【昔話7】ついに学校祭!ライブデビュー!
下の記事の続きです。
今回の目次
前回までのあらすじ
スタジオ練習を繰り返す中、徐々に形になってくる曲もあれば、なかなか合わない曲もあったものの、バンド内の雰囲気は良かったので『まぁ、なんとかなるだろ🥳』と気楽に考えるのであった。
ついに学校祭!
ギリギリまで時間を見つけてスタジオ入りし、練習を繰り返しました。
合わなかった曲も、それなりに聞ける形になりました😄
そしてついに迎えた本番当日。
私たちのバンドは初日のトップバッターでした。
出演順と逆順で簡単なリハーサル(機材のセッティング確認程度の内容でした。)を行い、演奏時間が来るのを待ちました。
時間が早かったためほとんど客の入りはなく、次のバンドやその友人しかいないような状況だったので、緊張せずに本番に望むことが出来ました。
曲順は「ピンクスパイダー」「ROCKET DIVE」「TELL ME」「ever free」「MISERY」という流れでした。
これは、チューニングの違いが大きく影響しています。
ギターやベースは、「この弦はこの音に合わせる」という基本のルールがあります。
それに合わせてチューニングするのを「レギュラーチューニング」と呼びます。
そのルールから外れたチューニングをまとめて「変則チューニング」と呼び、「半音下げ」「ドロップD」「オープンG」など、様々なチューニングがあります。
今回の選曲では、「ピンクスパイダー」と「ROCKET DIVE」はドロップD、他の3曲は半音下げでした。
チューニングの種類が同じ曲をグループにしておかないと、チューニングにかかる時間が長くなってしまうのです。
今回の曲順であれば、最初はドロップDチューニングにしておき、「TELL ME」に入るときに半音下げチューニングに変更、後は演奏で微妙にチューニングがずれてしまうのを曲間にサッとそろえれば良いので、幾分楽です。
ただ、私のギターはフロイドローズのロック式トレモロ搭載ギター。
演奏中の微妙な音の狂いはファインチューナーという装置ですぐに直せるのですが、チューニングの種類を変えるのはかなり手間がかかります。
具体的には【昔話1】の記事でも書いたのですが、
六角レンチでネック側にあるナットのロックを外す
6弦から1弦に向かってチューニング
1弦のチューニングが終わると6弦の音が下がっているので、再度6弦から1弦に向かってチューニング
それを繰り返し、全体の音が合ったらナットをロック
そこで微妙にチューニングがずれるので、ファインチューナーで微調整
という作業を曲の間に急いで行う必要があるのです。
そういった理由で、自分の中で一番の山場は「ROCKET DIVE」と「TELL ME」の間のMCの時間でした🤣
その山場も乗り越え、ギリギリまでうまく合わなかった「MISERY」も満足のいく演奏になり、気持ちよく演奏本番を終えたのでした☺️
終わりに
実際のところ、演奏テクニックや音作りも全然未熟ですし、初めての会場、初めての機材で各楽器の音量バランスなども微妙だっただろうと思います。
それでも、仲の良い友人たちと時間をかけて作り上げた30分間のライブは、自分にとって大切な思い出になりました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
楽しんでいただけたら、次回もまた読んでいただけると嬉しいです☺️
↓続きを書きました🥳
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