人生で1番痛かった半月
2022/3/28 0:55に119で救急車を呼んでもらった。
娘の寝かしつけが終わった直後の21:30から背中が痛く、肩こりか腰痛と思いマッサージクッションを使ったが効果が無く、痛みは増す一方だった。
両脇腹から背中半分から上にかけてと、みぞおちが抜けるように痛く、息するのも痛くて冷や汗が止まらなかった。
救急車に乗り、吐き気が堪えられず嘔吐。したら痛みが収まった。
あっ、痛くなくなったから帰ります…とは言えず、大きい病院に搬送された。
CTを取った結果、胆石があると言われた。初耳だった。
因みに点滴のルート取るのに3回失敗された。憔悴してる奴を新人の練習台にするな。
翌日に系列の消化器外科に行くよう指示され行ったが、あまりに酷い医者だったので
予約させられた超音波検査を帰りにキャンセルし、診察券は切り刻んで捨てた。一昨日レビューも書いておいた。
4/2に評判の良い消化器内科を受診したところ、CT画像と症状の聞き取りで《慢性胆嚢炎》の可能性があると言われた。
発作が出ているし、石も確認できているからなるべく早く超音波検査をした方が良いと言われ、4/8にした。
結果はやはり慢性胆嚢炎で、胆嚢の壁が炎症を繰り返してかなり厚くなっているとのことだった。
あらかじめ伝えていたかかりつけの大学病院へ紹介状を書いて貰い、なるべく早く受診するよう言われ、5/2に行く予定だった。
4/14
発作から約2週間何事も無く過ごし、昼に友達とアフタヌーンティーをシバき、夕飯を食べて娘の寝かしつけ中、よく知ってる二度と起きてほしくなかった痛みが来た。
ギリギリ寝てくれたので、転がるようにリビングに行き旦那に救急車を呼んで貰った。
前回の病院は嫌だと訴え、別の病院に搬送される。
痛み止めの点滴を打たれ、造影剤を使ってCTを撮り、追加の紹介状を貰った。
流石に紹介状ポイントが2貯まったので、大人しく翌日にかかりつけを受診することにした。
この時も痛みが少しあり、みぞおち辺りに違和感があった。
4/15
朝から初診外来で受診。いろいろ検査やらしたら16:00までかかった。
4/28に手術の予定を入れ、4/22に手術前検査の予定だった。
前日の発作で夕飯を嘔吐して以降なにも食べていなかったのもあり、夕飯前にたこ焼きを買って食べた。
19:30にまた発作の疝痛。日中受診した際に、次に発作が起きたらかかりつけに搬送してもらうよう言われていたので、電話しながら入院の用意をし、救急車が来るまでの間に大まか終わらせた。痛みには波があり、大波が来るまでは動けることはわかっていたので、用意が終わった瞬間玄関でうずくまって動けなくなった。
かかりつけ病院を伝え、搬送して欲しいと言うも、県を跨ぐためホットラインが分からず、私がかなり痛がるので一旦前日に搬送された病院に行くことになった。
痛みのレベルが10までだとすると、11くらいの痛みで
今まで唸るくらいだったのが痛い痛いと叫ぶくらいだった。その瞬間吐き気がきて嘔吐したら収まった。瞬間最大風速。
結局痛み止めの点滴されて転送されず帰らされた。
4/16
朝に寿司を食べたところ8:00に発作の疝痛が起きる。たまたま旦那がかかりつけ近くに娘と行く予定があったので車で病院に向かう。
緊急外来を受診すると、昨日ぶりの担当医がたまたま居たためスムーズに手術の流れになる。
目眩と吐き気と疝痛に苦しみながら、いろんな同意書に名前を書いていく。
MRIを撮る話になったが、バルーンが入ってるため断念。緊急入院し、造影剤を使ったCTを撮ることになった。
一旦病室で造影剤点滴をしてからCTを撮り、手術室が空き次第腹腔鏡手術で胆嚢摘出になった。
18:30から手術が決まる。
車椅子に乗せられて手術室まで移動。26年ぶりの全身麻酔にワクワクしてる緊張感の無い患者だった。
