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【断髪小説】1800円カットのお兄さん

割引あり

家の近くにできた美容院。
店の中をのぞくと若いお兄さんが1人でされていた!
私は美容院とかが苦手…
待ち時間に話しされるのがしんどくなる。

口コミを見ると…
スピーディーで余計なことはされずなど
可もなく不可もなくって感じ

行ってみよかな…

あ、今日空いてる! 

18時で予約しようっと

オケー!

17時45分
そろそろ家でようっと…

もう着いちゃったな…早いけどまあ入ってみるか!

お客さん「めちゃ速いのにカットうまいねー」

美容師「ありがとうございます。1人でやってるのでこれくらいでやらないとダメなんですよ」

お客さん「こっちも助かるしまた来るわ」

美容師「ありがとうございます!またお願いします」

美容師「いらっしゃいませ!ご予約の方ですかね?」

○○「はい。そうです」

美容師「どうぞ!」

○○「これここに置いといていいですか?」

美容師「大丈夫ですよ。」

私はカバンを置き、椅子に座る…

美容師「今日はどんな感じで?」

ケープをつけながら…割と早口で話す美容師の勢いに圧倒される…いつも伸びた分くらいを切り
だいたい結べるくらいの長さに切ってもらう
なのに言葉がうまくでてこない!

美容師「ここからあれやったら…」

ケープは手がでないタイプで雑誌を渡されるも下から少しだけ手をだし…緊張からかうまくめくれず
ミニボブのページでとまってしまった

こんな短いのはと…思っているのに…

美容師「あ、この感じですね。了解です!」

髪の毛を濡らし、櫛でとき
ブロッキングしていく…
その手際も速い…

美容師は、椅子に座りワゴンの上にあるバリカンを取り出したことを私は気づかなかった!

ドキドキとか緊張とかする暇もなく…

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