ウェルビーイングなクリニックの未来とは⁉️
◆実験の目的と背景
この実験をやってみようと思ったきっかけは、クリニック来訪者向けのモバイルアメニティーとしてのウェアラブルディスプレイの可能性を探ってみたいと考えた為です。
私は、生き方が充実すれば、働き方は自然と質とその生産性はあがると考えています。未病・予防治療を行うクリニックの理事をしている私にとって、ウェルビーイングな生き方・働き方は、まさにセンテナリアンのルールが大きく元になっています。
センテナリアンのライフスタイルを参考に、100歳時代を自分の足で歩く現役でいられるよう、患者様の身体作りだけではなく、生活習慣、心の状態などを先進的なデバイスで見守りつつメンテナス、ケアができる場づくりを目指しています。
そのために私自身も、仕事だけではなく家族や仲間を大切にする事や、人生をスローダウン、余裕を持てるライフワークバランスを目指しながら、クリニックのサービス開発に従事しています。
Personal Wellness Clinic MARUNOUCHIでは、ビジネスパーソンを中心に、ライフサポート(健康向上)とメディカル(クリニック)の機能を一体化を目指しています。
ライフサポートのためのサービスとしては、低酸素トレーニングやメディテーションブース、クライオバス、メディカルの分野では、副作用がなく科学的に効果の期待できる自費治療や、睡眠深度を測りながら仮眠できるスリープブースなどを実施する計画中です。
また、コンディション維持・向上をサポートするコンシェルジュの設置なども進め、クリニック来訪者の行動変容をメディカルデータやライフデータをベースに、個別のサポートも行ないます。
本クリニック設備やデータを楽しむ技術手段の1つとして、ウェアラブルディスプレイを導入し、ウェルビーイングなクリニックの未来予想図を描けるか実験して見たいと思います!
◆検証したいこと
この実験を通じて明らかにしたいことは、ウェアラブルディスプレイの映像体験が、クリニックでの体験の品質向上に役立つかどうか?
いくつかの仮説シナリオを作り、チームでその実現可能性を考察したいと考えています。
◆活動の概要
まずは実験期間中にクリニックでウェアラブルディスプレイを実際に使いながら、視聴コンテンツによる健康増進の実現可能性を3つ前後の仮説で探ってみたいと考えています!
スマートグラスで映像をエクササイズ中に視聴するなど、考えつく限りのバリエーションで活用を行い、どの方法が最も効果的にリラックスできるかを検証します。
※参加者も募集中です!
①スリープテック✖️グラスでウェルビーイング
スマートグラスで瞑想アイシング⇒シエスタ@スリープラボは有効?!
ウェルネスクリニックで瞑想しながらアイシング後に昼寝をする1週間と昼寝を全くしない1週間をもうけ、心身の状態を比較。睡眠データと所感を記録して議論。
②低酸素運動✖️グラスでウェルビーイング
短時間で高い運動効果が得られる「高地」でのトレーニング環境を再現した低酸素空間でのエクササイズ中に、エクササイズ効果を高める視聴体験(TBD)をグラスで提供。グラスの有無での効果測定を実施。
◆アウトプット・成果
アウトプットは、SNSやnoteでの日々の発信、成果レポートの共有予定です。また、研究員同士で活動や成果をシェアしたり、報告しあったりするウェルネスサロン交流イベントなども検討できたらと考えています。
◆実験の測定方法
映像を見る事で短時間の身体への負荷にどう変化が起きるのか、体感(所感)×各エクササイズで使用する健康指標(TBD)で測定結果を考察したいと思います。
本クリニックでは、姿勢や歩行の評価後に、心臓や脳などいくつかの重要臓器の機能年齢を測定。バイタルデータや睡眠深度などの日々のデータと、月次の血液データ・尿検査等の医療データに基づき、理想の心身の状態を意識し、定期的に健康状態を可視化することで、心身のコンディションを整えるサービスを提供予定です。
このようなバイタルデータなどについても、本実施の効果測定向け健康指標として参考にできないか、検討中です。
◆スケジュール・進め方
~7月:仮説&仲間作り(被験者集め含む)
8~11月:実験&データ収集期間
12月:まとめ&体感トーク会実施