21:01 覚醒。手術は20:16に終わっていたけど、経過観察もあってか手術室のまんまだった。
起きた瞬間「腹めちゃくちゃ痛え」って思った。
多分ベッドに移されてそのまま病室へ。
各所にLINE送ったりTwitterして紛らわしてた。
当然痛みで寝れず、横になれないのでベッドの頭を上げて座るように過ごしてた。
痛み止めの点滴でどうにかやり過ごす。
4/17
朝から採血をして、昼前に動いて良いと言われたので尿道カテーテルを抜管。点滴カラカラに縋りつくように歩きながらトイレに行く。因みにトイレから1番遠い病室だった。
昼食は普通にだったけど、無味五分粥の刑に処されてた。
相変わらず腹が痛いので座ったまま過ごした。尻痛かった。
旦那が頼んでた荷物をキャリーケースに詰めて持ってきてくれた😭😭圧倒的感謝ァ
4/18
採血なし。点滴も無くなって無罪放免されたと思いきや、無味五分粥の刑は続く。
担当医が「経過も順調だし、明日退院しましょうか!」と言ってくる。子供が小さいからなる早退院を希望したが早過ぎて不安になる。点滴カラカラを卒業し、歩く練習をする。
夜はやっとちゃんと寝れた。
4/19
退院の朝。採血後ゴソゴソと荷物を整理し、顔面工事して朝食。勿論無味五分粥。
朝食中に地震があったけど、気にせず桃食べてた。
着替えていつでも退院できるように待機。
担当医が来て、手術中に胆嚢の中の泥が落ちて詰まり、肝臓の数値がやや悪と言われる。対処できる薬が不整脈と相性悪く、様子見して4/25に再度外来受診となる。
10:26釈放。旦那と母と合流していろいろあって解散。帰宅。
3日ぶりに娘に会ったら「ままっ!!」って言って抱きついてくれました。我慢させちゃったねぇ。
胆石の原因はよく分からないとのこと。
女性が多かったり、経産婦が多かったり、30代でもなったり、食生活や喫煙やら要因はあれど、誰でもなり得ると。
今は脂質控えてます。一応。
入院中隣のおばちゃんと仲良くなったのはおもろかった。
慢性胆嚢炎って、慢性なのに分からないもんなの?と思われますが、心当たりはありました。
満腹になるまで食べた後(主に夕食)、たまに胃が締め付けられるような痛みがあり「あーー急にご飯食べたから胃がびっくりして痛い。」と言ってました。実際そう思ってた。
これ多分胆嚢炎で炎症してたんだよね。アホです。
手術する前のメンタルとしては、この痛みから開放されるなら早く(胆嚢)取ってくれ!!でした。
実際手術後は傷とか諸々の総合した腹部の痛みに1本化されたし、日毎に痛みが引いていくので耐えられた。
今までの手術やら事故怪我諸々で、痛みに強い自負はあったけど規格外の痛さだった。和痛だったけど出産越えた。マジで痛い。のたうち回ることもできない。
胆嚢の泥と書きましたが、泥→砂→石へジョブチェンジするらしい。いや泥も居たんかい。
胆嚢無くて大丈夫かって言うと大丈夫だから取ってる。私の胆嚢は機能してない上に、食べ物に反応して疝痛を起こす害悪胆嚢だったのでさっさと取られました。
薬は2週間分、胆汁を促す薬と鎮痛剤と胃を保護する薬。カロナールは卒業した。
痛みは肋骨の内側を拳でグリグリされるような感じ。傷は痛痒い。
その後
4/23
ディズニーランド散歩
マジで散歩レベル。乗ったアトラクションはジャングルクルーズのみ。でも楽しかった。
ベビーカーを支えに歩いてたけど、持ち込めないトムソーヤ島だけは杖で過ごした。
4/25
採血と超音波検査と問診。
悪くなってた肝臓の数値はマシになってたけど正常値ではなかったので、2ヶ月後にまた経過観察で行くことになりました。
取り敢えず今ある薬飲み切ったら解放される!
最後に問診の時に撮らせて貰った胆嚢の開き載せるけど、苦手な人は見ないでね。
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