞いたけど、今も続けてる?」

「おう、続けてるよ!」
「ちょうどよかった。今年の学祭、バンドを組んでライブしようと思うんだけど、一緒にやんない?」
「いいよ!何をやるかは決めてあんの?」
「hideのコピーバンドをやろうと思ってるんだ。一人、ギターを弾けるやつに声をかけたんだけど、もう一人ギターが必要だって言われてさ。」
「え、もうメンバー決まってんの?」
「ボーカルが俺で、ベースが若林、ドラムが松田、一人目のギターが矢口で話を進めてる。」(全員仮名です)
「マジで?!」

矢口のことは知っていました。
深く交流したことはないのですが、面白いヤツだということは知っていました。

2年生の時の修学旅行。親からもらったお土産用の小遣いと自分の貯金すべてを持ち出し、自由行動の時間にギターショップへ行き、フェンダーのストラトキャスターを買ってきたというぶっ飛んだエピソードがある人間でした。

後日、メンバーで顔合わせをしました。
(といっても、矢口以外は元から友人だったので、実質的には矢口との顔合わせのようなものですが)

その頃、自分のギタリストとしての成長速度はなかなかのものだと思っていました。
矢口の方が半年ほど早くギターを始めていましたが、いい勝負(?)が出来るだろうと、根拠のない自信を持っていたのです。

しかし、その自信は一瞬で砕かれました。

矢口が試しに弾いてくれたフレーズ。
それは「Mr.Big」というバンドの、「Green-Tinted Sixties Mind」という曲のイントロでした。

『え、何それ?そんなの、俺は弾けないけど』
『ちゃんと練習してたら、こんなフレーズが当たり前に弾けるようになるの?』
『よし、弾き方を教えてもらおう!』

プライドを砕かれるのが早ければ、立ち直るのも早い!
早速、フレーズの弾き方を教えてもらい、それから毎日練習するのでした。

次回へ続く

終わりに

ギターの上達には、根拠のない自信って必要ですよね!
人と比較すると全然ダメでも、練習中、演奏中は自分は世界一のギタリストでした🥳

今回も読んでいただいてありがとうございました!
次回も読んでいただけると嬉しいです😄

↓続きを書きました🥳

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